ある日の夕食


まずはAクラスがスタートしてやれやれ。
夜はパスタを食べに行きました。
ちょっと開放感を味わいたくて一口ビールを。
実はこれはサービスドリンクです。
お店のお薦めでまだメニューに載っていないお料理を頼むことに。

イベリコ豚の加熱タイプのハムです。
冷えていない分、とろけそうな優しい食感が美味しかったです。
塩分と65度を3時間の世界が作り上げた保存方法に感心しました。 
「美味しい!」をお伝えするために、中川さんは日々新しい味を求めて研究されています。
マクロビオティックだから動物性は絶対ダメという枠にとらわれないで、あらゆる料理法や食材の研究は欠かせません。
体を張って研究してくださる中川さんにはご褒美のデザート。

いちじくのタルトでした。
私はこんなに陰性なものは欲しくありませ????ん!(笑)
あ、パスタは撮り忘れました。
菜の花(輸入物)と帆立貝のパスタでした。
たまには身土不二から離れることも仕方ないですね。
 


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上級幸せコース料理の奥深さ

昨日からお待ちかねの第2期の上級幸せコースがスタートしました。
まずは玄米チャーハンとあらめビーフンで炒めものの油の使い方をお伝えします。
Aクラスの皆さんの表情を見ていると、その奥深さが伝わったかどうか怪しい(笑)ので、改めて記事にしておきますから、昨日の手順をよ?く思い出して、その理由を五臓六腑に落とし込んでください。
そうすると復習でも間違いがなくなりますからね。 
昨年も記事にしてありますから、まずそちらをお読みください。 
「油の履歴」です。 
美味しさを出すための油は使うけれど、健康を害する油は使わない。
そういう視点で考えられたのがこの「中川式玄米チャーハン」であり、「中川式あらめビーフン」 です。
美味しさを楽しんでください。
また「ブロッコリーのからめソース」では、日本料理の基本になる丁寧なお仕事をお伝えしました。
優しく穏やかな気持ちで向き合ってみてください。
なお、玄米チャーハンはとっても美味しいのですが料理法としては陽性です。
ご自分の体調をうまくコントロールしながら復習なさってください。
最後にもう一度。
「油の履歴」をよ?く理解してくださいね。
 


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盲信的なマクロビオティックは危険

私は塾生さんや見知らぬ人から相談を受けることが多いです。
その内容はマクロビオティックに関することが多いですが、人生相談も半分近くあります。
それらの相談を通じて思うことは、自分で自分を苦しめている人がとても多いことです。
具体的にはアクシデントがあったとき、 マクロビオティックをしているから病院に行ってはいけないとか、薬を使ってはいけないとか思っている人がとても多いのです。
たしかにマクロビオティックでは病気にならないような生活を目標としていますが、絶対病気にならないわけではありません。
生きて行くうえでは思わぬこともあって、それが緊急性を要する場合もあります。
そんな時にはそれに合ったスピードで応えてやらねばなりません。
昔、宗教上の理由で輸血を拒否した結果、その患者さんは亡くなった事例がありました。
それも生き方ですから、外部からとやかくいうことではないのですが、 死ぬことは別としてもマクロビオティックをしているから病院に行ってはいけないなんて思う必要はないと私は思います。
先月も薬を拒否して自然療法で治すんだとアレコレ試していた人が、アトピーの悪化により病院に入院する事態となりました。
その方とは一度お目にかかって、その活動に注目をしていただけで相談されたことはありませんが、突然の入院報告にビックリしてしまいました。
アトピーも酷くなるとこんな方向に行ってしまいますので要注意です。
本人はとても反省されておりました。
もし私たちがマクロビオティックであらゆる病気を治そうと思っていたら、それは過信だしあまりにも盲目的だと思います。
病気を治そうと思ったらお医者さん並みに体や病気の勉強をして、マクロビオティックの勉強もしっかりして、そのうえでの話です。
ですからマクロビオティックをかじった程度では、独断で自然療法に走るのではなく、きちんと医師の判断を仰いだうえでマクロビオティックで出来ることを併用するのが望ましいと思います。
つまり、西洋医学一辺倒である必要はないけれど、マクロビオティック一辺倒も望ましくないということです。
あくまでも治すのは自分です。
その自分の治す力を高める生き方や暮らし方を提案しているのがマクロビオティックの考え方です。

