お部屋探しの後日談です。
結論として、お引っ越しを見合わせることにしました。
色々お話をした結果、今は「その時」ではないねということになったのです。
理由の最大のネックは、今お住まいの物件があまりにも条件が揃っていることです。
ここから「より広い」ところに引っ越すには、家賃をうんと高くするか、川を渡るか、駅から遠くなるしかないのですが、そうするとご夫妻のお仕事が今よりかなり不便になります。
そこまでして広さだけを求めることが、果たして正解なのだろうかということを考えたわけです。
不動産には時々衝動買いしても正解なほど良い物件があります。
そんな物件はなんとかして死守すべきですが、賃貸でも似たような物件があります。
私はそんな物件に20歳のとき出合いました。
とにかく氣が良いのです。
今回お引っ越しを考えていた塾生さんの今お住まいのお部屋が、やはりかなり良いお部屋なのです。
ご結婚されるとき、私もこのお部屋のご相談を受けて、大賛成した物件です。
お子さんが生まれて手狭になったので引っ越しを、というケースは多いのですが、今より悪くなる引っ越しの仕方は賛成ではありません。
住まい方には何通りもありますから、「今だ!」というときが来たら、ためらわずに動いたらよいのです。
大事なことは、チャンス到来のときに、ササッと対応できる陽性さです。
(京都市左京区にて 12月11日撮影)
紅葉はもうおしまいと思われがちですが、こんなに素敵な紅葉があります。
なかなか氣の良い入り口です。
某政治家のご自宅です。
美風さん、こんにちは。
その節は大変お世話になりました。
このタイミングで引っ越したい!と何年も思ってきたので
見送る決断をしたあとは無念な気持ちもあったのですが
まだ当分はここに住む、と決まったことで、腹が座ってきた感じがします。
そして、この記事を拝読して、
引っ越しできなかったからここに住む、のではなく、
ここがやっぱり現時点のベストだから住む、
と思えるようになってきました。
広くなれば今よりいいのではないか、と思っていたのですが、
私の望みは「今より広い家に住みたい」のではなく、
「すっきりした余白のある暮らしをしたい」だったのだなと気づきました。
せっせと断捨離しつつ、気になっていたところのDIYの計画など立てています^^
美風さん、尽力していただいて、本当にありがとうございました。
物件探しに協力してくださった塾生の方のありがたさ、あたたかさも身に沁みました。
この場を借りてお礼を言わせてください。
ありがとうございました。
Kさん、おはようございます。
>ここがやっぱり現時点のベストだから住む、
>と思えるようになってきました。
そうなのです!
まだまだやはりそこは、Kさんご一家にとってベストなお住まいなのです。
>「すっきりした余白のある暮らしをしたい」
私もそんな想いで、自分で設計した一戸建ての望み通りの家に住んでいました。
もちろん、広さは十二分。
でもね、精神的には育児中の大変さ(重症アトピー児の子育て)でヘトヘトになり、せっかくの余白が活かされない生活をしていました(泣)
それで、阪神淡路大震災を契機に、その一戸建ての半分の面積のマンションを購入したのですが、狭いながらも満足して今に至ります。
この例もあって、住まいというのは「立地条件」が優先すると、つくづく感じました。
一戸建ての家も、駅から1分(敷地まで30秒)の好立地だったのですが……。
広さを求めると、エンドレスになるようなところがあります(笑)
ご存知のように京都は狭小住宅が多いのですが、ちょっとした一角にお花が飾ってあって、「ほ〜」と心が和むことがしょっちゅうあります。
私は「マクロ美風の家事アドバイス講座」でもよくお奨めするのですが、「自分のためのコーナー」を作ろうということです。
「自分の部屋」はなくても、「自分のコーナー」を作って、そこで精神面の充実を図ることが可能なのです。
事実、私はリビングの一角(75㌢×75㌢)を私のコーナーにしています。
なお、「すっきりした余白のある暮らしをしたい」というのは、子どもさんが成長したら可能になるかもしれません。
かもしれませんというのは、大人だって散らかす人がいるからです(苦笑)
まあ、そんなこんなで、ご自分の精神面で「すっきり」を感じるようにされることをお奨めします。
要は考え方ですね(^_-)