マクロビオティックのお話をするために、全国あちらこちらにお伺いしましたが、最近リウマチの人と接することが多くなりました。
外から見るとどこも悪くなさそうなのに、実は・・・・と言ってお話を始められると、リウマチで苦しんでいらっしゃるのです。
中には痛みだけでなく、手の変形を伴ったり、精神的に滅入ってしまい、家族や職場も失う人までいます。
マクロビオティック的にはリウマチの要因と対処法が一応ありますが、果たしてそれが完全なものかどうか。
私には自信がありません。
師から教えられたことを受け売りするのは、あまりにも無責任な気がするからです。
色々私なりに調べていたのですが、先日思いがけないところから、思いがけない本を紹介されました。
私が２年余りの日々通い続けた歯医者さんの先生のご紹介です。
この先生はとても熱心に歯のことを研究されていて、治療に伺うと惜し気もなく専門的知識や情報を教えてくださいます。
・「虫歯から始まる全身の病気」?隠されてきた「歯周病」の実態?
・特定非営利活動法人 恒志会 発行 （ネットでも買えます）
・定価：１，８００円
歯周病菌がリウマチの原因になっていることがあり、その歯を抜くとリウマチが改善した例を写真入りで紹介しています。
本文自体は専門的ですが、重要な内容を知らせるためにこの本が訳されたようです。
安易に歯を抜くことをお勧めするものではありませんが、このような原因もあることを、情報としてお知らせしたいと思いました。
くれぐれも、すぐインプラントに走るのではなく、信頼のおける歯医者さんで一度診ていただくことをお勧めします。
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次の本は１年以上前にご紹介いただいたものですが、マクロビオティックと重なる部分がとても多く、現に桜沢如一先生のお弟子さんだった丸山博（元大阪大学医学部教授）も推薦文を書かれています。
・「食生活と身体の退化」?未開人の食事と近代食・その影響の比較研究?
・ＮＰＯ法人 恒志会 発行
・定価：９，４５０円 送料４５０円
・恒志会のみで販売
こちらは分厚くて学術的な研究書ですが、豊富な写真例を見るだけでも、食の大切さを実感できるでしょう。
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以上の本はとても専門的な内容になっているため、難しく感じるかも知れませんが、大変重要な情報なので、あえてご紹介させていただきました。
私も上記の「恒志会」の会員になっていますが、片山恒夫氏の残された偉業を埋没させまいとして頑張っている素晴らしい会です。
ホームページをリンクしてありますので、ぜひ概要だけでもご覧になってください。
そして、「歯周病」のチェックもなさってくださいね。
どんなにマクロビオティックをしていても、歯だけは別物です。
マクロビオティックの理論に振り回されないで、きちんと歯に向き合いましょう。
それが一番現実的で、大切なことだと確信します。
私は素晴らしい歯科医師によって、歯を守っていただきました。
この先生に出会えたのは、マクロビオティックがご縁でした。
玄米を勧める歯医者さんと、マクロビオティックに惚れていた私の出会いは、私に歯の勉強をさせるためだったのかも知れません。
これからは、この先生から学んだことを、少しずつ書いて行きたいと思います。
とはいっても、スケジュールに忙殺されている私が、どこまで書けるでしょうか。
しかし、これは体験者として書かねばならないと思っています。
気長にお付き合いいただけたら幸いです。
