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マクロビオティックの考え方は処理能力をアップさせる
むそう塾をしていていつも思うことがあります。
それは時間の使い方の個人差ですね。
むそう塾にはまだ学生の方、子育て中の方、お仕事に頑張っている方など、さまざまな環境の方が来られるのですが、どんな条件下であっても課題は同じ内容でお出しします。
一見すると専業主婦の人が時間があって有利なように思うのですが、面白いもので忙しい人でも上手に時間を作ったり、要領よく練習したりして、時間のない人でもうまい具合に良い成績を残しています。
一日24時間は誰にも平等なのですが、その24時間をどのように使うかで結果が変わって来ますね。
一番充実した過ごし方は「目標を持つ」ということだと思います。
ポイントは漠然とした目標ではなく、具体的な目的があると時間を濃く使えます。
最も生産性のない時間の使い方が「なんとなく」生きている場合で、こういう人は受け身の時間が多くなります。
私は昔からこの受け身の生き方がとてもイヤで、常に二足のわらじを履きながら生きて来ました。
なぜなら、何をするにもお金がかかるからです。
お金がないために受け身の生き方になるのはイヤだから、自分でお金を稼いで自由な心で生きたかったのです。
ですから、私は24時間のうち17時間は働いている感じの人生でした。
睡眠時間は5時間前後で、この割合は高校生の頃に確立して、ずっと何十年もこのままです。
5時間ほどを一気に眠って、目が覚めたらすぐ仕事に取りかかります。
むそう塾には色々なコースがありますが、忙しい人ほど良い成績が出せているのは、きっと時間の使い方に陽性のリズムがあるからだと確信します。
陽性のスパイラル下で時間が動いているので、目が覚めている間中陽性モードをうまくキープ出来るのです。
マクロビオティックでは時間の使い方も陰陽で考えられますが、悩んだり迷ったりする時間は陰性です。
そんな時には悩んだり迷ったりしている原因は何なのかを考えましょう。
その原因を除去しない限り、また同じ原因が壁になって時間を費やすことになるからです。
陰陽で物事を判断するマクロビオティックの考え方はとてもシンプルで、ある意味小学生でも判断できるような考え方です。
ですから、小学生のうちからマクロビオティックの考え方を教えてあげるのもいいですね。
無駄な時間を省く生き方が出来ると思います。
それは結果として処理能力をアップさせてくれるので、人生を何倍にも愉しめる生き方になります。
マクロビオティックの考え方を知って、私の人生は今、とても愉しいです。

(京都 瓢亭にて つかの間の陰性タイム)
カテゴリー: 京都やマクロビオティックのことなど
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我が家の洗濯機革命 Panasonicさんありがとう!
私が京都の家に洗濯機を買って、その使い勝手を家族に話していたところ、意外にも夫の口から「僕も自分で洗濯してみたいから家にも買おう」と言うではありませんか。
常々私が「自分のものくらい自分でお洗濯出来なくちゃ、私が先に死んだら困るよ〜」なんて言っていたのですが、いつも生返事が返って来ていたのでビックリしたのでした。
それで、善は急げとばかりに夫が泊まりがけでゴルフに行っているとき、息子と近くのケーズデンキに行って早速購入しました。
店員さんの話によると、「この洗濯機は売れに売れてもう1台しかないんです。モデルチェンジをするんですけど、これでいいですか?」ということでした。
(そうかあ、売れに売れているんだ。そりゃあそうだろうね〜。)
私はずいぶん引っ越しをしましたが、洗濯機置き場にお湯の配管がされているところは1軒もありませんでした。
でも、お洗濯はお湯で洗ったほうが汚れが落ちることは経験上知っているので、一戸建ての家を建てるときも、マンションを購入するときも、お湯の配管を引いてもらいました。
でも、京都のマンションにはそれがないので、お湯で洗える洗濯機を探して、Panasonicの「ななめドラム式洗濯乾燥機・NA-VX9500L/R」にしたのでした。
最初は値段の高さに驚いたのですが、こちらのブログ記事も読んで納得することが多々あったので、迷わず購入したわけです。
何と言っても液晶画面の操作パネルが楽しくて、まるでiPhoneを触っているような感じでした。
夫にこの話をしたところ、すっかり買う気になったのです。
もしかしたら、夫にとっては今までの洗濯機は操作盤がややこしかったのかもしれません。
ということで、今回めでたく夫が洗濯デビューをしました(笑)
きっと内心では、私が京都で仕事をしやすいように協力しようとしてくれたのだと思います。
(夫は口には出さないけれど、そういう思いやりの面があるから。)
なぜなら、お洗濯のために私はわざわざ埼玉まで帰っていたからです。
でもね、まだお食事のことがあります。
息子も夫もお料理ができません。
さあ〜、これからどうなりますことやら。。。

