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As先輩の体験談

先日、Asさんとお電話でお話をする機会がありました。
Asさんは「むそう塾」の原点をきちんと捉えていてくださって、とても嬉しかったです。
Asさんに教えられることもありました。
実は、Asさんとは何年も前からお会いする機会があったのですが、「むそう塾」に来られてから凄?く変化されました。
一言でいうと、「ホワ?」っとした雰囲気が出てきたことです。
その理由は、やはり心の変化が大きかったのだな?と感じました。
Asさんは1ヵ月でパスポートを取得されたのですが、その過程は今壁にぶつかっていらっしゃる方のご参考になると思い、体験談をお願いしました。
快くお引受けくださって、ありがとうございました。
                *    *    *    *
マクロ美風さんから「体験談を書いてください」というお話をいただきました。
私の体験談が、塾生の皆さん、またむそう塾への参加を検討している人の
ご参考になれば幸いです。


むそう塾の玄米投稿指導を読み続けているうちに、
この玄米ご飯には、自分が知らない世界があるはずだ!
と感じて、11月19日の第7回むそう塾に参加しました。
でも自分の玄米ご飯もそれなりにおいしいし、
夫はマクロビオティックをやってはいませんが協力的で、
ここ1年は夫も「おいしい」と言って食べてくれているし、
それなりにうまくやれていると思い、
何かを変えなければ、という切迫した気持ちはありませんでした。
「もっとおいしいご飯を炊きたい」とは思っていましたが、
それが、自分を変えることとはあまり結びついていませんでした。


参加してみて、テクニカルなことは、遠からずクリアできるだろう、
と思いました。
しかし、反対に、その「こなせる」ところがネックになるのだろう、
という予測もしていました。


むそう塾に参加した翌日11月20日のことです。
夫が、仕事上で大きな転機を迎えました。
帰ってくるなり「驚かないでね」と話し出した夫は、
自身が相当ショックを受けていたようです。
その後、夫は悩みながら今後の道を模索していました。


私は、中川さんに事情を説明し、
夫を支えられるような玄米を炊きたい、と投稿メールにも書き、
玄米投稿を続けました。


想定通り、プロセスのトレースはすぐにできるようになりました。
でも、それなりだけれど、どんぴしゃ、ではない。
この頃は、他の方への「玄米が閉じている」「開いている」
というアドバイスを読んでも、
自分の玄米が閉じているのか、開いているのか、
を全く考えてもいなかったのです。


ある日、間違えておかずも映っている写真を送ったところ、
中川さんから、「ご飯もおかずもすべてが陰性よりなのは、
奥様のお好みでしょうか、ご主人に合わせているのでしょうか。」
とコメントをいただきました。
塩も標準よりも少し控えていたのですが、
「標準より多くてもいいくらいです」とのことでした。


私は低血糖症で、マクロビオティックを始めて一時劇ヤセしました。
スクールで女性は陽性になり過ぎないように、と教わってきたこと、
夫が痛風体質であり、彼の性格にも仕事も陽性であること、などから、
ずっと陰性に振った食事になるようにしてきました。
2年ほど前に劇ヤセを脱し、マクロビオティックの範囲での
甘いものも減ったので、そのことは自分にはあっていたと思います。
今回も、夫には家に帰ったらリラックスしてほしい、
という気持ちがあり、陰性気味のご飯をイメージして、
焦げを作らないようにしたり、塩を少し控えたりしていました。
しかし、「今はご主人には判断力が必要なときです」と言われ、
改めて考え直しました。
確かに何もかもが陰性になりすぎていたかもしれない。
違う方向に舵をとる時期なのかもしれない。


変えようとして玄米ご飯の塩をかなり増やしたら、
「極端ですね」と言われ、正直、カチンときました(^^;
ただ、不思議と、もうやめようとは一度も思いませんでした。
私がプライドが高く、人から注意を受けることは苦手です。
でも、そんなことは言っていられないのです。
夫と私の未来と幸せがかかっているのですから。


