料理人 中川善博の陰陽料理」カテゴリーアーカイブ

おせち講座の「鴨ロース」の切り方(動画つき)

昨日で6回にわたる本年度のおせち講座がすべて終了しました。
高度な技術を伝授していますので、デモを見ただけでは簡単に出来ないことが多いです。
食材費がお高いからと練習をカットして上手く出来るほど生易しいお料理ではありませんので、ぜひ本番前に何回か練習をなさってください。
少しでも完全にコピーできるよう、一昨日から動画をアップしていますので、ご参考になさってください。
中川さんの解説がとても丁寧で、大事なところがほとんど学べてしまいます。

この記事では「鴨ロース」の切り方をご紹介します。
お刺身の平造りと同じ切り方です。
幸せコースでお刺し身の授業を受けた人ならもうお分かりですね。
切り方だけでなく、盛付けのことも話していますので、OBENTERSの皆さんも必見です。

 
 

鴨ロース むそう塾 おせち講座

 
 

(鴨ロース おせち講座 料理:陰陽京料理人 中川善博)

 
 

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満足コースの肉じゃがが美味しすぎます!

満足コースに登場した肉じゃが。
「え〜? 俺が肉じゃがのレシピを書くの?」って中川さんが悲しいお顔をされたのですが、一度ご馳走になってあまりにも美味しかったので、ぜひ満足コースのメニューに入れてほしいと懇願したのです。
そしていよいよ肉じゃがの授業が!

中川式肉じゃが マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

この肉じゃがって、お汁もすごく美味しくて、ぜ〜んぶ平らげてしまいます。
まるでソースが美味しいときにパンで拭い取るように食べる感じで。

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「こんな美味しい肉じゃが、食べたことなーい!」というのが皆さんのご感想でした。
もちろん、私も同じ感想です。
陰陽を駆使して肉じゃがを作ると、こんなにも美味しくなるんだね。というのが実感だったのではないでしょうか。
マクロビオティック料理は美味しくないと思われている方も多いのですが、この肉じゃがをマクロビオティック料理だといったら怒られるでしょうか?

 
 
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玄米ご飯でかき揚げ丼 マクロビオティックですねぇ

昨日は「じっくりコース」でかき揚げや天ぷらを揚げました。
精進バージョンの天ぷらは、すでに幸せコースでお教えしてあるので、一歩進めて一般的な天ぷらの揚げ方でした。
むそう塾はマクロビオティックの料理教室ですから、動物性を一切使わない天ぷらをお教えしていたのですが、動物性を食べたいご家族がおられる場合にも対応できるようにするためです。
これは幸せコースの土台があるから出来ることで、何年もむそう塾に通ってくださったじっくりコースの皆さんの昔を思い出しながら写真を撮っていました。

マクロビオティックだから動物性を一切使わないお料理しかできないのではなく、動物性を食べたい人にも体への負担を最小限にできる作り方や食べ方をマスターしていて、美味しく召し上がってもらうことを教えるのがむそう塾スタイルです。
美味しいお料理を食べたい欲求は強く、それはマクロビオティックの料理であっても同じことです。
その本能を満足させるため、むそう塾では常に「美味しい!」を忘れません。
「美味しくなければ料理じゃない。それは餌です。」と言い切る中川善博のプロとしての腕に、マクロビオティックの陰陽を重ね合わせると、本当に美味しくて心にも体にもやさしいお料理が誕生するので、いつも感動しています。

昨日は揚げたかき揚げを玄米ご飯の上に載せて、かき揚げ丼が登場しました。
中川式玄米ご飯は白米のように炊き上がるのが特長ですから、玄米ごはんであることを忘れてしまう食感でした。
ムシャムシャ噛み続けなければいけない硬い玄米ご飯だと、この美味しさは味わえないなあと思いつつ試食しました。
単なる美味しいお料理は世の中にたくさんありますが、それを食べ続けると健康に危険信号がともる美味しさが多いですね。
欲求を満たすだけのグルメ料理ではなく、「その一口一口が自分の体と心をつくる認識」のもとで、本当に美味しいお料理を追究するのが真のマクロビオティック料理です。

その判断は、召し上がった後のご自分の体が正確に教えてくれるので、その声(反応)に耳を傾けながら陰陽バランスを取るのが正しいマクロビオティックのあり方です。
揚げ物はご家庭で作るのが一番美味しくて安全です。
天ぷらもフライも唐揚げも、むそう塾でお伝えする揚げ物はご家庭でも大人気なので、ぜひ美味しさと健康を両立できる技術を身につけてほしいと思います。
そのためのサポートも全力で行なっていますので、お伝えした技術を完全コピーしてくだされば良いのです。
そして、陰陽バランスを取ることの心地よさを実感していただけたら嬉しいです。

