料理人 中川善博の陰陽料理」カテゴリーアーカイブ

トンテキの火加減(京料理人 中川善博)(動画あり)

トンテキ1 むそう塾

 
 

(トンテキ 料理:京料理人 中川善博)

豚テキや牛ステーキ。
あなたはどんな火加減で焼いていますか?
生姜焼きでもそうですが、焼くというくらいですから本当に焼くのです。

では、料理のプロが焼いている手元を見てみましょう。
こんなに強い火加減で焼き始めました。

トンテキ2 むそう塾

 
 

さあ、焼き進んできました。
炎の色が変わってきましたね。
ここまでの炎で焼いて初めて出る美味しさがあります。

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この時にはテフロン加工のフライパンは避けた方が良いです。
鉄のフライパンを使いましょう。

 
 
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マクロビオティックの陰陽で考えてみよう(陽性な食べ方 陰性な食べ方)

マクロビオティックを習っていても、食材の陰陽は気にしているのに、「食べるときの陰陽」を気にしていない人は圧倒的多数ではないかと思います。
私たちは一日のうちに何回かお食事をしますが、いつも同じ陰陽環境で食べているわけではありません。
忙しいとき、ゆっくりしたいとき、悲しいとき、嬉しい時、楽しいとき、いろんな気持ちで食卓に向かいますから、その時にピッタリの食べ方が出来ると、より一層心身の陰陽バランスを取りやすくなります。

下の写真はむそう塾ではお馴染みの「あらめビーフン」です。
初めて愛クラスを受講される人は、なんだか分からないけど美味しいお料理と表現されます(笑)
私はこのあらめビーフンが大好きで、福ZENに盛り付けされている量よりもっと多く食べたいと思ってしまいます。

 
 

あらめビーフン マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(あらめ玄米ビーフン丼 料理:京料理人  中川善博)

 
 

ところで、先日は3日間連続講座だったのですが、毎日福ZENがつく講座でした。
みんなが憧れる福ZENなのですが、なんとそのうち2日間は福ZENをお断わりして「あらめ玄米ビーフン丼」にしてもらいました。
せっかく中川さんが早朝から仕込んでくださったお料理をいただかないことに後ろめたさがあったのですが、どうしても体が「そんなに何種類も食べたくない」と発しているのです。
それで体の声を優先させてもらったのでした。

では、私の体の声とは何だったのか?
それは昼間授業をして、夜は連日続いている家事アドバイス講座のお返事をして、徹夜同然の状態で次の日の授業になだれ込んでいたからです。
一日7時間あまり立ちっぱなしでいるためには、陽性モードでなければ務まりませんから、体が自然に欲したのだと思います。
初めていただく「あらめビーフン丼」は、一気に食べ進んでしまう美味しさで、美味しいお味噌汁も糠漬けも後からいただいたほどでした(笑)

その日も授業と家事アドバイス講座の記事と二本立ての時間が過ぎ、やはり次の日もあらめビーフン丼をお願いしたのでした。
やはり美味しくて、黙々とお箸が進みました。
その食べ方はまさに陽性で、可笑しくなってしまいました(^^)

*   *   *

では、ここで食べ方の陰陽を考えてみましょうね。
まずは陽性な食べ方から。
男性に多いのですが、忙しい時にはお箸すら邪魔で、片手で食べられる物を好みます。
代表的なのがおむすびですね。
次はお箸をあっちこっち動かさなくて済む丼物です。
何も考えないで無心に食べられるからです。
お仕事のことが頭の中を占拠していて、食べる暇もないようなときには、とにかく流しこむように食べたいからですね。

次は陰性な食べ方です。
時間的に追われていないので、ゆっくりと楽しみながらいただけますから、おかずの種類が多いと嬉しくなります。
酒席ではちょっとずつお料理を楽しみたくなる心境が代表例ですね。
そんな心境のときには品数の少ないお料理は寂しく感じます。
まさに福ZENは色々なお味を楽しんでいただくお料理ですから、陽性モードのときにはおかずが多く感じるのです。

ということで、5月31日までは家事アドバイスのために陽性モードで全力疾走しなければと気合いを入れていた私なので、最後の最後は丼物が体の声だったわけです。
おかげさまで無事に乗り切りました。

