マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

お弁当投稿の方法 塾生さんのご質問にお答えして

幸せコースの塾生さんから、お弁当投稿についてご質問がありました。
お弁当投稿を体験すると、ものすごく力がつきますから、ぜひ頑張って挑戦してほしいと思います。

お弁当投稿には①〜⑧のようなお約束があります。
⑨〜⑪で基本を踏まえながらお弁当が作れるようになります。
⑫の講座を受講すると一気に力がつきます。

① 朝8時30分までにTweetで投稿すること
② その日の朝に作ったものを投稿すること(佃煮などの保存食は当日製でなくてもOK)
③ 前日に炊いたご飯では投稿しない(やむを得ない場合は下の写真のような方法もOK)
④ 3分以内で盛り込むことを目標とする(3分超えでも投稿はOK 100点はもらえない)
⑤ 写真はキューピー撮りにしないこと
⑥ 投稿には「#musobento」のハッシュタグをつける(#とmの間をあけない)
⑦ 中川善博の添削Tweetに返事をするときも「#musobento」をつける
⑧ 前日の中川善博の添削Tweetに返事をしてから新しい投稿をする

⑨ サイトの「きょうの100点お弁当」にある先輩の投稿から学ぶこと
⑩ Twitterのおまとめ集から学ぶこと お弁当参考資料1 必読!
⑪ 先に盛り込みの絵を描いて計画を立てること 設計図のレッスン 必読!
⑫ できれば「中川善博の盛付秘伝&料理写真の撮り方講座」を受講すること(この記事は過去のもの 希望者がいれば開催)

 
 

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【ご褒美】

過去に100本ノックと称して、100日間続けて投稿した先輩が何人かいます。
土曜日も日曜日もとにかく連続100日間続けるのです。
そうすることで根性がついたり、技術が伴ったり、体力がついたり良いことだらけです。
今まではそのままだったのですが、今後はそれをもっと評価してあげたいと思います。
中川さんと相談しておきますね。

なお、「きょうの100点お弁当」の記事番号がキリ番のときには、その日の記事に選ばれた人に下記のご褒美があります。
・ご希望のお弁当箱(金額の上限なし)
・単発講座の受講費割引(20,000円分)

 
 

過去にお弁当にまつわるこんな記事を書きました。
ご参考になさってください。

お弁当に自分を詰める 沢村貞子さんのこと 2014.2.19
お弁当とは「自分」を持って行ってもらうもの 2014.8.19
「夫婦の時間を大切に育んで行きます」 塾生さんのメールより 2018.1.14
マクロビオティックの指導現場から お弁当が育てた子どもの心 2021.5.19

 
 

(ガパオライス弁当 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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玄米ご飯が残ったら冷凍していませんか? それは避けたいですね

先日、幸せコースの塾生さんと放課後に話していて、「あれ?」と思ったことがあるので、記事にしておきます。
かつて「玄米の炊き方秘伝講座」(愛クラス)では、炊きあがった玄米ごはんの保存方法も教えていました。

でも、一般的には冷凍する人が多いように思います。
そして、食べる時に電子レンジで温めるのが一般的、マクロビオティックの人たちは蒸す人が多いでしょう。

しかし、炊いたご飯を冷凍することで、陰陽の著しい変化がおきます。
さらに、それを電子レンジや蒸し器で温めることで、これまた陰陽の変化がおきます。
こんなふうに陰陽が乱高下する食べ物が主食であるのは、望ましいことではありません。
それに、美味しくないですしね。

 
 

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むそう塾では炊きあがった玄米ご飯は、保温ジャーで保存するように指導しています。
フタを開ければいつでも温かい玄米ご飯が食べられる状態です。
お弁当に持参する時、ご飯とおかずが別々ならご飯を保温状態で持参してもかまいません。
ただし、ごはんとおかずが同じお弁当箱の場合は、ご飯を冷ましてから盛り込みます。

なお、美味しく炊きあがったと思ったご飯でも、冷めてしまうと美味しくないのは、まだむそう塾でお教えした炊きあがりになっていません。
本当に美味しい炊きあがりのご飯は、冷めても美味しいのです。
あなたのご飯もそんなふうに炊きあがっていますか?

