料理人 中川善博の陰陽料理」カテゴリーアーカイブ

筍とあさりの玄米リゾット 中川善博の陰陽料理

筍とあさりの玄米リゾット 中川善博 マクロビオティック料理教室

(筍とあさりの玄米リゾット 料理:中川善博 作り方はGoogle+に掲載)

ジャーに玄米ご飯が残っていたなら、ためらわずにこんなリゾットを作ってみてはいかがでしょうか。
先週の上級幸せコースの日に、中川さんが予備のあさりと玄米ご飯でチャチャチャっと作ってくれたのがこんなに素敵なお料理でした。
一気に食べ進む美味しさでしたよ。
やはりあさりの旨味成分は強力です。
男性にも女性にも生殖器を強くするためにもお奨めする食材です。
貝類を召し上がった男性陣の反応をとくと観察されたし(笑)

本当はあさりをトッピングしてから写真を撮る予定であさりをよけてあったのに、忘れて撮影してしまいました。
チーズが溶けてしまわないように急いだためです(;´Д`)
(中川さんでもそういうことがあるんですね^^)
筍の陰性をあさりとチーズの陽性がカバーし、毒消しの大根も入っています。
茗荷の香りがさっぱりして絶妙の陰陽バランスでした。

食べ終わってみて、このお料理の主役はやはりご飯だと思いました。
お料理全体に物凄く旨味があって美味しいのですが、その玄米ご飯はパスポートレベル以上で炊けている必要があります。
皮感の残る玄米ご飯では別物になってしまいます。
むそう塾名物の中川式玄米稲荷寿司も玄米のちらし寿司も、玄米ご飯が50点以上の炊き上がりでないと美味しく仕上がりません。
玄米の皮が味の浸透を邪魔するからですね。
白米にはない難しさが玄米料理にはあるのです。

 
 
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「筍の木の芽和え」作り方の差異と京料理人が教えるコツ

どうやら「木の芽和え」には一般的に伝わっているものと、京料理人が作る方法には違いがあるようです。
京都には筍や松茸料理に関しては、他の追随を許さない本格的な料理方法があるのだと感じます。
先日「筍と紋甲烏賊の木の芽和え」を中川さんが作られているのをそばで見せてもらって、とても勉強になりました。
貴重な場面を見せていただき、お味も覚えられて役得なことといったらありません。
盛り付けの美しさにも唸りました。

次の写真は「青寄せ」を入れた時の緑です。
木の芽和えの緑色の変化1 マクロビオティック料理教室

 
 

そこに「玉味噌」を入れます。
木の芽和えの緑色の変化2 マクロビオティック料理教室

 
 

すると、少し緑が薄くなります。
異なった色が加わるのですから当然ですよね。
木の芽和えの緑色の変化3 マクロビオティック料理教室

 
 

でも、中川さんが作ると最後はこんなにも緑が綺麗になって来ました。
木の芽和えの緑色の変化4 マクロビオティック料理教室

(筍と紋甲烏賊の木の芽和え 料理中:中川善博)

「木の芽和え」の作り方を検索すると、実に色々な方法が登場しますが、時間の経過とともに色があせてしまうものが多いそうです。
しかし、おそらく来年満足コースの人たちに伝えられるであろう作り方は、作ってから緑の発色がグッと強まるのが特長です。

中川さんがこちらの記事でこんなことを書かれていました。
木の芽味噌を小型スパチュラで良く練って艶を出してから、さっと和える。
こちゃこちゃ手数を増やさない。
もうちょっと混ぜたいよ〜!と思う手前でやめるのがProです。

和え方のコツや発色のこと、あるいは木の芽の置き方の角度や枚数を知ってからGoogleで画像検索をすると、実に面白いですね〜。
むそう塾で中川さんからお料理を習えることの素晴らしさに感動されると思います。
何しろこの私自身が、もっと早く中川さんからお料理を習いたかったと強く思うのですから。

 
 
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絶品! 中川善博のボンゴレロッソ

ボンゴレロッソ 中川善博 マクロビオティック

(ボンゴレロッソ 料理:中川善博)

