玄米の炊き方講座」カテゴリーアーカイブ

「第4回 絹玄米ごはんの炊き方教室」を終えて

2023年3月21日、「第4回 絹玄米ごはんの炊き方教室」を開催しました。
神奈川県2名・石川県1名・京都府1名・大阪府2名・岡山県2名、初受講者2名、再受講者6名の合計8名でした。

今回は「シリットecontrol vision 2.5リットル鍋」がズラリと並ぶ最後の講座ということもあって、感慨深い授業になりました。
マクロビオティックを知っている人も知らない人も、美味しい玄米ごはんを求めて一同に集うのは、むそう塾の原風景です。

懇親会にも全員が参加してくださって、玄米炊飯の工程をしっかり確認していただきました。
ここで確認したとおりに炊いてくださると、必ず美味しい玄米ごはんが炊きあがりますので、勝手にアレンジしたり、時間を変更したりしないでください。
まずは教わったとおりに炊いてくださいね。

今回遠くから初めて受講してくださった方は、絹玄米ごはんの柔らかさに驚かれていました。
真夜中にメールが届いたのですが、帰宅後に2回も炊いて、さらに水実験もされたそうですから、すごいパワーです。

また、ある塾生さんの息子さんも受講してくれました。
4月から大学生になって、一人暮らしをされるにあたり、玄米講座に来られたのでした。
いいですねぇ。こういう男性はこれから大モテすること間違いなしです。
若い男性に玄米ごはんを受け入れてもらえて、こんなに嬉しいことはありません。
輝かしい人生になりますように。

 
 

 
 
カテゴリー: 玄米の炊き方講座 | 2件のコメント

「絹玄米ごはんの炊き方教室」で使用するお鍋が変わります

2008年7月から続けて来た「玄米ごはんの炊き方教室」は、2023年3月21日の講座で149回目になります。
はじめの頃は、受講される皆さんがお使いの圧力鍋に合わせて炊き方をお教えしていましたが、たまに塾生さんの間で勘違いしてしまうことがあったため、むそう塾でお鍋を指定してお教えするようになりました。

なぜなら、お料理はお鍋のちがいによって微妙に料理方法を変えないと、最高の美味しさが引き出せないため、玄米ごはんでも圧力鍋のちがいで炊き方を変えていたからです。
ここが一般のかたにはなかなかご理解いただけないところなのですが、玄米は白米より炊き方が難しいため、このように細かい教え方をしています。

ところで、2011年9月から使用していた非常に優秀な圧力鍋が、ついに在庫もわずかになってしまったため、新しい塾生さんにお教えするのは明日の講座が最後となります。
新しい圧力鍋での講座は、2023年7月17日()に開催を予定しています。
ただいま、中川善博が細かく炊きあがりを研究中ですから、楽しみにお待ちください。

なお、従来の下記のお鍋をお持ちの方も、「絹玄米ごはんの炊き方教室」の受講はできますし、このお鍋独自の炊き方もお教えしますのでご安心ください。

 
 

【シリットecontrol vision 2.5リットル】

 
 
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, 玄米の炊き方講座 | コメントする

第325次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<第325次 むそう塾 パスポート取得者>

Kaさん(148-3 (2023.2.25受講)

<寸評>

◆中川善博より
忙しいのにへこたれずによく頑張りぬきました。
並の人間であれば「もういいや、いつかまた」とあきらめてしまいそうな場面です。
良い仲間に恵まれていたこともあなたの人徳でしょう。
これは天があなたに、もっと健康で長生きして周囲のために喜んでもらいなさいと啓示
をくれているのかもしれませんね。 私にはそう感じます。
丁寧に炊いたパスポート品質のご飯を食べ続けてください。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
大事な懇親会に参加できなかったので、間違いなく持ち帰れたかどうか心配しておりましたが、なんとかここまでこぎつけてくれました。
あなたの頑張り精神が本物だからこそ、まわりの人たちも応援してくれたのだと思います。
今日も大忙しだったことでしょうし、これからまだまだ大変な状況が続きそうですが、どうぞこの玄米ごはんに助けてもらって、お元気に乗り切ってください。
パスポートの取得、おめでとうございます。
これからパスポート番号のお知らせメールをお送りいたします。

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品の玄米ご飯)

【関連記事】
「マクロビオティック京料理教室  むそう塾」の玄米炊飯指導の過去記事はこちら、パスポート取得者発表の過去記事はこちらのカテゴリーからご覧いただけます。

 
 
カテゴリー: 玄米の炊き方講座, むそう塾 パスポート発表 | コメントする

玄米は炊き方次第、食べ方次第で毒にも薬にもなるから注意しよう

ちょっと過激なタイトルをつけましたが、これが本当に実感なのです。
玄米に関しては、賛否両論が飛び交っていますが、長年玄米と真剣に向き合ってきたむそう塾としては、すべては炊き方次第、食べ方次第と言い切れます。

まず玄米は、とにかく硬い炊きあがりで食べてはいけません。
胃腸を傷つけるからです。
そして、こういうのはまだ胃腸が未発達の子どもに食べさせてはいけません。
よく、硬い玄米ごはんは「よく噛んで食べてね」と指導するところがありますが、これが一番実行しにくいことです。

