中川式糠漬け」カテゴリーアーカイブ

中川式糠床、最高の仕上がり!

昨夜発送予定日をお知らせしました「中川式糠床」は、最高の仕上がりになっています。
中川式糠漬けの最大の特長は、何と言ってもその旨味にあると思います。
ふたを取ったときに漂う良い香りは、一般的に知られている臭い糠床のイメージを覆します。
今の住環境でも旨い糠床を育てて、美味しい糠漬けを食べられるように、中川さんは毎日心を込めて糠床を育ててくれました。
その姿を拝見すると、本当に赤子を育てるのと同じでした。
部屋の温度はもちろんですが、風の当たり具合も考慮しながら置き場所を移動させるきめ細かさです。
私は京都に行くたびに糠床の味見と漬かった糠漬けをいただきましたが、本当に間違いなく美味しいです。
この糠床を上手に維持して、免疫力を高める乳酸菌をたっぷりお腹に入れてください。
特に今年は放射線問題があります。
どんな状況になっても、最後は免疫力のある者が勝つのです。
環境は自分一人ではどうすることも出来ません。
しかし、自分の体は自分で守ることが出来ます。
日々の暮らしぶりを見直して、免疫力を意識した生活をしておきましょう。
微生物を育てる経験が皆無に等しい私達には、最初は糠床の管理は難しく感じるかも知れません。
でも、糠漬けになるまでの理屈を知って、特に微生物の仕組みを知ると、あとは中川さんの覚え書きのとおりに素直に向き合って行けば良いのです。
実際はここが一番難しいのです。
なぜなら、ここで個性が出てしまうからです。
もし美味しさが変化してきたら、必ず答えは覚え書きのどこかがそのとおりに実行されていないことになります。
幸せコースの放課後には、糠床を持参されて中川さんのチェックを受ける人が毎回後を断ちません。
そばで話を聞いていると、皆さんが覚え書きをよく理解していません。
覚え書きは奥深いです。
よ?く覚え書きを読んで、何度も何度も読んで、必ずそのとおりにしてください。
微生物のことが分かったら、必ず糠床は美味しくなるはずですが、心のありようも大きく影響します。
玄米炊飯の時と同じですね。
中川さんは最高の氣を毎日糠床に送り続けて、文字どおり糠床と同じ空間で寝食を共にして来ました。
ず?っと中川さんは愛情を注いで糠床を育てたので、昨日は「手放したくなくなった」なんておっしゃっていましたよ。
可愛い娘を嫁がせたくない父親と同じ心境なのでしょう。
最高のお味に仕上がった糠床を、今度はあなたの愛情でその美味しさをキープしてください。
氣をかけただけ、愛情をかけただけ、糠床は律儀に応えてくれます。
絶対に裏切りません。
さあ、もうすぐあなたのお手元に届きます。
到着日を確認して、楽しみにお待ち下さいね♪

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(必読)糠床の発送日が決まりました!

お待たせしておりました中川式糠床の発送日が決まりました。
・18・19日のクイック講座受講者:7月20日(水)
・宅配希望者:7月20日(水)
・23・24日のクイック講座受講者:7月25日(月)

上記の日程で発送しますので、翌日にはお手元に届くと思います。
糠床はクール宅急便で届きますので、必ずご在宅ください。
長い間クールの状態にしておくと糠床に著しい変化が生じてしまいます。
受け取ったらすぐ開封してください。
すぐ漬けられる状態でお届けしますが、足し糠用として無農薬の生糠を500グラム程度をご用意ください。
なお、生糠は空気を抜いて冷凍庫か冷蔵庫で保存なさってください。

 

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糠漬けの失敗は必要です

暑さも本格的になって来ました。
この暑さで中川式糠床は日に日に旨さを増し、中川さんが糠床のお世話に体力勝負で頑張っておられます。
60リットルの大きなタンクを何本も下から混ぜる行為は、中途半端な体力では出来ないと痛感しました。
ダイナミックに、しかし細心の注意を払って糠床を管理されるその姿は、まさに糠床が生きていることを感じさせます。
糠床は刻々と変化します。
気温・酸素・塩分・水分・乳酸菌・その他の微生物などの微妙なバランスがいつも変化するのです。
朝と夜ではもう表情が違います。
いえ、今なら朝とお昼でも違います。
その刻々とした変化に対応する中川さんの管理内容を拝見していると、やはり糠漬けは難しいと思います。
何が難しいかというと、私たちが微生物の世界を知らなさ過ぎることは当然ですが、住環境の変化に対する対処方法を何も知らないからです。
一戸建てで北向きの台所に涼しい場所があった昔の日本家屋と違って、マンションで気密性があり、室温が高くなりがちな環境に住んでいる人は、はっきり言って糠床には不向きな住まい方なのです。
それでもその環境で本物の糠漬けが漬けられるように試行錯誤されたのが、中川式糠漬けの方法です。
私も中川さんの方法で糠漬けを漬けるようになって3年経ちましたが、未だにきちんと理解しきれていなかったことがあります。
それは今さらではなく、今だからこそ理解できる内容のものがあります。
失敗してみて初めて分かることが糠漬けには多すぎます
微生物のことを理解するのに3年経ってもまだ不完全です。
あの中川さんだって何度も失敗して、その中から一つひとつ学んだそうです。
四季を通じて最高の糠床を管理できるには、1回や2回の失敗では足りなさすぎます。
お話になりません。
今日も私は中川さんと話をしていて、糠床の仕組みについて発見がありました。
目の前で起きている現象がなぜそうなっているのか、その現象に自分がしたことは正解なのかどうか。
中川さんから答えをいただいて納得しました。
*  *  *
いよいよ7月18日・19日・23日・24日とクイック講座が始まります。
クイック講座の最大の特長は、何と言っても中川さんからもう一度確実にノウハウを伝授してもらえることにあります。
一番多く中川さんの糠漬け講座をそばで見ている私にだって、きょうも学びがあったのです。
ですから、きっと皆さんはクイック講座でいっぱい学びがあると思います。
このクイック講座では、今まで開催した糠漬け講座とは違って、いかにして糠床をうまく管理していくかに多くの時間を割きたいと思います。
なぜ失敗するのか?
お住まいの状況に合わせてきめ細かなアドバイスもします。
こんなに詳しい糠漬け講座は来年の春まで開催しませんので、どうぞしっかり納得するまでいっぱいご質問なさってください。
なお、23日のみ、3名のお席があります。
よろしければこちらの記事の申し込みフォームからお申し込みください。
満席になりましたのでリンクをはずしました 7/15 8:35追記)

