木の芽の解釈(必読)

昨日ご紹介したmarikoさんの記事に書かれている中川さんの文章が、とても素晴らしいのです。
勉強になります。
携帯で苦労してスクロールされる方のために、ここに転載させていただきます。
1コメントとしてスクロールの海に埋もれてしまうのが、あまりにも勿体なくて。。。
              *    *    *    *
<松茸ご飯に木の芽を飾った場合の話>(中川善博さんのコメントより)
–前略–
まりこさんのお庭にある山椒の木は和食には無くてはならない香りを届けてくれます。
しかし「木の芽」と呼ばれるくらいですから芽なのですね。
そこからも判るように陰性です。
ですから強い香りを持っています。
使うのは立春を過ぎてから。
これを守れない料理人や料理屋はほんまもんではありません。
本当の木の芽は青菜の葉の部分のように柔かいはかない葉に繊維の立たない軸からなる、少し巻き込むようなRがついた小さな新芽の事を指します。
まりこさんがお弁当に載せられたものは正確には木の芽では無く「葉山椒」と呼びます。
使う季節はすこし木の芽より後になります。
それから夏に向けて「花山椒」が出て、ご存知「実山椒」が出ます。


私なら。
今回のお弁当に何かを載せるならば美山山椒の佃煮か山椒昆布を少し載せたでしょう。 
青物は不要です。
墨絵や書にはカラフルさは野暮でしょう? 
そういう事です。

–後略–


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シラルガン Tプラス3.0L

圧力鍋は数々ありますが、実は理想的な玄米ご飯に向いている鍋は少ないのが現実なんですね。
私はフィスラーでスタートして、シラルガンを何代かに亘って使って来ましたが、今はTプラスの3.0Lにぞっこんです。
何が良いかと言うと、あの浅さなんですね?。
元来日本料理は浅い鍋でお料理するものが多いので、3.0Lはご飯炊きだけでなく、抜群にお料理がしやすいのです。
きんぴらゴボウのような炒め料理、おでんのような煮込み料理、それでいて玄米ご飯がサラッとふっくら炊き上がるのですから、惚れないわけはありません。
ですから私は3.0Lを2台持たれることをお勧めします。
玄米ご飯用とおかず用にね。
すでに3.0Lを購入された方からは、2.5Lにも4.5Lにもない軽いふんわり感、さっぱり感を絶賛する声が届いています。
これが形状の陰陽差が生み出す炊き上がりの違いなんですね。
中川さんのレベルになると、2.5でも4.5でも3.0の炊き上がりを実現できますが、我々のレベルではお鍋の力を借りたほうが無難です。
そうそう、今月開催する「圧力鍋料理とモバイル味噌汁の会」では、この3.0を使います。
もちろん少人数の場合は2.5LでもOKですが、3.0Lは平べったいので、材料が重ならないで煮ることが出来てとても良いです。
本当に日本人向けの形状です。
ちなみに色は白・黒・赤・緑・黄・ピンクの6種類あります。
ピンクについては中川さんにご希望を伝えて下さると用意してくれます。
私もピンクを注文しました。
心だけは乙女で(笑)


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新しい愛クラスのご案内

こちらの記事でもお知らせしましたように、愛クラスの内容を一新しました。
玄米投稿を途中で挫折された方、あるいはお鍋をTプラスに買い替えた方、もう一度新しい愛クラスで学び直してください。
そうして玄米ご飯を通じて確実に体調が変化することを体験なさってください。
あなたの健康はここから始まります。
なお、この内容は2010年10月17日開催の愛クラスから適用します。
今までは見学型だったのですが、体験型にしてみました。
少しでも皆様の記憶に残ることを考えて、可能な限り体験していただこうと考えました。
これは炊こう会を通じて、愛クラス受講後の皆様の記憶や癖を知ることが出来たからです。
玄米とお塩を中川さんに選別してもらえるようにしました。
玄米とお塩の種類によって玄米ご飯の炊き上がりは驚くほど変わります。
しかし素人にはその判断は大変難しいもの。
中川さんに判断してもらって安心して炊きましょう。
余りにも蓋のお手入れ方法を理解されていない方が多いので、愛クラスの時点できちんと実習していただき、いつも安定して炊き上がるようにしました。
圧力鍋はメンテナンスが命です。
パスポート取得者が愛クラスを受講された場合は、3回まで玄米投稿が出来る特典をつけました。
これは、玄米投稿時のチェック項目が過去より増えているため、最新のレベルに合わせる必要があるからです。
これにより、パスポート取得者も中川さんのブログでアドバイスを貰えることになります。


