料理人 中川善博の陰陽料理」カテゴリーアーカイブ

京料理人 中川善博の柏餅二種

今日は、秘伝コース修了の舞さんの柏餅が美味しそうに復習できていて素晴らしいなと思いました。
素人なのに蓬入りバージョンの柏餅まで進化して、本当に凄いです。
中川さんの柏餅は随所に工夫が凝らされていて、それはそれは美味しかったです。
私は味噌餡のファンになりました。
また食べさせてほしいな(๑´ڡ`๑)

 
 

柏餅 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(柏餅二種 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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一寸豆とベーコンのパスタ(京料理人 中川善博の料理)

一寸豆とベーコンのパスタ 京料理人中川善博

 
 

(一寸豆とベーコンのパスタ 料理:京料理人  中川善博)

とっても美味しかったです!
一寸豆が爽やかで、体の中まで緑の風が吹き抜けたような食後感になりました。
旬をいただくって本当に幸せですね。

 
 
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「夏のお弁当講座」の復習 プロの凄みを感じました

先日開催した「夏のお弁当講座」は皆さんに大好評で、早速復習投稿が相次いでおります。
まだこれから開催するクラスが3クラスありますので、中川さんのブログでは投稿記事を掲載しませんが、個別にお返事をしております。
昨日は5月4日に受講された姫さんが、全種類の復習をされて投稿されていました。
そこには感動の言葉が綴られていて、とても嬉しかったです。
それぞれのお料理に細かく感想を書いてくださっていたのですが、まだ講座が残っていますので、抜粋で掲載させていただきます。
ハードな日程ではありましたが、頑張ってお伝えして良かったと思いました。
これから受講される方は、ぜひお楽しみに!

<姫さんのメールより>  抜粋

どのメニューも家族から大好評でした。
お弁当作りにはもちろん、普段の食卓にも大活躍しそうです。
このレシピの数々の生み出されるまでの労力を想うとありがたくてなりません。
本当にありがとうございます。
家族が美味しく健康であれますように、しっかり再現していきますので、ご指導よろしくお願いいたします。

(1)新サツマイモの蜜煮
新さつまいもの蜜煮 マクロビオティック京料理教室 塾生作品

 
 

(2)寄せ枝豆揚げ
寄せ枝豆揚げ マクロビオティック京料理教室 塾生作品

 
 

(3)トウモロコシのかき揚げ
とうもろこしのかき揚げ マクロビオティック京料理教室 塾生作品

 
 

(4)海老チリ
まずは、この海老チリソースを開発してくださり、ありがとうございます!!
材料の種類、バランス、配合…これは絶対に自分ではあみ出せません。本当にプロの凄みを感じました。中川さん、凄いです。
海老チリ マクロビオティック京料理教室 塾生作品

 
 

(5)ズッキーニのジョン
ズッキーニのジョン

 
 

(6)セロリのピクルス
セロリのピクルス マクロビオティック京料理教室 塾生作品

 
 

(7)豚の生姜焼き
柔らかく仕上がり、香りも最高の『生姜焼き』。革命が起こりました!
山盛りのキャベツといただきました。キャベツの練習もできるので、ヘビーローテーションになりそうです。
豚の生姜焼き マクロビオティック京料理教室 塾生作品

 
 

(8)ししとうのおかか炒め
ししとうのおかか炒め マクロビオティック京料理教室 塾生作品

 
 

(9)鰻の佃煮
鰻の佃煮 マクロビオティック京料理教室 塾生作品

 
 

(10)鶏と胡瓜の小串
鶏と胡瓜の小串 マクロビオティック京料理教室 塾生作品

 
 

(以上10点 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品)

 
 
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京筍と地鶏の焚き合わせ 焼き菜の花添え 料理方法の陰陽

京筍と地鶏の焚合焼菜花添え マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(京筍と地鶏の焚合 焼菜の花添え 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

先日の夕食に中川さんがササッと作ってくれた焚き合わせがとても美味しかった。
旬の京都塚原の筍が口の中でホロッと崩れるやわらかさで、そこに添えられた焼き菜の花の美味しいこと、美味しいこと。
茹でた菜の花が一般的だけれど、焼いた菜の花はこんなにも美味しいものだったのか!というくらい美味しかった。

筍はマクロビオティックでは言わずと知れた陰性な食材である。
しかしそこに地鶏という陽性な食材を組み合わせ、さらに菜の花を「焼く」という陽性な料理法でまとめたこの一品は、見事に陰陽バランスが取れていて素晴らしかった。
菜の花から立ちのぼってくる焼いた香りが何とも野趣あふれたダイナミックさがあって、野の息吹をそのまま体に取り込んでいる感じがして、まさに命をいただいている躍動感があった。
旬の持つエネルギーは凄いものだ。