気合いというのは面白いもので、思わぬ力を生み出してくれるものなんです。
余談になりますが、5月6日には連休の最後ということもあって、上りの新幹線はどれも満席のため、京都から東京までデッキに立って帰りました。
(私はいつも切符の予約はしません)
帰宅後はすぐに家事アドバイスの記事を書き続け、結果として徹夜になったのですが、その時の感想が面白いのです。
徹夜になっても椅子に座っていられるだけでありがたいと思ったからです(笑)
人間て凄いですね。より大変な経験をすると、その後はとても楽に感じることが増えるからです。
もっともっとキツイ経験をしたいと思いました。(Mか! ^^;)
経験の大切さを思わぬ場面で再認識したことでした。

 
 
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「木目っていうのは日本人のDNAに染みついちゃっているのよね。だから愛される」

「木目っていうのは日本人のDNAに染みついちゃっているのよね。だから愛される」
この言葉にストンと納得する。
実は凄かった!木の食品包装「経木」の天然パワー

 
 

むそう塾ではお馴染みの折り箱。
これもその良さは実証済みです。
誤った環境意識で危機に瀕する木の「折箱」から知る「日本は資源の乏しい国」という幻想

 
 

玄米の稲荷ずし マクロビオティック料理教室 むそう塾2 折箱

 
 

(包装 京料理人  中川善博)

 
 

玄米の稲荷ずし マクロビオティック料理教室 むそう塾1

 
 

(玄米の稲荷ずし 料理:京料理人  中川善博)

 
 

*   *   *

むそう塾生はこんなに美しい助六寿司も作れます。
玄米の稲荷寿司と白米の巻き寿司の美味しさを折箱が共演しているようです。
このスッキリとした美しさは日本人独特の感性に響きますね。
それは、桜の散り際の潔さを愛し、侘び寂びの心を持つ日本人ならではの心の高鳴りとでもいいましょうか。
まさに、タイトルの「木目っていうのは日本人のDNAに染みついちゃっているのよね。だから愛される」というところに帰結するのだと思います。
この折箱の角の緻密な仕事は、いかにも日本人らしい仕事ではありませんか!
このような文化がこれからも支持されて、心の安定につながってほしいと思います。
プラスチックにはない「愛でたくなる材料」は、実は地球にも環境にも人間にもやさしいことを改めて認識したいですね。

 
 

玄米の稲荷ずし  助六寿司 マクロビオティック料理教室 むそう塾2 折箱

 
 

助六寿司 料理:むそう塾生 舞さん

 
 
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中川善博の鯵フライ(残りの食材でサササッと)

鯵フライ 中川善博

 
 

(鯵フライ 料理:中川善博)

お魚の授業の翌日、残りの鯵を中川さんがフライにしてくれました。
茶色の細長いのは独活です。
残っていた黄金柑をギュッと絞ったら爽やか〜♪
お弁当講座のエビフライも凄く美味しかったけれど、この鯵フライもバッチリの美味しさでした。
揚げ方がやはりちょっと違いましたよ。
あっという間に、本当にあっという間に出来上がるのが驚きです。
あ〜、講座に入れたくなっちゃう(^^)

 
 
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マクロビオティックってやっぱり凄い!(筍料理にみる陰陽の証明)

「マクロビオティックの陰陽を駆使した筍料理」は、とんでもなく驚きの方法でした。
この日に備えて京料理人中川善博は、マクロビオティックの陰陽の特徴を考えながら、手間のかかる筍料理をいかに家庭の主婦たちが手軽に作れるようにするかを研究しました。
そして初めて満足コースで披露された料理方法は、あっと驚く内容だったのです。
「えーっ!?」「なるほど〜」。
その一部始終を見ていた人たちの率直な感想です。
筍料理の最初の難関はあのアクの処理ですが、そこで陰陽の考え方が力を発揮したのでした。
結構グルメな塾生さんも満足してくださった中川善博の筍料理を通じて、やはり陰陽の理論は素晴らしいなあと感じ入った次第です。

 
 

筍と烏賊の木の芽和え マクロビオティック料理教室 むそう塾 京料理人中川善博

 
 

(筍と烏賊の木の芽和え 料理:陰陽京料理人  中川善博)

巷ではマクロビオティックのことをとやかく言う人がいるけれど、こうしてお料理を通じて陰陽を肌で体験して行くと、やはり陰陽の働きは存在すると確信します。
それを何という名で呼ぼうとも。

 
 
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