12月16日、久しぶりに、実家の母と会いました。
母は玄米が苦手で、外食で食べるとお腹が張ってしまうので、
この日もベジ対応できるパスタのお店で食事をしました。
しかし、「私が炊いた玄米を食べてほしい」と思って、
朝炊いたご飯でおむすびを作り「夕ご飯に食べてね」と言って渡しました。
夜、電話をすると、母が、
「本当に玄米なの?お店のご飯と違っておいしいわ」というのです。
びっくりしましたが、とてもふんわりした幸せな気持ちになりました。
母は数年前にガンの手術をしたのですが、私は母に「マクロビオティック」を
薦めていません。本人にその気がないからです。
でも、私が炊いた玄米ご飯を母がおいしい、と食べてくれて、
料理するって素敵なことだなあ、と思いました。
そして、この日の玄米投稿には、
「予言します。もう数回でAsさんの玄米は見事開くでしょう。」という
コメントをいただきました。
そして、12月17日の玄米投稿がこちらの記事です。


http://zenemon.exblog.jp/7745370/


実をいうと、17日に炊いたご飯を自分で食べたときは、
「劇的に違う!」とは感じませんでした(^^;
「あ、今日は自己ベストかな」とは思ったのですが。
しかし、改めて写真を見比べると、違ったのです。ぜんぜん。


私は意思と理性は強いほうだと思います。問題はいつも心、感情です。
母に優しくしよう、としても心はなかなか動きません。
感謝しようとしたから、感謝がわいてくるというものでもありません。
思えないものは仕方がないよなあ、と開き直ってもいました。
ところが、なぜか「私が炊いたご飯を食べてほしいなあ」と思って、
ご飯を炊いて、おむずびを渡しました。
母に「おいしい」と言われて、
母が毎日作ってくれたご飯を思い出し、両親に愛されて育ったことを感じました。
そこからいろいろなことが動き始めました。


その後、夫の状態に合わせた「男飯」を、という指導をいただきました。
最初から男飯、ではなく、
まずは基本のふっくらしたご飯を炊く段階が必要なのですね。
「そんなに陰性なご飯をご主人に食べさせてはいけません」と言われ、
思い切って「ぱりっとしたご飯」をイメージして炊き、
カラリとキツネ色の焦げができて、もっちりふんわりとしたご飯が炊けました。
陽性ご飯が苦手な私にはおいしくないかも、と思って食べると、
前の日の、陰性のご飯よりもずっとおいしかったのです。
確かに、男女差、個人差というものはありますが、
夫婦で一緒に暮らして、同じ方向を見ているのだから、
「どちらもおいしい」というポイントはあるんだ、と実感しました。


「信じると玄米が開く」なんてアヤシイと思う人がいるかもしれませんが、
バリバリ理論派の私が思うに(元ITコンサルタントです)
炊き上がりを左右するのは、確かに水加減や浸水時間、火加減です。
しかし、それを決めるのは炊いている人の手であり、
その手を動かしているのは心ですね。
信頼して受け入れる心がなければ、
どんなアドバイスも目にも耳にも入らず、手も動かないのです。
逆に、心底「こうだ」と思ったら、行動が変化するのだと思います。
私は2合では最後まで圧力は残せないと思い込んでいましたが、
「デモでは2合で炊いて圧が残っていたはずです」と言われ、
「できるはず」という前提で炊いたら、
あっけなく、最後まで圧が残るようになりました。
また、いつも蓋をした後、取っ手から蒸気が出続けるので、
蓋を閉めなおしていましたが、
「最初からぴたっと閉まるはず」と、やってみたら、
蒸気が出てもすぐに止まり、一気にピンが上がるようになりました。


1月になり、夫にお弁当を作ってほしいと言われて
毎日玄米おむすびのお弁当を作るようになりました。
夫は仕事で多少遅くなっても、ほとんど家で食事をしています。
仕事から帰った夫は、見るからに消耗して疲れていますが、
「君がいてよかった、家に帰るのが楽しい」とよく言ってくれます。
2人で、今までになく、たくさん話をしました。
私も、毎日真剣に玄米に向かい合うことで、
お弁当、夕食を通して夫とつながっている実感があります。
私が作ったご飯を食べてくれる人がいること、
体が動いて料理ができること、食材が手に入ること、
それが本当に幸せです。


久司道夫先生が、雑誌の鼎談で、
愛している人に玄米を食べてもらいなさい、
ラブレターやラブソングよりも、
食事を変えれば、その人の運命が変わるんですよ、
それが本当の愛の伝え方です、
と話していらっしゃるのを読んだことがあります。