新しくTプラスに買い替えた方は、ぜひ新しい愛クラスを受講なさって、最新の炊き方をマスターなさってください。
フィスラーやワンダーシェフ、シラルガンのT、あるいは平和、活力鍋などでパスポートを取られた方は、古い炊き方になります。
むそう塾の最新の炊き方は、以前より簡単になったうえ、消化吸収度が格段にアップしています。
これはお鍋の陰陽の違いによるものです。
Tプラスで以前の炊き方をされても、美味しい炊き上がりになりませんので念のため申し添えます。


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間違いから学びへ

今月の幸せコースでは松茸ご飯をお伝えしています。
松茸ご飯の美味しさに皆さんが感嘆の声を上げられます。
さて、復習となると松茸が高いために、舞茸やシメジを使う人が1期生にはおりました。
2期生にもそのような方がいらっしゃいます。
しかし私はあえてそこを松茸で復習してほしいと過去の記事で書きました。
それは「ほんまもん」を学ぶためです。
土曜Aクラスのmarikoさんは、北海道から幸せコースに通われています。
これだけでも相当な出費ですが、ちゃんと京都のとり市さんで松茸と栗を買って帰られました。
中川さんに教わった食材で復習しようとする意気込みが伝わってきます。
金額的なことは幸せコースの受講を決めた時点で、腹をくくったのでしょう。
彼女はそういう男気のある人です。
さて、そのmarikoさんが松茸ご飯の復習をして、ブログに記事をアップしたとたん、中川さんからコメントが入りました。
私もありゃりゃと思ってコメントをしました。
その後コメントが続き、最後は見事な学びの場になりました。
marikoさんは落ち着かない一日になったことでしょうが、marikoさんの謙虚な姿勢に支えられて、課外授業の場となったことを、私はとても嬉しく思いました。
間違いは誰にでもあります。
でも、その後どういう処理をするかによって、人間性が出てきます。
marikoさんの記事から学ぶことが多いので、ご紹介させていただきます。
中川さんの最後のオマケコメントから、大いなる学びを得てください。


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2011年度「幸せコース&上級幸せコース」の予約開始!

2011年度のむそう塾は、下記のようにコースの充実を図ります。
「愛クラス」講座内容の大幅リニューアル!
・「上級幸せコース」の新設!
クラス編成の関係上、受講ご希望者の人数を把握したく思いますので、お手数ですがコメント欄に「幸せコース」or「上級幸せコース」の別を指定して、受講者番号をお書き込みください。
なお、この予約に拘束力はなく、取り消しも可能です。
(取り消しもコメント欄に記入のこと)
また、パスポート未取得者でもご予約できます。
お気軽にコメントをお寄せください。
<2011年度 むそう塾 講座内容>

 

1 「愛クラス」(単発 毎月開催 @25,000円)
・3.0LのシコマチックTプラス鍋でデモ炊飯を2回
・中川式の核心部分を各人が体験
・Tプラス鍋の洗浄説明および高圧洗浄体験

・Tプラス鍋の消耗品交換時期の判別と交換方法のデモ
・玄米と塩の選別相談(希望者のみ)
・対象:一般(飲食店、料理教室関係者は下記の4を利用のこと)
(2010年10月17日開催の愛クラスから適用)
2 「幸せコース」(1年間 全12回 400,000円)

・プロの料理を家庭で簡単に出来るレベルで伝授
・マクロ美風の座学
・対象:パスポート取得者
3 「上級幸せコース」(1年間 全12回 600,000円)
・2の幸せコースよりさらに深い料理内容と技術の伝授
・マクロ美風の座学(11月9日追記)
・対象:幸せコース修了者(第2期幸せコース修了見込者を含む)
4 「業態支援プロデュース」(予約制 随時 要相談)
・対象:法人 飲食店関係者 料理教室関係者


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