大人だってよく噛まない人が多いです。
でも、よく噛めと言われるとストレスになるし、噛んでいる間に温かいおかずは冷めるし、なんだか悲しくなってしまうんですよね。

だったら、白米と同じような感覚で食べられる玄米ごはんを炊けばいいじゃないかと、考え抜かれたのがむそう塾の炊き方です。
何も特別なことはしていません。
単に炊き方だけを工夫したのです。

と、簡単に書いていますが、この炊き方研究は並大抵なことではありません。
炊き方をほんのちょっとだけ変えながら進めていく、気の遠くなる作業です。
京料理人中川善博は、この作業を何百回もこなしました。
当然のことながら、お米の種類や季節による違いも考慮します。

こうして炊き上げた玄米ごはんは、胃腸を傷つけませんし、小さなお子さんも喜んで食べてくれます。
現に幼稚園のお弁当に玄米ごはんを持参しているお子さんも多くいます。

 
 

***

つぎに食べ方ですが、年がら年中玄米ごはんばかりだと飽きませんか?
そこは陰陽バランスが大事ですから、白米と白米にピッタリのおかずを楽しめばよいのです。
麺類もいいですね。
パンもいいですね。

私が長年観察していて、玄米を食べて体調が悪い人は、次のような人たちです。
1 玄米ごはんが硬い
2 ストイックに玄米菜食をして動物性をいっさい食べない
3 長年毎日玄米ごはんを食べ続けている
4 まずいと感じるのに玄米を食べれば健康になると信じて食べている(玄米信仰)
5 玄米ごはんを楽しめていない
6 偏った健康方法にのめり込んでいる

もしあなたが5つのうちの1つでも該当するなら、それを変えていきましょう。
変える手段はむそう塾に全部あります。
まずは玄米を柔らかく炊くところからですね。
そのためには、「絹玄米ごはんの炊き方教室」を受講されるのが一番です。
驚きの柔らかさですから。

 
 

***

ところで、「絹玄米ごはんの炊き方教室」ですが、この講座で使っているお鍋がついに入手できなくなりました。
製造されなくなってしまったのです。いいお鍋だったのに…
それで、泣く泣く別のお鍋でただ今研究中です。

また、「次の玄米ごはんの炊き方教室は、いつ開催されますか?」というお問い合わせが来ております。
少し間があいて申し訳ないのですが、7月17日()はどうかなと思っています。
この頃に開催したいおかずの単発講座もあるのですが、むそう塾の原点である玄米ごはんも大切にしたいのです。

この日に間に合うように、すでに中川さんは新しいお鍋で研究を始めています。
どなたが召し上がっても、薬になるような玄米ごはんを目指して。
楽しみにお待ちいただければ嬉しいです。

 
 

(絹玄米ごはん 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, 玄米の炊き方講座, マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 食べたもののようになる, からだ | コメントする

お料理を習うときの最短上達術 最初が肝心

「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」には、お料理が苦手な人やまったく料理経験のない男性も来られます。
そこで、自宅に帰ってから再現しやすいように、分量や時間を数値化してお伝えするようにしています。
本当は、数値化できない部分もあるのですが、それをわかりやすい言葉でお伝えするようにしています。

ですから、まずはその数字のとおりにお料理をしてもらうことが大前提です。
しかし人間は、なかなか習慣を変えるのは億劫なものなのです。
たとえば、
計量スプーンを使ったり、
計量カップを使ったり、
タイマーを使うことがそれまでの生活でなかった場合、それだけでもうストレスになるんですね。

でも、ここを正しくこなしてくれれば、ググッと目的に近づきます。
たとえば、先日お教えした「絹玄米ごはん」を炊くためには、投稿用のメールに記載する事項が、すべて大切なポイントになります。
それを一つひとつチェックしていくことによって、最高に美味しい玄米ごはんが炊きあがるわけです。

あとは、炊く人の精神面のコントロールのみです。
そうなんです。お料理には精神面も影響するのです。
焦っていたり、怒っていたり、悲しいことを抱えていても出来上がりが最高になりません。

 
 

でもね、だんだん慣れてくると、むしろ、計ることは味の安定のためには良い方法だと気づくことでしょう。
まずは「完全コピー」から入りましょう。
食材はもちろん、調味料も同じものを使います。
よく、お料理本のレシピだけ真似して、調味料は別のものを使う人がいますが、これではレシピを公開した人の味にはなりません。

そして、習ったらすぐ復習することです。
これは学校の勉強と同じですね。
学校の勉強は嫌いな場合もありますが、お料理は美味しかったら復習の意欲が湧いてくるので、それを助けに挑戦してみましょう。

昨年、とても「習い上手」の塾生さんが登場しました。
遠くから通われているのですが、すぐ復習をすることによって、どんどん上達されました。
過去の記事を参考にして、予習もしっかりされています。
こんなふうに、塾生さんから教えられることもいっぱいあります。

一人でも多くの人が、お料理の苦手感を克服して、笑顔でキッチンに立てることを願っています。

 
 

(玄米ちらし寿司 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
カテゴリー: 玄米の炊き方講座, マクロビオティックの指導現場からシリーズ, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | コメントする