 
 

【どうしても残った場合】
・冷蔵してから蒸す → 陰性が増す
・冷蔵してからチャーハンにする → 陽性が増す
・冷蔵してからお雑炊にする → 蒸すより陰性が増す

こういった陰陽の違いを意識して、ご自分の体調に合った状態にしていただきましょう。
ただし、しょっちゅうこのような食べ方をしないで、なるべくジャーから食べられる環境が望ましいです。

 
 

(中川式玄米ご飯 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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「秘伝コース」と「幸せコース」がスタートしました

5月14日に「2022年度(第8期)秘伝コース」が、5月15日に「2022年度(第14期)幸せコース」が、それぞれスタートしました。
今年の秘伝コースは、満足コースから全員進級の持ち上がりクラスです。
内訳は、東京1名・富山県1名・石川県1名・愛知県2名・滋賀県1名・京都府2名です。
さらに、今年の特長は、すでに秘伝コースを修了された人が3名もいらっしゃることです。
ついに秘伝コースの再受講生が登場しました!

そして、その3名とも「鱧の骨切り特訓講座」を受講されるとのこと。
すごいですねぇ。
難関に次々トライしてくれます。
再受講されると、本当に皆さんの実力がつくんですよね。
それは目を見張るほどです。
皆さんのさらなる成長がとても楽しみです。

授業の様子はこちらから。

 
 

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一方、幸せコースは、やっと待ちに待った日がやって来ました。
半年以上も待ってくださって、本当に恐縮しています。
塾生さんの内訳は、埼玉県1名・神奈川県1名・愛知県1名・滋賀県1名・大阪府2名・長崎県1名・沖縄県1名です。
沖縄から通ってくださる塾生さんは、コロナの影響で飛行機の便数が減っているため、2泊3日で通ってくれます。
遠いところをありがとうございます。

皆さんが遠くからいらしてくださるので、少しでも貴重な情報をお伝えしたくて、盛り沢山なスタートになりましたが、しっかりフォローさせていただきますので、ご遠慮なくご質問ください。
メールもiMessageも使い倒してください。
写真や動画も大歓迎です。

特に幸せコースは、宿題(強制ではない)もあるため、来月まで大変だと思いますが、大切なことなので、頑張って取り組んでいただけたら嬉しいです。
「食事日記」はぜひ記録して、3週間後にメールに添付してくださると、これからの1年間が有意義に過ごせますよ。

これからは、お口に入れるものを、無意識ではなく選んでみてください。
そして、陰陽で考えられるようになったら大成功です!
二人三脚で楽しみましょう♪

授業の様子はこちらから。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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「上級幸せコース」と金平牛蒡 うれしかったこと

5月8日。「秘伝コース」の授業が始まる日の朝、嬉しいメールが届きました。
「上級幸せコース」の再受講をしたいとのこと。

彼女が受講時は、お仕事が忙しくて復習もままならない日が多かったのですが、今年は意を決して時間を作り出す決心をされたそうです。

なぜなら、上級幸せコースのメニューは、日常的にどんどん登場するお料理が多いので、これを食べると元気になれるからだそうです。

ただ元気になれるだけでなく、精神的にも満たされるので、この影響も大きいと思います。

特に「切り干し大根」や「金平牛蒡」は、お馴染みの名前ではありますが、作り方次第で美味しさと体への影響は大きく違います。
それは陰陽が変わるからですね。
この陰陽差がジワジワと健康へのあり方を作り上げて行くのです。

このことに再度気づかれて、お時間を調整された塾生さんのお気持ちがすごく嬉しかったです。

 
 

こういう過去記事もあります。
中川式金平牛蒡で泣く 2012.10.9

中川式の金平牛蒡を習いたくて、むそう塾に来られた先輩もいます。
私は、むそう塾生だけでなく、多くの人にこの金平牛蒡を味わっていただきたいほどです。

 
 

(中川式金平牛蒡 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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マクロビオティックと塩分について 古塩(こえん)のこと

