<Ku(92-4)さん>
先の記事では、まだお若いご夫婦なのに別のお布団で寝ることをおすすめしました。
それには理由があります。
昼間はお仕事で多くの人が陽性になっていますが、夜にはゆっくりして陰性の良さを味わい、そのまま陰性の世界へ溶け込むのです。
それがマクロビオティックの陰陽からいっても、陰陽バランスの望ましいあり方です。
1つのお布団に2人で寝ることは、マクロビオティックの陰陽で考えると陽性ですね。
寝返りを打ちたくても満足に寝返りも打てません。
もし、寝返りを打てたとしても、お互いに相手の動きが伝わってきます。
寝返りのことを本人は自覚していなくても、体は影響を受けているのです。
つまり、睡眠が浅くなるわけですね。
その結果、睡眠の質が落ちて、疲れが残ってしまったりするわけです。
冬ならお布団が少しズレて、冷たい空気が入り込むこともあるでしょう。
ですから、眠るときには陰性な状態(離れる)の方が、健康のためには良いのです。
これは赤ちゃんに授乳中のお母さんにも言えることなので、なるべく早く赤ちゃんから離れる方がお母さんのためには良いです。
急に夫婦別室ということにご主人様が難色を示された場合は、和室でも良いですから寝具を考慮して、離れてお休みくださいね。
敷布団1枚ですと、腰を痛めます。
では、次にLDKに移ります。
【Kuさんのレイアウト図】
お写真もすべて念入りに拝見した結果、あなたが片づかないと嘆く理由がわかりました。
収納家具がほとんどないことです。
おそらく独身の頃、あるいは前のお部屋に住んでいた時の物を、運び込んで使っておられるのでしょうが、それだと寄せ集めの暮らしになってしまいます。
インテリアとしても統一感がなく、使いにくさが突出して、精神的にも落ち着きません。
ちょっと何かを置こうにも中間の高さの置き場所がありません。
ですから、結婚して「とりあえず」の生活ではなくなったのですから、最低限必要な家具は買われた方が片づきます。
寝室にはベッド、リビングには収納家具という具合に、お金のかかることばかり書いていますが、「こうしたら片づきますよ」という見本を提案しますので、ご夫婦で話し合って段階的に購入されてもかまいません。
リビングというのはその名のとおり、一日の大半を過ごす場所ですから、そこには良い氣が満ちた空間でなければ意味がありません。
そのためには、リビングに「核」を作るのです。
あなたはどこを「核」にしたいですか?
上の図面ではテレビを観るために都合の良い配置であるように思いました。
でも、キッチン部分に関しては、これだと動線が悪くて作業効率が落ちますので、私の方でいくつか提案してみました。
オレンジの枠が新しく購入するもの、青い枠は移動するものです。
【マクロ美風が提案するレイアウト図】
【1】流しの洗いカゴ横のテーブルは、従来冷蔵庫の横にあったものです。
【2】冷蔵庫・食器棚・カラーボックスを順に移動します。
【3】ダイニングセット横にカウンターワゴンを置いて、お料理中のものを置くのに使います。こんなイメージです。(写真下の商品)
【カウンターワゴン】
【4】リビング・テレビボード
テレビは将来的に壁掛けになる可能性もあるので、奥行きのあるボードにしない方がよいです。
「リビング・テレビボード」と入力して画像検索をすると、たくさんの商品が出てきて、とても選びやすい家具ですから、お値段と相談して機能面を重視しながら選びましょう。
【5】コート掛け
カラーボックスがあった場所に、コート掛けを置き、椅子の背もたれになんでも置かないようにしましょう。
こんなイメージを例にあげました。このデザインのものは使いやすいからです。
ちょっと引っ掛けるだけなので、面倒くさがり屋さんでも平気です。
【コート掛け】
まずは、このようなところから始めてみましょう。
そして、収納家具が用意されたら、どんどんダンボールの中身を取捨選択して、それぞれの場所に収めてあげましょう。
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美風さん、こちらもありがとうございます。
家具は私が独身の頃に使っていたものを そのまま前の家から運びました。
教えていただいた家具を探してみます。
「核」について、まずはキッチンとお食事を頂く場を心地よくできるようにしたいです。
未佳ちゃん、こんばんは。
ああ、やはりね。
了解です。
「核」をキッチンとお食事をいただく場にすると、ますますお料理が楽しくなりそうですね。
良いキッチンにしましょう。