過剰に西洋医学はダメなんだと拒否して、マクロビオティックの勉強もしていない人が一番厄介です。
どうもマクロビオティックや自然療法を望む人の中には、盲目的になっている人が多いので問題だなと思います。
盲信的なのに信念がない。

こんな人がとっても多いです。
私はいつも偏りは危険だと言っています。
狭い視野でしか物事を考えられないと、自分が間違った方向に行っていることも判りません。
重箱の隅をつっついて、事の重要性に気づけていない人が子育てをしていると子供は不幸です。
マクロビオティックはバランスを取ることを教えているのに、排他的な生き方をするのはおかしいと気づくべきですね。
マクロビオティックが正で他は邪ではなく、マクロビオティック的な考え方もあるよという一つの選択肢でしかないのです。
そのことを念頭において、マクロビオティックが幸せの障害になることのないよう願っています。


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鱧(はも)蕎麦


京都は鱧の季節になりました。
代表的なのは鱧落としですが、お味が濃厚なのは鱧焼きですね。
さすがに昨年いただいた吉兆さんの鱧焼きは美味しかったです。
中川式の鱧落としは作り方をお聞きしただけで美味しさが納得できます。
まだいただいたことはありませんが、今年は中川さんの作られた鱧落としを味わってみたいなぁなんて思っています。(密かな願望)
そんな機会があるといいな♪
写真の鱧蕎麦には梅肉がついて来ますので、それをちょっとつけていただきます。


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なぜ玄米ご飯にごま塩をかけるのか?

マクロビオティックでは玄米ご飯にごま塩をかけて食べることを最初に教わります。
そのごま塩は教えるところによって胡麻と塩の割合が違い、バラバラの割合のごま塩をかけている現状があります。
しかし玄米ご飯になぜごま塩をかけるのかを理解しないまま、玄米ご飯とセットのように考えて無意識にかけている人が多いと思います。
しかしごま塩は体に大きな影響を与えます。
ですからマクロビオティックではごま塩を薬の代わりに使うお手当てもあるのです。

私はずっと以前からごま塩に対する体の反応を考えていました。
多くの人を見ながら年々確信になる見解があります。
それは玄米に対してもごま塩に対しても、従来伝えられている方法とは異なるため、混乱をさせてはいけないと思いずーっと控えておりました。 
しかし最近はサイトによっては「玄米は体に悪い」とか、「玄米は食べ続けてはいけない」とかいった文章が多くなり、看過できない状態になって来ました。
いずれも玄米の一面しか見ていないからです。

玄米に誰よりもとことん向き合って、炊き方も右に出る人がいないほど研究を重ねて、玄米のことを知り尽くした中川善博さんという人との出会いが私の思いに後押しをしてくれました。
「やっぱり間違いない」。
その思いは日毎強くなります。 
「なぜ玄米にごま塩をかけるのか?」
それは玄米のことを知る第一歩であり、お塩や胡麻の力を知る第一歩でもあります。

しかしその食べ方次第では玄米もごま塩もマイナスに作用することすらあります。
物事には理由があるのですから、常に「なぜそうするのか?」という視点を忘れると大きな失敗をしてしまうことになりかねません。
大学教授が言っていたから、有名な人が言っていたからではなく、自分の頭や体で考えることが必要です。

 「むそう塾」で多くの塾生さんが体験して出してくれる答えをみても、年々私の見解は間違っていないと考えるにいたりました。
それらをこれからむそう塾でお伝えして行くことにします。
まずは6月24日の愛クラスからスタートです。


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