<マクロビオティック指導者たちの話し合い>

先日、マクロビオティックに関する動画を観ていました。
2時間以上の長い動画ですが、そこに登場する人たちは私の知っている人たちばかりなので、当事者のような気持ちで観ていられます。

その動画は、マクロビオティックの指導者たちがZoomで話し合っているものなのです。
つまり会議ですね。
かつては指導者同士が集まって会を開いていたのですが、コロナの影響もあって今はZoomになりました。
会の準備をしてくださる先生方には、本当に感謝しています。

その動画を観ていて、共感することがいっぱいありました。
皆さんが体験を述べておられたのですが、まさに「あるある」状態で、私がマクロビオティックを知ってから体験してきたことと同じでした。
ですから、その動画を観て確信することがいっぱいあったわけです。

その動画で話されているような内容は、中川さんとむそう塾を立ち上げる時に、しっかり話し合って路線を決めたので、まさに今、それで間違いなかったと確信を新たにしたところでした。

 
 

<塩の摂り方は個人差が大きい>

動画の内容は「塩」に関することです。
塩は多すぎてもいけないし、少なすぎてもいけません。
「塩梅(あんばい)」という言葉があるように、塩加減はまさに人の健康状態を左右する重要な問題なのです。

テーマが大きいだけに、2時間では語り尽くせるものではありませんし、記事で書くのも長文になりすぎてしまいます。
たとえ記事で書いたとしても、受け取る人の体調に合っていればよいのですが、そうでない場合は体調悪化に手を貸すようなことになってしまいます。

しかし、むそう塾の授業では、お一人おひとりの体調を把握しながらアドバイスができるので、ずっとそれをしてきました。
むしろ、それをするためにむそう塾を始めたと言ってもよいほどです。
それほど塩の摂り方は個人差が大きいのです。
「1日に何グラム摂りましょう」と一律に言えないのが実情です。

 
 

塩味の濃いお料理で育った人は、どうしても濃い味が好きになります。
そして、濃い味はご飯が進むので、ついつい食べすぎになってしまいます。
小さいときから毎日のように甘いものを食べて育った人は、むしろ塩分のあるものを摂った方がシャキッとしたりします。

また、病を得てしまった人、薬を使っている人も、その病気によっては塩分を摂った方がよい場合がありますが、すべてはケースバイケースです。
なお、お子さんたちは成長のために陰性さが必要なので、あまり塩分を多くしない方がよいです。
もししょっぱいものを好むようでしたら、おかずにミネラルが足りていないかもしれません。

とまあ、この類については書ききれないほどたくさんありますし、事例も豊富です。

 
 

<古塩(こえん)と体調の関係>

塩については書きたいことがいっぱいありますが、一番書いておくべきなのは「古塩(こえん)」についてです。
私たちの体には、直接調味料として摂る「塩」だけでなく、お肉やお魚などに含まれる塩分も一緒に体内に入ります。
これをマクロビオティックでは「古塩(こえん)」と呼んでいるのですが、これが長い間に蓄積されて体調不良の一因になっていることがあります。

これを体外に排出するには、断食(デトックス)が適しているのですが、これではハードルが高い人には、極力塩分を控えたお食事を何日か食べてもらいます。
一切塩分を使わないお料理をすることもあります。
しかし、極端なやり方は危険なので、必ず指導者について実行してください。

これをしないままでいると、年齢が進むに従って甘いものやアルコールがほしくなります。
体内の塩分(陽性)が体を緩める陰性を欲しがるんですね。
そういえば、私の母も晩年はコーヒーに砂糖を入れて飲んでいてビックリしました。

果物を食べるのもオススメです。
果糖が気になるという人もおられるでしょうが、ジュースにするより繊維質も摂れるので、そんなに気にしなくても大丈夫です。
細かな対処法はマンツーマンでご指導しますので、お気軽に質問してください。

塩についてはこれからも発信していきますので、多くの人の目に触れましたら幸いです。

 
 

(ウドのきんぴら 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

山菜の美味しい季節です。
どんどん山菜やお野菜を摂って、デトックスの応援をしましょう。

 
 
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