中川さんが作ってくれるお料理には、どれも優しさや食べやすさや喉越しまで計算された奥行きがあります。
このボンゴレロッソも同様で、とても喉越しが良くて知らず知らずのうちに食べ進んでしまいます。
このソースがまた美味で、パンできれいにさらってしまいたい感じでした。
そしてやはり盛り付けが美しいです。
和食と洋食の違いは盛り付けにも表れますが、中川さんが盛り付けるとしっとり感が出ます。
見るからに美味しさを引き出す盛り付け。
毎朝のお弁当ツイートで塾生さんは鍛えられていますが、盛り付けにはアート感覚が必要だなあとつくづく思います。

 
 
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筍と紋甲烏賊の木の芽和え

筍と紋甲烏賊の木の芽和え 中川善博 むそう塾

(筍と紋甲烏賊の木の芽和え 料理&撮影 中川善博)

中川さんが木の芽和えを作ってくれた。
美しくて、おいしくて、幸せだった。
料理に酔う。
そんな感じがした。

 
 
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極上お弁当講座の感動を新たに! 

5回にわたって開催した「極上お弁当講座のすべてお持ち帰り講座」の記事にいただいたコメントが嬉しかったので、ここにいくつかご紹介しておきましょう。
全員分をご紹介できなくてすみません。
一番嬉しいのは、苦手だったことが楽しさに変わってくれることでしょうか。
お弁当作りをきっかけにして、お料理好きになっていただけたらこんなに嬉しいことはありません。
皆さんの感動を共有して、お弁当だけでなく毎日のお料理の励みにしてくだされば、いつまでもモチベーションが下がらずにすみます。
毎朝のお弁当ツイートでも中川さんがしっかりフォローしていますので、講座内容をしっかり身につけてくださいね。

【Hiさん】
朝からお弁当を作ることの負担を軽減する様々な工夫が散りばめられていて、中川さんがお話しされる一つ一つに、納得!と、頷いていました。

【あこさん】
こんなに簡単なのに、なんでこんなに美味しいの!?
と、中川さんの凄技に唸りっぱなしの一日でした。

【kyoroさん】
毎日の日課であるお弁当作りに革命が起きた1日になりました。

【みゆきさん】
お弁当作りは面倒くさいものという概念が払拭されて、楽しいものなんだなと思えたことも収穫でした。

【みんみさん】
1人分のお弁当をどんな風に作るのか、興味津々でした。
短時間で作る工夫、食材の使い切り方など、驚きがいっぱいでした。

【夏目さん】
おかず夫々を少量で作る工夫が、驚きと感動でした。
中川さんの作られる手元、盛りつけられる手元、
魔法使いの手に、吸い込まれました!

【カモメさん】
期待をはるかに上回る技の数々に驚きの一日でした。
弁当箱への詰め方もいろいろある事も本当に勉強になりました。

【ちえこさん】
材料の買い出しから、後片付けまで考え抜かれており
驚きでいっぱいの楽しい一日でした。

お弁当箱に料理を盛り込む中川さんの手元は
見ているだけでワクワクし、
中川さんの迷いのない盛り込みに憧れます。

【香華さん】
持ち帰ったお弁当をいただきましたが、時間が経っても、経ってからさらに美味しくなっていたのには驚きました。

【ふみよ丸さん】
嫌いだったニンジンのグラッセも、その美味しさに、パクパク食べてしまいました。
お弁当の盛り込みを間近で拝見させて頂き、スルスルと素敵なお弁当が次々出来上がっていく様子に、とてもワクワクしました。

【kotoさん】
中川さんの盛り付けも、もっともっと見ていたいくらい
手元も出来上がりも綺麗で、早くて、パターンがいろいろ
あって・・・驚きの連続でした。

【Macoさん】
朝、家族のためにお弁当を作るということはどういうことか、また食べる時間と状況など、様々な点から考え抜かれ、かつ陰陽バランスも取られたメニュー構成と作り方、そして盛り付け。
最初から最後まで驚きと感激の連続でした。