人を愛して、愛を手渡せる方法があることは、
人から愛されていること以上に幸せで、
お腹の底からの充足感をもたらしてくれるのですね。


むそう塾に参加した11月19日には、
こんなことが起きるとは思っていませんでした。


投稿をしていると、
いったい、何をクリアしたら合格するんだろうと
不安になったり、焦ったりすることもあるのではないかと思います。
どうか、大切な人のためにおいしい玄米ご飯を炊いて、
一緒においしくいただいて、幸せになるんだ、
という気持ちを大切にしてください。
むそう塾での「人」とのつながりを大切にしてください。
玄米ご飯に向かい合って、
中川さんや塾生のみなさんとやりとりすることは、
本当に、その過程のひとつひとつが宝物になります。


私たち夫婦は、また新しい転機を迎えています。
それに、夫が玄米をあまり噛まないで食べていたり、
朝食にヨーグルトを欠かさなかったりすること、
食事の時にテレビをつけていること、
私のソコツさなど、
変わっていきたいことはまだまだあります。
「噛まなきゃいけない」
「テレビを見てはいけない」ではなく、
「もっとよく噛んで味わいたい」
「テレビなんか見ている場合じゃない」
と思ってもらえるような料理ができるようになりたいですね。
ヨーグルト問題(笑)は、満月・新月、と理由をつけて、
朝食を玄米にする日を増やしつつあります。


「変わる」って楽しいことです。
別にどうしても変えたいことなんてない、と思っていましたが、
私は「変わる」ことを求めていたのでしょう。


いつも立ち戻ることができる場として、
むそう塾にご縁をいただいたことを本当にありがたく思います。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, 体験談 | 8件のコメント

Na先輩の体験談

「むそう塾」は一般のお料理教室とは異なった方法をとっているため、戸惑うことも多いかと思います。
時には中川さんの辛口なコメントに面食らうこともおありでしょう。
パスポート取得者のNa先輩もそのお一人でした。
でも、Naさんは頑張ってそれらをクリアされました。
その結果、初めて「むそう塾」に参加された時と、その後にお会いした時とでは、お顔の表情が全然違いました。
この裏では何があったのでしょう?
そんな裏話をお聞きしたくて、Naさんに体験談のご依頼をしました。
快くお引受けしてくださって、感謝しています。
素晴らしい文章をお寄せくださいまして、大変ありがとうございました。
*    *    *    *

 

美風さんから、むそう塾へ参加した体験記を書いてくれませんか?
とお話をいただきました。
私の身に起きたことが、どなたかのお役にたつのでしたらとお引き受けしたものの、
いざ書き始めようとするといったい何について書いたらよいものか迷ってしまいました。

そんなとき、昨日(12日)の朝日新聞夕刊に、
私の気持ちを代弁してくれるかのような記事が掲載されていましたので、
まずはこちらから紹介させていただきます。

花園大学の佐々木閑教授が、「信仰すること」と「信頼すること」について書かれた文章の一部です。

仏教でも「信じなさい」とは言うが、それは、
「釈迦の説いた道が、自分を向上させることに役立つ」という事実を「信頼せよ」ということである。
仏教の「信」とは、信仰ではなく信頼なのだ。この違いは大きい。
(中略)
釈迦という人物を信仰して、「助けてください」と祈るのではない。
釈迦が説いた、その道を「信頼して」、自分で歩んでいくのである。
だから釈迦が完璧な絶対者でなくても少しも構わない。
道を信頼する気持ちがあれば、それだけで仏教は成り立つのである。

私が今、むそう塾や中川さん、美風さんに対するおもいは、この「信頼する」というものです。
でも最初からこのおもいを持てていたかと言えば、振り返ってみればそうとは言えません。

今でも強く残っている中川さんのコメントがあります。
5回目の投稿のときです。
「炊く人の精神状態を映し出すのが玄米なのですが、ここまで
コワメシになるほどNaさんの気持ちは強ばっているのでしょうか?」

