京料理人中川善博の言葉より 「揃っていることは一つの味付け」 

今月の「上級幸せコース」の授業は「煮物」でした。
むそう塾の煮物はとても美味しいので、この日を楽しみにしている人も多いのです。

以前は「玄米の炊き方秘伝講座(愛クラス)」で提供される「福ZEN」があって、その中に煮物が何種類も入っていました。
この中に「金平牛蒡」があるのですが、「こんなに美味しい金平牛蒡は食べたことがない!」と仰って、金平牛蒡を習うためにコース受講に進んだ塾生さんがいました。

ところが、金平牛蒡を習えるのは2年目の「上級幸せコース」です。
「煮物」の授業でやっと登場します。
それは、材料を「揃えて切る」ことが、まだ1年目では難しいからです。

ふだん私たちは色々なものを切っていますが、「揃えて切る」ことはあまり意識していない人が多いかもしれません。
お鍋の中に色々な厚さや細さの材料が入っていて、それはそれとして「作る人の味」になっているのが現実だと思います。

ところが、先日の授業中に、中川さんはこんなふうに塾生さんに話していました。
揃っていることは一つの味付けだからね」と。

確かに、揃うと火の通りも、味付けも均一になるし、何より見た目にも美しいですからね。
美味しいお料理に求められる第一歩が包丁仕事なので、むそう塾ではこの「切る」「むく」授業を大切にしています。

最初の金平牛蒡ですが、これはまさに「揃え」のお料理なので、先輩塾生さんでも日々真剣に向き合っています。
揃えがもう一つの味付けになるという視点は、包丁を持つたびに肝に銘じたいですね。

 
 

 
 

動画も載せておきましょう。

【京料理人 中川善博による牛蒡の引き切り】

 
 
カテゴリー: 料理は呼吸と同じ, マクロビオティックの指導現場からシリーズ, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です