【綿毛さん】
数々の新しいお料理ツール、工夫された活用法に驚きました。

【けいとさん】
沢山の技、工夫、そして中川さんの発想の豊かさに驚きと感動に包まれた一日でした。どのお料理もぱっと出来る上にとても美味しかったです。

【ゆきさん】
長年、お弁当を作っていた中川さんだからこその
技や工夫がいっぱいで、驚くことばかりでした。

そしてお弁当の盛り込む姿、動作はとても美しかったです。
お弁当も同じ盛り込み方はなく、
(自分の思考はワンパターンだと思い知りました)
とても勉強になりました。

【banbiさん】
目からウロコの調理法、中川さんの柔軟なご発想には
驚きっぱなしでした!
買い物から後片付けまで、そして様々な盛り込みも間近で
学ばせていただけて興奮と感動の連続、贅沢なお講座でした。
細かなポイントやコツ、対処法なども大変勉強になりました。

お弁当を楽しみに待っていた夫は蓋をあけると
その美しさにすでに喜び満開の様子で、感嘆の声をあげながら
お箸を進めると 余りの美味しさに笑い始め
「とてもバランスが良くて心も体も心地良い」と感動しきりでした。

【こまきさん】
同じ時間、同じ材料、同じ道具で人によって
こうまでも違ってしまうものだ‼︎という驚きと凄さに
圧倒され、またお弁当をいただいた時に再び、感動でした。
活かすも殺すも自分次第と反省もしました。

【子象さん】
お弁当は持って行かないと行っていた者が、できるだけ持って行きたいと思うようになる。
お弁当を作らなきゃー、と義務的に作っていた人が、作りたいという楽しさに変わる。
中川さんから教えていただくことで、お弁当に対する想いが劇的に変わりました。

【麻莉さん】
どれも作ってみたくなる美味しいお料理ばかりでした。
時間も手間も無駄にならずビックリでした。

【姫さん】
普段のお料理と料理の盛付け、お弁当のお料理とお弁当の盛込み。それぞれ、違いがあり、上手く使い分けていかなかなくてはダメなんだな…と勉強になりました。

【みーまさん】
お弁当は帰ってすぐに、最後までとても美味しくいただきました。お弁当自体に「最後まで食べさせる力」があるのですね。

【マメコさん】
今までのそぼろの作り方は力尽くで、焦げ付いたお鍋を洗うのも大変でした。中川さんに教えていただいたそぼろは作り手にも食べる人にもなんて優しい作り方をするのだろうと感動しました。

【ともりんさん】
私にとってお弁当に対する考え方は、むそう塾にご縁をいただいてから大きく変化したものの一つでした。
今回講座を受けさせていただいてまた改めて、お弁当を作ること、食べてもらうことの役割の大きさに感じ入っています。

【Teさん】
私は要領が悪くお弁当作りを苦手に思っていたので、夫はお弁当を美味しいと思っていなかった(ワクワクを期待していない)…と推測しています。
講座では、美味しくて楽しいお弁当作りのポイントをたくさん教えてくださいました。
私にとっては、目的をはっきりさせて時間に対して積極的になることが肝だと感じました。

【ひとみさん】
昨日のお昼に夫からメールがありました。
「今日の弁当、スゴイ。食べたら食欲戻るし、
食べ終わったら、腹から力が湧いてくる」
講座の内容は話してなかったので、驚きました。
お弁当のもつ力も、作る私の責任も感じました。

(マクロ美風から補足)
ご主人様は最近ちょっと体調を崩しておられたので、食欲がなかったのかもしれませんね。
でも、食欲が戻ってよかったです。

<お弁当講座の記事>
「極上お弁当講座のすべてお持ち帰り講座」第1回(2014.3.30開催)
「極上お弁当講座のすべてお持ち帰り講座」第2回(2014.3.31開催)
「極上お弁当講座のすべてお持ち帰り講座」第3回(2014.4.5開催)
「極上お弁当講座のすべてお持ち帰り講座」第4回(2014.4.6開催)
「極上お弁当講座のすべてお持ち帰り講座」第5回(2014.4.7開催)

 
 

お弁当4 中川善博 マクロビオティック料理教室 むそう塾

(お弁当の盛り込み例 料理&盛り込み:中川善博)

 
 
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