このコメントを読んで私はひどく落ち込みました。
確かに私の気持ちは強ばっていたのだと思います。
もっと柔らかにしなやかに生きれるようになることを切望していました。
だからこそむそう塾へ参加したのです。
美味しい玄米を炊けるようになれば、美味しい玄米を食べられるようになれば、
何かが変わるかもしれないと思ったのです。
でも強ばっている私が炊く玄米はコワメシ…
炊く人の精神状態を映し出すのが玄米なのであれば
私は一体どうしたらいいと言うのでしょうか?
「どうしたらいいのか教えてください!」
パソコンに何かを投げつけ、泣き叫びたい気持ちでした。
中川さんが私に幸せをお膳立てしてくれると思っていたのですよね。
そうはしてくれない中川さんに腹を立てていたのでしょう。

これまでの私であれば、ここで玄米投稿は止めてしまったと思います。
「中川さんは私のことが嫌いなんだ」
「どうして他の人にはやさしいのに私にはこんなひどい言葉をかけるのだろう」
「こんなおもいをしてまでむそう塾で学ぶ意味はあるの?」
「私にはむそう塾も中川さんも合わなかったのだ」etc.
止める理由はいくつも作り出すことができました。

それでも今回は止めることなく投稿し続けることができたのは、
中川さんと美風さんに“本物”を感じていたからです。

私はこれまで何事も取り繕ってばかりきました。
ピノキオの鼻のように高いプライドは取り繕い方だけはとても上手くしました。
でももうそんな自分に疲れていました。
いい加減、自分に芯がないことを認めて、一からやり直したいと思う自分もいました。
その気持ちが、中川さんと美風さんから離れてはいけないという信号を
自分の中で発信していたのではないかと思うのです。

現在、投稿をされている塾生の方の中には、
中川さんのコメントに落ち込んでいる方がいらっしゃるのではないかなと思います。
でも落ち込んでも投稿を続けてください!
むそう塾に信号を発した自分の感覚をどうぞ大切にしてくださいね。

私の最初の玄米をみてください!
http://zenemon.exblog.jp/7640464/
(上から4番目の写真)
炊く前の生の玄米ですか?と見間違うほど硬そうですよね?(笑)
こんな玄米を炊いている方はあまり見かけませんよね?
これを見れば自信を持てませんか?
こんな玄米をたいていた私でも、随分と遠回りをしましたが
中川さんの言葉を頼りに、何とかパスポートをいただけるようになりましたから!

何て書いていると、随分と偉そうですが、
パスポートをもらったところで、まだまだ駄目駄目な日々です。
筋金入りの甘いもの好きは治りません。
甘いものを止めないまま、玄米を食べる量が増えたのですから、
むそう塾へ行ってから何と体重が6キロ増えました。
でも今が転換期なのかなあという気がしています。
「大丈夫よ?」という美風さんのお言葉を信頼して、
自分で甘いものを止めていけるように、むそう塾を信頼していきたいなと思っています。
美風さん、中川さんはじめ、塾生の方々と一緒に、
まだ始まったばかりのこの道を楽しみたいです。

まとまりのない文章になってしまいましたが、
おもいをつらつらと書かせていただいたので、このまま送ることにします。
ありがとうございました!
*    *    *    *
Naさんは他にも素敵な文章を書かれています。
下記の記事も併せてご覧ください。
「むそう塾」参加者のご感想(1)
硬い心が徐々に柔らかくなってきました
ここにもNaさんが登場します。
信じる

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, 体験談 | 9件のコメント

あるご夫婦の素敵な会話をあなたにも(2)

?「あるご夫婦の素敵な会話をあなたにも(1)」より続く?
Uさんはなぜこんな幸せを手に出来たのでしょうか?
そこにはUさんの「中川さんを信じる力」がありました。
それまでUさんは試行錯誤をしながら玄米ご飯を炊かれていましたが、なかなか玄米が開いてくれません。
そこで中川さんのこんなアドバイスが出ました。
<中川>
進展がみられませんねぇ。 すこし揺さぶりましょうか。
次回は800ccを炊いてください。
2時間浸水、塩は小豆4粒分、
玄米800ccで水は1000ccです。
1合や1カップではみなさんばらばらなのでccで統一しましょう。
攻撃的加圧を10分、
弱火にして20分
蒸らしを30分、毛布や新聞で包んで保温し、圧がなるべる最後まで
残るように。
これをワクワクしながら炊いてください。 おどおどしちゃだめですよ。
どーーんと楽しく笑いながら炊いてください。
それに対してUさんはこんなコメントをされました。

