白髪が増えると生き方の覚悟が出来るようになって来ました

昨年の8月から髪を染めるのを止め、9月には髪をバッサリ切って、8か月近く経ちました。
今では髪を染めない快感がすっかり普通になって、心地よい日々を過ごしています。
ただ、白い部分が増えてくると、確実に見た目が老けていき、黒い髪より10歳は老けた雰囲気になるでしょうかね。
だから多くの人は染めるのだと思うのですが、私は今、別の気持ちが芽生えてきて、なんだかとてもスッキリした感じです。

この写真は、先日東京であった集まりの集合写真から切り抜いてものです。(小さくてごめんなさい)
前の方がほとんど白くなって、後ろの方は黒い部分が混じっています。
毛先も少し染めた当時の髪が残っています。
先日ゆるめにパーマをかけました。
というのは、白くなると少しウエーブがあった方が綺麗だなあと思うようになったからです。

こんなに白くなって、一気に老けた感じがしても、清々しい気持ちでいられるのは、生き方の覚悟が出来たからというのが本当のところです。
覚悟なんていうと大袈裟ですが、本当にそんな感じなんですよ。

髪を染めていた時には、どこかに“若く見られたい気持ち”があったと思うのです。
でも、これだけ白くなると、さすがに若くは見られないので観念するのでしょうか(笑)
そして、どうせなら“見苦しくないお婆ちゃんになろう”という意識が芽生えて来たのです。
年齢はあくまで実年齢ですが、お若い人から見て、“あんな年寄りになりたくない”と思われない覚悟です。

そのためには、ひとえに内面的なもので勝負が決まりますので、これからは今まで以上に内面への意識をしっかりとせねばと思っているところです。
幸いに私にはマクロビオティックという恋人がいますので、ちっとも退屈することなく、むしろ忙しい日々を過ごせていますから、年齢を忘れて仕事を続けて行こうと思っています。

マクロビオティックを教えてくださった田中愛子先生から学んだことの一つに、「何歳になっても自分を必要としてくれる人がいる。」というのがあります。
愛子先生が示してくださったその生き方を、私なりに可能な限り追求する人生にしたいと思っています。
そのためにも、楽しく学びを深めなければ。
学びは一生続きますね。

 
 

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コメント

  1. ここ より:

    美風さん こんにちは。
    先週末二日間、お講座前後のご指導ありがとうございました。

    美風さんが髪を染めることをお止めになってから、お講座のおかげで
    黒と銀色のバイカラーの時もお会いでき、そして今回の豊かな銀色の美風さんにお会いした時。
    率直に、美しい、凄い、と思いました。日本人とか国籍を超えて。
    ヨーロッパ在住時にお見かけしたご婦人から感じた美しさの記憶がフラッシュバックしました。
    ルイ◯トンの堅牢なバッグに負けない、というかバッグがこの方の前では引き立て役に思えるほどの、軽やかなのに地に足のついた美しさを感じました。

    まさに、中川さんの作ってくださった鯛蕪を女性にしたら、美風さんか吉永小百合さんかと思っています。

    パリには行かない方がいいですよ!
    モテ過ぎて、さらにお忙しくなっちゃいますから!

    • マクロ美風 より:

      ここちゃん、こんばんは。

      まあ、そんなに誉めちぎってくださって、どうしましょう。。オロオロ。。
      誉められ慣れていないので、なんとお返事してよいのやら・・・。
      でも、「軽やかなのに地に足のついた美しさを感じました。」と受け取ってくださったことが、本物であってほしいので、これからそうなれるように生きたいと思います。

      パリ。
      実は20代の時、お仕事でパリに行こうとした時のこと、人事の方から「パリは誘惑が多いので気をつけてくださいね」と言われたことを想い出しました。

  2. Om(67-1) より:

    美風さん、お久しぶりです。

    もう、そろそろ8ヶ月になるのですね。
    美風さんなら白髪でも素敵になられるだろうなぁと思っていましたが、金髪のようにも見えるウエーブのかかった髪、やはり素敵ですね。

    私はもう染めるのをやめて、8年位になるでしょうか、伸びてくるとてっぺんが白くなること、ヘナで染めていたので、赤み抑えをするために二度染めすることが時間がかかること、女優さんなどでも白髪の素敵な方を見かけたこと(これは私には参考にはならないことなんですが^^;)などからやめました。