この操作パネルが我が家にお洗濯革命をもたらしたのでした。
解説はこちら。
カテゴリー: 京都やマクロビオティックのことなど
4件のコメント
親とは難しいものだね
先日、息子が京都に来た。
3日間京都にいたのだけど、北大路魯山人展だけは一緒に行き、その他はただ一緒にご飯を食べてやるだけだった。
親も子も色々想うことはあっても、息子の年齢になると一言を選ぶのが難しい。
あどけなさのあるうちはもう少し気軽に話せるけれど、今は彼の意志を優先する年齢なので、親の考えを押しつけることもできない。
子育てって、内容が変わるだけで一生続くものだと思う今日このごろ。

(加賀屋 京都店)
息子が帰る日のお昼にいただいたご飯。
この三種類がしっかり作れたら人生は大きく間違わない。
息子もお料理が出来るようになってくれたらなあと心から思う。
手先は器用だけど、お料理には関心がないらしい。
車や時計には異常なほど興味を示すのに。
なかなか思うようには行かないものだ。
生きていてくれるだけでいいと思ったあのアトピーのころ。
親とは、ついつい子供に何かを求めてしまうものだ。
カテゴリー: 京都やマクロビオティックのことなど, 子育て・野口整体・アトピー, こころ・想い
4件のコメント
マクロビオティックと七十二候
息子が北大路魯山人展を観に京都に来たので、10日から3日間一緒に京都にいました。
その間何回も外でお食事をしたわけですが、小さかった時よりグンと食べられるものが増えていて、母親としては嬉しかったです。
小さい時には好き嫌いが多かった息子ですが、今はこうしてお料理の味をともに語り合える大人になってくれて良かったなあと思いました。
下の写真はきょうのお昼にいただいたお椀です。
立秋を過ぎたので、すでに松茸が使われています。
とても良いお味に仕上がっているだけでなく、夏から秋への季節の移ろいがお椀の中に表現されていて素晴らしかったです。

(加賀屋 京都店 お椀 清汁仕立て/海老安平 スライス冬瓜 軸法蓮草 ヤングコーン 早松茸)
マクロビオティックでは陰陽を大切にしますが、その変化は自然界でははっきりと現れ、すでに吹く風にちょっと変化を感じ始めた人もおられることでしょう。
二十四節気とか七十二候という言葉は、その季節の変化を細かく知るためにも良い目安になります。
たとえば、二十四節気では立秋ですが、七十二候では初候、次候、末候とあって、それぞれ次のように分けられます。
【初候】8/8〜8/12頃 涼風至(すずかぜいたる)涼しい風が立ち始める
【次候】8/13〜8/17頃 寒蝉鳴(ひぐらしなく)蜩が鳴き始める
【末候】8/18〜8/22頃 蒙霧升降(ふかききりまとう)深い霧が立ち込める
1年中空調を電気の力に頼っていると、つい季節の変化を見落としてしまいますが、自然界の変化と食べ物や暮らし方を同期させる生き方がマクロビオティックの考え方でもあるので、この七十二候は大切にしたいものです。
お料理をする人にとっては、これをきちんと把握しているかどうかでお料理の格が上がりますし、健康につながるお料理にもなります。
京都の自宅近くでもヒグラシがギシギシワシワシと鳴いていました。
朝や夕暮れにはヒグラシの大合唱です。
毎朝シャワーのように降ってくるヒグラシの鳴き声とともに朝を迎えていましたが、これからはどんどん鳴き声が秋の虫に変化してくることでしょう。
マクロビオティックの陰陽を意識することは、こんな季節のとらえ方をして行くことでもあります。