<U>

ありがとうございます。
喉から手が出るほどほしかった中川さんからの具体的なアドバイスをいただいて、明日はお言葉の通り、思いきって楽しく、自信を持って炊いてみます!
どんな風になるのか・・・とても楽しみです。
火からおろして、30分の圧キープ保温が最大の勝負です。
今からイメージトレーニングをしながら眠りたいと思います。
明日は中川さんと同じ5時に張りきってスタートしてみます。
ありがとうございます。がんばります!
このコメントをされた翌朝にUさんはあの玄米ご飯を炊きあげられました。
中川さんのアドバイスどおりに、きちんと炊いた結果が変化につながったのですね。
Uさんも偉かったけれど、中川さんのアドバイスも凄いな?と思います。
タイミングを見て適切な指示を出せる能力は、そう簡単に誰もが持ち合わせているものではありません。
「むそう塾」の写真指導のレベルがいかに高いかを示してくれた良い例ではないかと思います。

Uさんのコメントに対して、翌日中川さんはこんなふうに答えました。

<中川>
あれ、そうなんですか? 具体的な指示をすると自分で考える力が育たないのでなるべくヒントだけにしているんです。
しかしどうにも煮詰まった方には一度具体的な指示を出して、自分の癖や思いを入れないで炊いてもらいます。 そこからヒントが出てくる事もあるのです。
最初からあーやれこーやれっていうスクールは偽物ですね(笑)
                 *    *    *    *
そうなんです。
「むそう塾」ではこの「自分で考える」ことを大切にしているんです。
ここをご理解いただけたら嬉しいです。
さあ、煮詰まっている方、もう一度原点に立ち返って頑張ってみましょう。
Uさんの幸せは、あなたの幸せにも繋がりますよ。
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あるご夫婦の素敵な会話をあなたにも(1)

受講者番号(1-13)さんが、玄米投稿のメールに素敵な文章を書いてくださいました。
この方は第1回目の参加者です。
頑張って取り組んだ結果、こんなに素敵なご夫婦の会話が出来るようになりました。
この幸せ感を多くの方にお届します。
なお、下記の文章は原文のままで、ご本人の許可を得ました。
*    *    *    *
?Uさんの文章より? (玄米投稿のデータ部分は省略)

※前回と違うのは、ご指導いただいた
「お米の量」「お水の量」「塩の量」「炊飯&保温時間」に加えて、
「浸水/炊飯の開始時間」と 「室温(暖房器具)」「コンロの位置」です。
主人が朝早く出かけるのにあわせて、7時半に食事が出来るようにしました。

30分の蒸らし時間が過ぎ、フタを空けた瞬間、中からじゅーっというような音が
小さくして、立ち上がる蒸気の奥に見えるお米が全然違いました。
もちもちした感じが・・・おしゃもじで触れた感覚も、全然違うのが分かりました。

さっそくおひつに移し、主人に食べてもらうと、
「柔らかい!美味しいね!」
と言ってもらえました。
そして先ほどメールが来て、
「今日のお米は美味しく出来たね!気楽にがんばろうね!」
と書いてありました。

とても嬉しかったです。

自分で食べた感覚も、ふわふわもちっとして、軽いプチプチ感で
中は白米みたいに柔らかかったです。
もち米が入っているような触感でした。

また、ご飯をよそう際についたおしゃもじのご飯粒が、食事の最後まで
時間を経ても柔らかいままだったことにとても驚きました。

蓋を開けてから、味覚だけでなく、聴覚、視覚、嗅覚、触覚、全て使った感じがします。

 
 

—ここからは昨日の夜の経緯です—(長くて 申し訳ありません)

昨日の夜、投稿した内容の(中川さんからいただく)コメントをパソコンで見ていた時、
主人が覗いて見てくれました。
そこで、この中川さんのブログで教室のみんなが一緒になって炊いていること、
私の心の中にある目標、5月からの料理教室のことなど、すべてを伝えてみました。
そうしたら、
「そういうことだったら、この“味にうるさい自分”が
(主人は料理は出来ませんが自称味にうるさい人、です)
ちゃんと味わって、びしびしアドバイスするのに!」と言ってくれました。
びっくりしました。

