京都やマクロビオティックのことなど」カテゴリーアーカイブ

京都 岡崎疎水

たまには写真だけ。
雨の京都もいいものです。
新緑に癒やされます。

 
 

(京都 岡崎疎水 2018.5.2)

 
 
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桜沢如一先生のお墓参り

今日はマクロビオティックの創始者、桜沢如一先生のご命日なので、午前中にお墓参りをさせていただきました。
毎年お墓参りをしていて初めての雨降りでしたが、早い時間帯だったので小雨で助かりました。

いつもどおり麗可ちゃんがゴシゴシお掃除をしてくれています。
写真は水鉢の汚れを取り除いているところです。
宗派やお墓の形によっては水鉢のない場合もありますが、ここは汚れが溜まりやすい構造なので、念入りにお掃除しています。

 
 

次に中川さんがお花を手向けます。

 
 

毎年こうしてこの場所に立つと、いつも気持ちが新たになって、明日への活力をいただけます。
むそう塾の2017年度のご報告と2018年度の抱負、それにマクロビオティック界の現状も桜沢先生にお伝えして、本法寺を後にしました。

(桜沢如一先生のお墓は、京都市本法寺の中にある教蔵院にあります。)

<桜沢如一先生のお墓参り関連の過去記事より> 抜粋
桜沢如一先生のご命日 2017.4.24
桜沢如一先生のお墓参り 2016.4.25
桜沢如一先生の50回忌(4月24日) 2015.4.24
桜沢如一先生のお墓にご報告 2014.4.22
櫻澤如一先生のお墓参り 2013.4.22
櫻澤如一先生のお墓参り 2012.4.23

 
 
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京都 瓢亭 4月の松花堂弁当

雨が降りそうで降らない昨日の京都。
歩くと桜が散ったあとに若葉が綺麗で、自分も若くなったような錯覚をしてしまう(笑)
そんな素敵な春なのに、法律の勉強をしていたときは春が嫌いだった。
だって、一日経つと若葉は目を見張るほど成長しているのに、自分はそんなに成長していない現実があって、自然界の営みに圧倒されていたのだ。
そんな私の時には秋の方が落ち着いた。
だから、自然をありのまま受け取れる今は幸せ。

 
 


(京都 瓢亭 別館 2018.4.11)

今月の松花堂は当然ながら筍があちこちに登場
筍の木の芽和えは緑が控えめ(左上のお皿)
天ぷらはタラの芽

白いのは豆腐クリーム
昔は上級幸せコースでも教えていた
なめらかな舌触りが心地よい
裏ごしのコツを教えるために

煮物椀

今月は白魚のしんじょう
緑はよもぎ麩
左下の長くて黒いのはわらび

筍ごはん

あ! お漬物を写し忘れた(汗)

 
 
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京都寺町通の紙屋さん 「紙司 柿本」(かみじ かきもと)

(京都 寺町通 紙司 柿本)

むそう塾から歩いて15分くらいの所に、素敵な紙屋さんがあります。
過去記事でも取り上げている「紙司 柿本」  (かみじ  かきもと)さん。2012.9.4
いつ行ってもお客さんがひっきりなしに来て、暮らしを楽しんでいる人たちの氣が満ちている、とても氣の良い空間です。
柿本さんのすぐ北隣りには、あの有名な「一保堂茶舗」 さんがあって、カフェも併設していますので、美味しいお茶とお菓子をいただくのもいいですね。

ちなみに、寺町通りというのは、豊臣秀吉の京都改造によって天正18年につけられた名前だそうですよ。
天正18年って西暦でいうと1590年になるので、428年前のことなんですね。
この通りには、古いお店がいっぱい並んでいて、どことなく落ち着く雰囲気があって好きです。
この柿本さんは1716年に竹屋さんを営んでいたのが前身だそうですが、302年後の今はこうして新しい感覚のお店として営業されていて、なおかつ活気があるのが凄いなあと思います。

では、教室からの行き方をご紹介しておきましょう。
教室を出ると、鴨川沿いに北に向かって、二条の橋を渡り、そのまま突き当たりまで進んで右に曲がって、ちょっと北に進むとそのお店があります。
下の地図の緑の印がむそう塾で、左上の方にある赤い印が柿本さんです。

 
 

*   *   *

むそう塾生は、お弁当投稿をはじめとして、習ったお料理の復習投稿で写真を撮ることが多いのですが、そのときにお盆やランチョンマットを使用すると、端の方が写ってしまって残念な写真になることがあります。
それを防ぐために、服地屋さんで1メートルほどの布地を買うのも良いのですが、その布にシワがよっていてはこれも台無しになってしまいます。
(折りたたんでしまうとこういうことになりますね。)

そこで私が一番おすすめなのは凹凸感のある和紙です。
凹凸感があると光の反射が最低限に抑えられるうえに、シボシボした表情がお料理を引き立ててくれます。
たとえばこんな感じはいかがですか?
ランチョンマットより格も上がって高級感も出ます。

 
 

 
 

柿本さんでは通販もしていますので、こちらから選ぶとよいでしょう。
季節に応じてサイトに登場する商品が入れ替わるところが、いかにも京都らしくて素敵です。
こういうふうに季節感を大事にしているのが京都の文化なんですよね。
日本人の繊細さが、京都には日常のように脈々と流れていて、そんなところがとても落ち着きます。

 
 

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早織さんの記事の「ゆりかもめ」や京都のこと

女優の早織さんが「トーキョーでキョートみつけた 早織」という記事を書かれていた。

その中に、「真冬の鴨川でゆりかもめを見上げていた子どものわたしを思い出したことを話そうとしたのだ。しかし胸の中にあった京都の景色が出てきただけで、それは他者に共有され得る代物ではない。」という文章があった。

この記事を読んで私は、「う〜ん、京都の感性を言葉にして伝えるのは難しいだろうなあ」と思った。
ましてや広い東京で京都的なものを見つけるのは。
でも、早織さんは女優だから、私なんかと比べ物にならないくらい引き出しをいっぱいお持ちだろうし、私が行けなかったところにも行ける環境に恵まれている。
きっとこれから、彼女独自の視点で「東京にある京都」を探し出してくれることだろう。

*   *   *

ところで、最初の記事の「ゆりかもめ」だが、私も気になって調べてみた。
すると、ご丁寧に鴨川のゆりかもめのことが書かれていた。(wikipediaより)

海岸、内陸の湖沼や河川に比較的大規模な群を作り生活する。大きな河川では河口から10 km以上も遡る。夜は海に戻り、沖合のいかだなどを塒とする。京都市鴨川でも多くの個体が観察される。鴨川のものは比叡山上空を通過し、琵琶湖で夜を過ごす。

なるほど。鴨川のゆりかもめは琵琶湖から通勤していたのね(笑)

*   *   *

私は京都に毎週通うようになってから丸10年経つ。
2015年には京都にマンションを借りたので、京都に滞在する日も多くなってきた。
去年の11月から、毎月東京での「おしゃべり陰陽Cafe」に参加するたびに感じる「東京の景色」は、私が東京で働いていた頃とは変わって来た。

京都も10年前とは私が知っているだけでも変わって来た。
時代とともに変わるのは当然なのだけど、京都の変わり方とは少し違うなと感じた。
どちらが肌に合うかという問題かもしれないが、私は人生の最後を京都で終われたらいいなと思うようになった。
理由は、京都にいると落ち着くから。

 
 

(菜花と筍の炊合せ 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

京都塚原の筍(白子)は、甘さがあってやわらかくて、本当に美味しい。
竹やぶに生えただけの筍とは大いに異なる。

 
 

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