マクロビオティックでは食材の陰陽表を手にして、あれダメこれダメという姿が多く見られるが、肝心なのは「口に入る時の陰陽はどうなのか?」ということである。
もっというなら、それを食べた結果、体の中でどんな陰陽の働きをするのかということが大事である。
そこに思いが至らず、食材の段階で陰だ陽だといってもそれは不完全である。
料理方法の陰陽はとても大きく心身に影響し、同じ食材でも食べる人の体調を左右する。

巷では食材の良し悪しに関心が集まっているが、私はその食材をどのように料理するかもとても重要だと思っている。
それはむそう塾をしていて、まさに「人は食べたもののようになる」現実を毎日見ているからである。
揚げ物の多い人、炒め物の多い人、茹でた物の多い人などなど、それぞれの特徴が外見からも透けて見えて来る。

一番少ないのは、煮物の多い人である。
煮物は料理方法の陰陽でいうなら、中庸ゾーンに属するものが多いので、それを食べるとお箸を置いた時の表情が違う。
実に落ち着いた良い表情をする。
それは煮物にあるあの煮汁が一つの役目を果たしている。
体の中の水分と煮物の水分が同期するかのようにしっくりと融け合って、心の渇きを補ってくれるのである。

そのことを10年以上前に、陽性すぎて悩んでいる人に試したところ、見事な結果が出て納得した。
いかに料理方法が人の心のありように影響するのかを知った私は、料理方法の陰陽をもっと前面に出した講座をしたいと常々思っていた。
昨年の秋から始めた「煮物講座」は、塾生すら最初は地味な印象だったと思うのだが、それを召し上がってくださったご家族様からは、絶大なる感動の嵐が巻き起こった。

それもそのはず、むそう塾で料理を教える中川善博は、超一流の料亭料理を作る人間だから、美味しくするノウハウを沢山持っているのである。
そこにマクロビオティックの陰陽を添わせて料理をすると、驚くほどの美味しさになるから不思議だ。
いや、それが宇宙の法則どおりの美味しさなのかもしれない。

本当に体に必要な美味しさは中庸であって、陰性や陽性に偏ったものが美味しいと思うときは、心身も偏っていると思っても良いだろう。
ふだん口にする食べ物であなたの健康も病気も作られていくのだから、まずはお料理が出来る人になってはいかがだろうか。
そして、最終的には心を潤わせる食べ物で命を紡いでいけたら理想的だと思う。

最後に、写真のお料理は煮汁がとても美味しくて、煮汁のおかわりをして飲み干したほどだ。
余談だが、このお料理は「京筍と地鶏の焚合 焼菜花添」と料理人は書くのだそうだ。
そんなの今の人には通じないよ〜と言って、私が勝手に送り仮名を加えたのだが・・・。

 
 
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中川式鶏なんばかっちんうどん(手順つき)

中川式鶏なんばかっちんうどん マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(中川式鶏なんばかっちんうどん 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室)

この美味しいかっちんうどんが6〜7分で出来ると言われたら信じられますか?
上級幸せコースでお教えした「うどん屋さんの出汁」を冷蔵庫にストックしておけば、いつでも短時間で極上の鶏なんばうどんが食べられます。
手順は簡単。

冷凍うどんをお湯の中に入れ、小鍋に出汁と切ってから冷凍しておいた鶏肉を入れ、丼にあもさんを入れて熱湯を注ぎます。
これらの作業をほぼ同時にスタートします。
その間にお揚げを刻んで小鍋に入れ、九条ねぎが刻みあがった頃、おうどんが食べ頃になりますので、丼のお湯を捨てておうどんを入れます。
九条ねぎを小鍋に放り込んでサッと天地返しして丼に注ぎ、へぎ柚子を飾ります。
これで出来上がり!
記事も6分以内に書き上げました(笑)

写真は中川さんが実際に6分くらいで作ってくれたものですが、コツは冷凍するときに鶏肉をこのお料理用に薄く切っておくことです。
場合によってはお揚げもこれ用に切って冷凍しておくと、いざ鶏なんばうどんを作ろうと思ったときに、刻むのは九条ねぎだけということになって、洗い物もラクチンです。
忙しい人ほどお料理の腕を上げ、効率を高めることが充実した人生につながることを実感するお料理です。

なお、「かっちんうどん」とは御所言葉の「お餅=おかちん」から来ているそうで、関東では「力うどん」ということになります。
「鶏南蛮うどん」でなく「鶏なんばうどん」という言い方も京都らしいこだわりです。

 
 
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