正直に言うと、今までは「中川さんにご飯の炊き方を習ってるんだよ」と
さわり程度しか話していなかった中での味見のお願いだったのです。

でも、昨日の夜2人で、なかがわさんのブログの中の玄米投稿のページを
たくさん見て、主人も「これが美味しそう」「これはべちゃっとしてるね?」と、
彼なりの診断(?)を目利きさんのようにしていました。

炊飯というひとつのことからの始まりでしたが、それからベッドに入っても、
「中川さんの【5月のお料理教室で誰でもどうぞ】ではない精神がすごい。見習いたい」←(?)
とか、(我が家は毛布がないので)私が明日いかにして保温時間を保てるかを話すと、
「部屋の中で風の動きがないところがいいと思う」とか、私では考えつかないような
彼なりのアイディアを、たくさんもらえました。

どちらかというと、今まで深い話は敬遠されそうで、避けている自分がいました。
まさか玄米ご飯のことでこんなに熱い楽しい会話が“主人と”出来るなんて、
本当に嬉しくて、ほわほわした気持ちで眠りにつけました。

こんな風に協力してもらえる、強くて安心できる力がすぐ隣にあるなんて・・・
いろんなご家庭で、いろんなご主人のタイプがあって、中には見向きもしてくれない方も
いらっしゃるかもしれないのに、私はなんて恵まれていて、幸せなんだろうと思います。

一人で、ああでもないこうでもない、と自分の中でだけで考える時間と心の
無駄だったこと・・・

強力なパートナーの主人と2人で、一緒になって楽しい方向へ進んでいける気がして、
それだけで本当に幸せで、そんな気付きを私に与えてくれた中川さんに、
ありがたくて 感謝の気持ちでいっぱいになります。

 
 

あ・・・まだ合格していませんでした^^;
気持ちでは、合格に迫るほどのありがたさと、嬉しさをいただくことが出来た今日でした。
主人に感謝したいと思います。母には、お弁当でおむすびにして届けました。

 
 

他の皆さんの投稿も多い中、乱筆乱文のうえ長文 で申し訳ありません。

ご指導のほど、どうぞよろしくお願いします。
まだ明日からも楽しんで炊き続けたいと思います。
*    *    *    *
どうです?
お幸せそうですね?。
先程お電話でお話をしたのですが、とっても声が綺麗に澄んでいて、私の心まで洗われました。
Uさん、本当におめでとう!
その調子でパスポートまで駆け抜けてください。
5月からは美味しいお料理の数々を中川さんから習えますよ?。
私も中川さんも楽しみにお待ちしております♪
?「あるご夫婦の素敵な会話をあなたにも(2)」へ続く?

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, 体験談 | 4件のコメント

「むそう塾」はライブ!