 
 

かき揚げ玄米丼 むそう塾 マクロビオティック料理教室

 
 

(かき揚げ丼 玄米ご飯 料理:陰陽京料理人  中川善博)

 
 
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玄米ご飯が美味しく炊けない理由

新米の季節になりましたね。
ご飯は美味しく炊けていますか?
毎年この季節になるとご飯がうまく炊けなくなる人が続出します。
それは新米というものの特徴を知らない人がいることと、田んぼや気候、作る人の体調や環境によって微妙にお米の仕上がりが変わることが原因です。
いつもお米は一定であると思うのは浅はかで、お米はれっきとした生き物であり、環境の影響を色濃く反映するものなのだということを意識しなければなりません。
夏の日照時間は影響がとても大きいので、今年の夏は西日本と東日本での大きな天候差を考慮しながらお米を判断しましょう。

さて、先日の愛クラスでどうしても美味しく炊けないからお米に原因があるのではないかと思われた塾生さんから中川さんのもとに玄米が送られてきました。
こういうことはよくあることで、むそう塾ではここまでフォローしながらその人にピッタリの玄米ご飯が炊けるようにご指導しています。
中川さんがその玄米で炊飯してみると、下の写真のように美味しく炊けました。
ということは玄米に問題はないということが判明しましたので、次の原因を探すことになります。

きっとご本人は認めたくないかも知れませんが、ご家族のことで大きな悩み事を抱えていらっしゃることが影響していると思います。
むそう塾生にはいつも口を酸っぱくしてお伝えしているのですが、お料理をする人の精神状態によってお料理の仕上がりが異なります。
プロとは違って普通の主婦やお嬢さんがお料理をすると、その反映度は大きいので、そこを意識して台所では気持ちを切り替えてお料理をする必要があります。

これはお料理に限ったことではなく、日常の会話やお仕事でも心当たりがありますね。
ですから、良いお仕事をするためにも、良い人間関係をつくるためにも、自分の氣を高めておくことがとても重要です。
良い氣をキープするには、良い氣を発する人や物に接すること、良い氣の集まる場所に出入りすること、悪い氣を発する場所や人や環境には距離をおくことです。

そうはいってもご家族や職場に悪い氣が満ちている時には、なかなか避けられない側面がありますね。
そんな時には努めて食べる物の氣(質)を上げることです。
本当に体に良いお食事をした時には、人間って何だか安心したり幸せな気持ちになりますよね。
一時的であっても満足感を味わいませんか?
それで良いのです。満足な時間を少しでも多く持続出来るようにして行くのです。

その一つの方法としてあらゆる角度から精神面をプラス方向に持って行くビジネスも大賑わいですし、その効果を否定するものではありませんが、人間はいつも食べるわけですから、そのお食事から見直すことが一番継続しやすいと思います。
これは地道ではあるのですが、確実な土台を作ってくれますので、まずは自分からその意識を持つことが重要です。
意識を持った上で主食を大事にすること。おかずはその後です。

ということで先述の塾生さんの場合ですが、色々心配事が多くてもすべてはあなたの気持ち一つでその心配度は軽くなります。
あなたがするべきことは、周りのご家族さまの心に響く玄米ご飯を炊き上げることではないでしょうか。
あなたの炊きあげた玄米ご飯を召し上がって、「ああ、幸せだ」と思ってもらえる時間を増やしてあげることです。
そこのところがついついいい加減になって今を迎えてしまったように思います。
今こそ過去を総決算するおつもりで玄米炊飯に真剣に取り組んでみませんか?
それがひいてはご自分の氣をアップすることにもつながって、結局気づいたら周りの心配事が減っていたということになります。

もう一度愛クラスを再受講されるのも良いですね。
中川式玄米炊飯はそれほど奥深いからです。

中川式玄米炊飯 生徒と塾長の比較 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(同じお米で炊き比べた中川式玄米炊飯 右:中川善博作品)

 
 
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これがむそう塾の玄米ご飯です

むそう塾で伝授する玄米ご飯を写真に撮るとこんな感じです。
お味をお伝えできないのがとても残念・・・。

玄米ご飯 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(玄米ご飯 料理:京料理人  中川善博)

 
 
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