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灯り「家事アドバイス講座31」

昨日嬉しいメールが届きました。
先日ちょっと間取りについてアドバイスをさせていただいた方から、美味しい瑠璃茄子が漬かったというメールでした。
変更点は一つ。
糠床を置いてあるお部屋に氣を通しただけ。
その時のアドバイスは、お部屋に氣を通しましょう。
呼吸するお部屋にしましょう。
ただそれだけでした。
具体的には、リビングに隣接するそのお部屋の明かりをつけるだけ。
それだけでもそのお部屋の氣は変わるのです。
世は節電モード全開です。
私は京都への往復で毎週2回新幹線に乗りますが、東京駅だけでも凄く照明を落としています。
東京駅に降り立つと、日本の首都東京という感じがしません。
さびれかけた田舎の駅で、過去には栄えた街らしいという印象です。
いたずらに人が多いだけで、氣の高揚が感じられません。
不必要に照明をつける必要はありませんが、急に美観を損なう照明になってしまったしわ寄せが、活気をなくしているのは確かです。
昨日の午後2時半に大きな電器店に行きました。
吹き抜けでメチャクチャに広い階段は、照明がすべてついています。
西側はすべてガラスで、太陽がいっぱい入ってきます。
1階?4階のすべての階段にある照明は、昼行灯そのもので所在なげです。
その後デパ地下に行きました。
壁面の冷蔵棚はすべて電気が消され、商品名や説明書きが見難くてお年寄りが困っていました。
あの電器店の階段の照明何本かでこの陳列棚の照明はまかなえるのに。。。
この売場に妙な陰気臭さを感じてしまいます。
*  *  *
明かりは人の心に大きく影響します。
部屋の明かりはもとより、玄関灯や門灯も風水上では大きな意味を持っています。
お正月やお盆、そしてお祭りにも灯りはつきものです。
明かりは人の心に灯りを灯します。
幸せは明るいところにやって来ます。
家の中に幸せを呼び込みたいなら、メインになるお部屋は明るくしましょう。
ここで注意。
明るくするということは、照明で明るくするだけでなく、氣を送ってその場の明るさを維持する点もお忘れなく。
住まうということは、氣とともに暮らすことであり、氣の具現化でもあります。
ですから、大事な家に安っぽい氣を持ち込まない、作り出さないように生きて行きたいものです。

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糠床と塩味の感じ方

先に糠床の塩加減について書きました。
そのことに関連してちょっと気になったので、老婆心ながらの記事です。
幸せコースで塾生さんを拝見していると、お料理に不慣れな方はお塩の加減が苦手なようです。
というかお塩の変化を意識されていないようにお見受けします。
例えば胡瓜にお塩をかけた場合、すぐ食べようと思うと塩辛さが前面に出て、ものすごく塩辛く感じます。
でも少し置くだけで塩味は薄くなって味の角が取れて来ます。
これは浸透圧にもよるものですが、この現象が糠床でも起きています。
ですから最初は塩辛いかなと思っても、時間と共に塩味は丸みを帯びてきます。
お漬物を漬けたことがない人は、最初は塩の量にビックリするかも知れませんね。
でも、この量をクリアしないと腐敗を招きます。
そこを具体的に漬かる時間で塩加減を示したのが「胡瓜なら5時間」というものです。
ただし、これは夏の今頃の目安ですからご注意くださいね。
糠漬けは塩蔵方法の一つであり、生き物であり、刻々と変化することを思えば当然なのですが、塩足らずの人があまりにも多いので記事にしました。
私も昨夜足し塩をしたのですが、今朝にはもう素敵な変化をしていました。
胡瓜を入れてきましたので、京都から帰るころには乳酸菌たっぷりの美味しい胡瓜になっていることでしょう。
お茄子も底の方でスヤスヤしています。

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