「木目っていうのは日本人のDNAに染みついちゃっているのよね。だから愛される」
この言葉にストンと納得する。
・実は凄かった!木の食品包装「経木」の天然パワー
むそう塾ではお馴染みの折り箱。
これもその良さは実証済みです。
・誤った環境意識で危機に瀕する木の「折箱」から知る「日本は資源の乏しい国」という幻想
(包装 京料理人 中川善博)
(玄米の稲荷ずし 料理:京料理人 中川善博)
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むそう塾生はこんなに美しい助六寿司も作れます。
玄米の稲荷寿司と白米の巻き寿司の美味しさを折箱が共演しているようです。
このスッキリとした美しさは日本人独特の感性に響きますね。
それは、桜の散り際の潔さを愛し、侘び寂びの心を持つ日本人ならではの心の高鳴りとでもいいましょうか。
まさに、タイトルの「木目っていうのは日本人のDNAに染みついちゃっているのよね。だから愛される」というところに帰結するのだと思います。
この折箱の角の緻密な仕事は、いかにも日本人らしい仕事ではありませんか!
このような文化がこれからも支持されて、心の安定につながってほしいと思います。
プラスチックにはない「愛でたくなる材料」は、実は地球にも環境にも人間にもやさしいことを改めて認識したいですね。