私はかねてから「油と甘いものの摂り方で健康は左右される」と言い続けていました。
特にマクロビオティックを知っている人は、油分を著しく避けたり、逆になんでもかんでも植物油を使って旨味を出そうとしたりするので警告を発していました。
健康になりたいからとマクロビオティックを始めたのに、かえって不健康になってしまった人がむそう塾には現れます。
そのたびに受け売りのマクロビオティックを伝えている人に反省してほしいと思うことの繰り返しです。
油は質の良いものを適量摂るのが望ましいのであって、摂り過ぎも少な過ぎも良くありません。
油が原因で体調不良の人がかなりむそう塾にも来られます。
ところで、「油」と「脂」のことを正しく理解して、本物の健康を維持するために参考になる本が出版されました。
Facebookでは時々炎上してしまう内海聡医師ですが、マクロビオティックの現状をきちんと判断されているのが良いと思います。
私はマクロビオティックの良い点も悪い点も含めて、現実の姿をこのブログで発信してきましたので、この本はマクロビオティックを過信している人に読んでもらいたいなと思いました。
いつもの毒舌ぶりはなく(笑)、大人しい文章です。
「はじめに」と「おわりに」だけをご本人が書かれています。
(その油をかえなさい 内海聡著 あさ出版)