先日1週間もたたずにパスポートを取得されたTさんから、下記のような文章をいただきました。
あまりにも早くパスポートのレベルに達したので、少しでもみなさんのご参考になることがあるのではないかと思って、私の方から原稿の依頼をしました。
快く応じてくださったTさん、心から感謝しています。
<以下Tさんの文章より>
美風さんから、私の体験が 似たような状況の方の
参考になることもあると促され、
先日 むそう塾に参加したことを書いてみました。
「子供がもちもちご飯が苦手で・・・むそう塾ってどう?」
等と思っている方の助けになれば幸いです。
我家は主人と私、7歳と10歳の娘の4人家族。
札幌近郊に住んでいます。
一年と数ヶ月前に札幌での美風ゼミに参加したのがきっかけで
マクロビオティックを取り入れ始めました。
玄米は圧力鍋や土鍋の説明書どおりに炊いてみたり、
マクロビ本をなぞってみたり。
色々と工夫して、圧力鍋でもっちりと美味しいご飯が炊けるようになったなーと自負していました。
でも実は長女だけが、「圧力鍋も美味しいけど土鍋の方が好き」なんです。
根が真面目な子なので、ふわっとした感じを求めていたのかな?
が、3人 VS 1人 ではやはり圧力鍋で炊くことが増えてしまいます。
こんな状況の我家にとって むそう塾で教えていただいた中川式の炊飯は
本当に我が家にとって救世主でした。
長女に 「ちょっとごめんね・・・」 と後ろめたく圧力鍋で炊くのではなく
それどころか 「任せておいて♪」 という気分で炊けるんですもの。
もっちり なのに ふうわり
もっちり 好きにも美味しい。
でも ふうわり しているので、土鍋好きにもおいしい。
それどころか、長女は「土鍋よりこっちの方がいいね?♪」と!
思わず、ガッツポーズですよ(笑)
むそう塾。
日程や旅費等、ネックがありましたので
手の届かないものと勝手に思っていました。
いつか受講してみたいわ? いつか・・・・
いつかっていつだろ?
このままじゃ永遠にこないかも。
えーい、日程見て都合のつく日があったら行くぞ!
と心に決めたら、美風さんから日程発表あり。
参加できそうな日曜日の設定を見つけ、
飛行機もマイレージでとれそうなことを確認した時はもう
主人のところに飛んでいきました。
突然、「ちょっと京都に行ってきたいんだけど」 と切り出され
へ?と驚きながらも 折角だから行っておいでとOKを出してくれた彼に大感謝です。
「うちの奥さんは憧れの料理教室を受講しに京都まで行くらしい。
よくわからないけど、喜んでるから良いか・・・」と思ったんだろうな(笑)
もしかしたら、懐石料理とか教わってくると期待してたかも。
でも、子供にはちゃんと言って出かけました。
留守番に気合が入るように(笑)
「ママは、おいしい玄米の炊き方教わってくるからね」
「うん。でも今もおいしいよ?」(お世辞?)
「いやいや、もっちり してるけど ふうわり 炊けるようになれるんだよ!」
「えっ!すごい!食べたい!ママがんばって!」(本心)
ドキドキ・ワクワクして参加したむそう塾は・・・
例えて言うと ライブ でした。
好きなアーティスト。
CD聞くのもいいけどDVDの方がいい。目でも見れるもの。
それよりも、コンサート。やっぱり生で聞くのはぜんぜん違う。
でももっと肌で感じたいなら なんと言っても 少人数制の ライブ!
中川さんと美風さんという2人のプロが
技術や知識を惜しげもなく 会場の皆に与えてくれる。
音楽でも、劇でも生のステージを見るのが大好きなので、それと同じだ!と感じました。
目や耳だけじゃなくて皮膚からもパワーが入ってくるようなあの感じです。
でも普通のライブじゃ
自分で作ってみた曲などのフォローしてはくれませんよね(笑)
中川さんは お店で出している玄米がベストだからこれを炊け、というのでなく、
これを軸にして、自分の望む玄米を炊けるように指導して下さいます。
しかも、写真とデータだけで ドンピシャのアドバイスを。
千里眼なんでしょうね。
また、透視能力もお持ちのようです。
京都にいながら北から南まで、塾生の鍋の中が見えるのですよ?ふふ、怖いですね?
理論が明晰なので、火加減や、水加減、塩加減、ドコをどうするとどうなるということが
よくわかります。
えっ?と大胆なアドバイスがくることもあります。
そういう時は 意味を考え自分で納得し、次回の調整をしてみる。
そうすると、確実に向いて欲しい方向に鍋の中が変わる。
我家にピッタリのご飯にどんどん近づいていくのは、本当に面白いです。
まだ受講後日が浅いので 今は昇り調子でも、
あれーっ何でうまくいかないんだろう?
ってなことも もちろんこれから どんどん出てくるはずです。
そのような時に、ただ悶々とするのではなく、
考えてもどうしても自分だけでは答えが出せないので、ヒントを下さい と
相談できる相手がいるというのは、なんと心強いことかと思います。
もちろん、やはり中川式はどうも合わない。
残念だけど、今までの方が美味しく感じる・・・という方もいらっしゃることでしょう。
それはそれで とても幸せなことだと思います。
今まで家族にとても美味しいご飯を炊いていたということですものね。
美風さんとは最初の美風ゼミの約一ヶ月後に
再びゼミでお会いしたのですが、
「頭でっかちにならないでね。人はみんな違うし、要はバランスなのよ」
という言葉に助けられました。
この間、一ヶ月という短い期間で良かった・・・
マクロビオティック!!陰陽!!本に書いてある!
と頭で色々考えて、納得いかなないままやっていたことも
一年たった今では 北海道に合った 我家に合った
食材、調理に落着いてきています。
・・・マクロビオティックと呼べるものではないかもしれませんが
我家には、この状態がちょうど良いようです。
私の気持ちも軽くなりました。
中川さん、美風さん、本当にありがとうございました。
また、これからもご指導よろしくお願いいたします。

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