      〜見苦しくないお婆ちゃんになろう〜
      〜ひとえに内面的なもので勝負が決まります〜
    本当に痛感します。
    ただの白髪では、老けたパサパサな印象しかありませんので、洋服の色を考えたり、背筋を伸ばすことが大事だなぁと思います。

    内面的な面は中々ハードルが高いですが、いつまでも何かに興味を持って生きていきたいなとは思います。
    完全に生え変わられたら、またお写真を拝見できるのを楽しみにしております。

    • マクロ美風 より:

      Omさん、こんばんは。
      お久しぶりでございます。

      この白髪の記事は、ブログでは静かなのですが、Facebookの方では多くの方からいいね!やコメントをいただきました。男性からも。
      やはり誰にも通過点になる内容なので、関心をもたれたのでしょうかね。

      >ただの白髪では、老けたパサパサな印象しかありませんので、洋服の色を考えたり、背筋を伸ばすことが大事だなぁと思います。

      白髪になると、黒髪のとき以上に身だしなみに気をつけないと見苦しくなりますね。
      そりゃあそうです。若い時には若さだけも美しいけれど、年を取ったらだんだん見かけの美しさは減るのだから、その分どこかで美しさを補わなくちゃですよね。

      髪の白い部分が増えてくると、お洋服の色が明るい方が合うなぁと感じています。
      でも、なかなか明るくて綺麗な色のお洋服が少なくて、買い物の仕方も変えないと気に入ったものが買えない状況です。
      時間があったら、服地を買ってきて自分で縫うのになぁなんて思ったりしていますが、とてもそんな時間はとれません(泣)

      それから背筋は絶対気をつけなくちゃダメですね。
      遠くから見たら、歩き方だけは若い人並みにしておきたいものです。
      ま、そんなこんなで、これから新しいお洒落の楽しみが出てきました。
      まだ髪を染めた部分が残っているので、また何か月か経ったら、写真を載せるようにしますね。

      コメントをありがとうございました。

  3. 門左衛門 より:

    美風様、こんばんは
    素敵な写真を拝見させて頂き
    ありがとうございます。
    エレガント!
    黒髪の頃より
    雰囲気がまあるくなったように感じました。
    (といっても私はお写真でしかお目にかかっていませんが)
    ごましお頭の私は
    生き方の覚悟がまだまだできていないのね…
    と、鏡の中で苦笑いしています。
    それからお洋服の色のこと、同感です。
    和服には年齢を重ねても身につけられる
    きれいな色のものがあるのに
    洋服だと、色・デザイン・サイズの三拍子揃ったものを
    見つけるのが大変ですね。
    私も、生地買ってきて自分で作りたい
    って思うことしばしばです。
    鏡の中の自分に
    ま、いいか
    ではなく
    素敵よ、私
    って声かけたいですものね。
    体の内側も外側も
    大事に扱っていこうと思います。

    • マクロ美風 より:

      門左衛門さん、こんばんは。
      いつもコメントをありがとうございます。

      >和服には年齢を重ねても身につけられる
      >きれいな色のものがあるのに

      はっ!としました。
      そういえば、和服には素敵な色の生地がありますね。
      お洋服売り場に行っているからダメなんだわ・・・。
      年齢を重ねた人が和服を着ているのを見ると、シャンとしていて素敵だなあと思うのは、あの色合いにもよるのよね。
      お洋服にはない凛とした美しさが和服にはありますからね。

      若い時、和服が好きでお洋服より和服の方が枚数が多かった時がありました。
      今ではすっかり着なくなってしまったけれど、和服なんて言うのもいいですねぇ。
      ただ、現実問題として、忙しい私にはお洋服の方が便利ではありますけどね。

      >素敵よ、私
      >って声かけたいですものね。

      いいですね〜、このお言葉。
      そんなふうになりたいなあ。

      >体の内側も外側も
      >大事に扱っていこうと思います。

      本当にそうですね。
      これからは少し自分のことに時間を割くようにしようと思いました。
      今までは走り続けて来たので。

      • 門左衛門 より:

        美風様

        丁寧な返信コメントを、ありがとうございます。
        せっかく京都にいらっしゃるんですもの
        是非、和服ではんなりなさってくださいませ。

        • マクロ美風 より:

          門左衛門さん、おはようございます。

          ホントにそうですよね〜。
          いつかそんなゆとりがほしいですが、はてさてどうなりますことやら。
          目標の一つに掲げておきます。

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