昨日は「第120回 玄米の炊き方秘伝(愛クラス)」を開催しました。
参加者は全員で6名、初受講2名・再受講4名でした。
内訳は、千葉県2名・神奈川県1名・愛知県2名・ニューヨーク1名です。
珍しく京都以西の参加者がおられませんでした。
新人さん2名は、すでに他でマクロビオティックを知っておられたので、玄米ご飯を炊く時の陰陽の説明もすんなり受け入れてもらえたように思います。
しかし、玄米炊飯の基本は、お料理すべてに及ぶ基本でもあることを、どこまで理解していただけたかは未知数ですが、お二人とも幸せコースに通いたいご希望をもっておられたので、これからその基本を確認できることでしょう。
再会を楽しみにしています。
また今回は、お子さんが玄米ご飯を食べてくれなくなったとの理由で再受講という方が多かったです。
玄米ご飯の炊きあがりが以前と違うことに、お子さんが反応したためですね。
お子さんの感性は本当に素晴らしいですよね〜。
大人のように錆びついていないからです。
というわけで、お子さんが玄米ご飯を食べてくれないとお嘆きの方は、その玄米ご飯はまずいのだと理解しましょう。
素直に「まずい玄米ご飯を食べさせようとしてごめん、ちゃんと美味しい玄米ご飯を炊くね」と言って、お子さんでも喜んで食べてくれる炊きあがりを目指しましょう。
子どもは美味しいものには黙っていても手を出してきますから、腕を上げるしかないのです。
まずい玄米ご飯を無理強いすると、「茶色いご飯はイヤ!」と言って、トラウマになってしまうだけでなく、無理に食べさせると胃腸を傷つけることがありますよ。
よく、不味く炊きあがった玄米ご飯は、カレーやチャーハンにすれば大丈夫なんて声を聞きますが、不味いものは不味いのです。
そんなことをしたら、カレーやチャーハンに失礼です。
そして、健康のためにもならないので、玄米ご飯を食べるならしっかりと美味しく炊き上げましょう。
むそう塾では「白米より美味しいから玄米ご飯を食べる」が合言葉で、みんなでそれを目指しています。
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それから昨日は、マクロビオティックと動物性の関係を体験されたお二人が新人さんだったので、動物性を摂らない時と摂った時の体の変化を話してくださいました。
お二人ともお子さんがいらっしゃるので、授乳時の体験はとても貴重なもので、改めて体の声を大切にしたいと思いました。
マクロビオティックだからといって、動物性排除一辺倒ではなく、男性はもちろん、女性でも動物性が必要になる時があるのだということを、多くのマクロビオティック実践者に気づいてもらいたいです。
マクロビオティックの解釈に疑問が生じたら、ご自分の勘を優先して、体調不良に輪をかけないようにしてほしいなと、つくづく思ったことでした。
授業の雰囲気はこちらからご覧ください。
(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 第119回愛クラス)
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