「美風ゼミ」。
この耳慣れない言葉は、最初「Lilas(りら)マクロビオティック・スクール」のフォローアップ講座として始めたものでした。
お料理だけでなく、マクロビオティックの理論をきちんと理解していただくことと、疑問や悩みを相談したり解決するヒントを得られる場になるようにと思っていました。
特に、ご自分のレベルに合わせて、「腑に落ちる」形でマクロビオティックを納得していただきたかったのです。
そして、それはうまく機能してくれたと思っています。
* * * *
ブログで「Lilas(りら)マクロビオティック・スクール」の告知記事とともに、 「美風ゼミ」の記事を書いていると、読んでくださった方から、「美風ゼミを札幌以外でも開催してほしい」とのご要望をいただくようになりました。
以前から私の頭の中には、「マクロビオティックの駆け込み寺」を作りたいと思っていましたので、この際、札幌の美風ゼミを東京でも開催しようとして「美風ゼミ@東京」を始めたのが2007年9月1日のことでした。
その後、各地からもお声をかけていただき、昨日は二つの「美風ゼミ」の開催地が決まりました。
詳しい日程はこれから決まりますが、11月が札幌・仙台・秋田、来年(2008年)1月が大阪の開催予定になります。
* * * *
ところで、この「美風ゼミ」。
いったい何をするの?
疑問だらけでしょうが、「百聞は一見に如かず」です。
お暇な時に、チョロっとお立ち寄りください。
そして、気楽な感じでマクロビオティックのお話をしましょう。
「美風ゼミ」では何でもアリですが、カリキュラムはありません。
「主役は参加者」です。
参加者の問題意識によって、どんどんお話が展開して行きます。
* * * *
こんな感じで始めた「美風ゼミ」ですが、確実に実現していることがあります。
それは、いわゆる○○派・□□派・△△派というように、マクロビオティックに流派があり、対立するかのように思われていることが、「美風ゼミ」では一切ありません。
むしろ、そんなことは無関係であり、そこにあるのは「ただ一つのマクロビオティック」です。
「マクロビオティックを理解するための場」以外のなにものでもありません。
むしろ、○○派・□□派・△△派というのは、マクロビオティックを理解するための材料でしかありません。
「マクロビオティックは一つ」。
これが私のずっと目指して来たものです。
このことが「美風ゼミ」では日常であり、当然であって、穏やかな雰囲気でお話しをしています。
手前味噌になってしまいますが、これが「美風ゼミ」の一番いいところだと思っています。
こんな雰囲気を作ってくださった参加者の皆さんに、改めて「ありがとうございます」と申し上げます。