食べ物あれこれ」カテゴリーアーカイブ

万願寺唐辛子の肉詰め(玉ねぎのみじん切り動画付き)

万願寺唐辛子の肉詰め むそう塾 お弁当講座

 
 

(夏から秋の極上お弁当講座メニューより 万願寺唐辛子の肉詰め 料理:中川善博)

先日の「夏から秋の極上お弁当講座」で大人気だった「万願寺唐辛子の肉詰め」は何が凄いかというと、その軟らかさでしょうか。
多くの方は「ピーマンの肉詰め」を連想されるでしょうが、中川さんが教えてくれた「万願寺唐辛子の肉詰め」は、ふわっと軟らかくて大歓声でした。
今まで「ピーマンの肉詰め」をお弁当に入れていた人は、家族に謝りたいとおっしゃるほどでした(笑)
この細い万願寺唐辛子の先っぽまでしっかりお肉を入れることもテクニックです。
受講されたかたは大丈夫ですね?

ところで、この時に中川さんは玉ねぎのみじん切りをプロの手つきでしていましたね。
真似できたら時間短縮にもなりますので、動画を公開しますから練習してみてください。

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胡瓜の中華風ピクルス(乱切りの動画付き)

胡瓜の中華風ピクルス むそう塾 お弁当講座

 
 

(夏から秋の極上お弁当講座メニューより 胡瓜の中華風ピクルス 料理:中川善博)

先日のお弁当講座で登場した「胡瓜の中華風ピクルス」は、あっという間に出来てビックリでしたね。
でも「乱切り」が分からないという新人さんのために、動画を撮っておきました。
この切り方はお弁当箱に詰める時に、隙間をうまく埋めることが出来て重宝します。
さっぱりとして美味しいので、ご家庭でも喜ばれるおかずになることでしょう。

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お弁当とは「自分」を持って行ってもらうもの

お弁当講座(全6回開催)はきょうが最終日です。
連日中川さんは3時台に起きて仕込みをしてくださっています。
私は受講される方の喜ぶお顔をイメージして企画をしたけれど、こんなに中川さんに負担がかかってしまう内容だったか・・・と、正直申し訳なく思っています。
初めてお弁当講座を開催した時には、中川さんが完全徹夜で仕込みをしてくださったのでした。
あれも申し訳なかった・・・m(_ _)m

それでもまた開催したかったのは、毎日頑張っているOBENTERS(とその予備軍)の皆さんの応援がしたかったからです。
お弁当を作ることによって、作る人は日々の暮らしにリズムが生まれますし、お弁当のために事前に設計したり料理方法を研究したりすることで、お料理のスキルを上げることも出来ます。
そして何より嬉しいのは、「美味しかった」と喜んでもらえて、愛情確認ができることでしょうか。

さらに、朝から計画性と達成感を味わいながら一日をスタート出来るって、本当に素晴らしいことだと思います。
朝寝坊をして慌てて一日をスタートする人と、早起きして準備OK!で一日をスタート出来る人の差は大きいです。
それが毎日となると、人生に大きな差がつくのは当然かと思います。

私の持論で、「お弁当を作ってもらって嬉しくない人はいない」というのがあります。
それでもたまに歓迎されない反応をされる人がいることでしょう。
それははっきり言ってマズイからです。
食べ物ではなく餌のようになっているのだと思います。
コンビニに行けばお弁当がたくさん並んでいます。
しかし、そこに愛情はありません。

ずーーーーっと前に、私の家の近くに畳3枚ほどのおにぎり屋さんがありました。
年配の女性が1人で経営されていたのですが、とても流行っていました。
それは「家庭の味」と作り手が見えていたためだと思います。
息子が「あそこの唐揚げはお母さんの唐揚げに似ている」と言ったことがあります。
それは家庭で作るのと同じ方法で作っているからだと思います。

その経営者がこんなことを話してくれたことがあります。
「この前、子供の遠足のお弁当をお願いしますって、前の日にお弁当箱を持ってきた人がいたの。あらまーと思ったけれど、こちらは商売だから作りましたけどね。」って。
朝早くに取りに来て、子供に持たせるお弁当は、子供にとって幸か不幸か?
(案外喜ばれたのかもしれません。ママが作ったお弁当より美味しいってね。)
さらに、それは評判になって、委託お弁当が増えたかもしれません(笑)

じゃあ、美味しければいいのか?
やはり私はここで中川さんの名言を持ち出したいと思います。
「お弁当とは自分を持って行ってもらうこと」。
つまり、お昼になってお弁当を開いた時、作り手の顔と想いが漂って来るのがお弁当ということになります。
「物」ではなく「精神」に着眼しているところがさすがですね。
お昼に一人で食べていても、作ってくれた人と一緒に食べているような感じになれるのが中川さんの伝えたいお弁当なのでしょう。

今ご自分のためにお弁当を作っていらっしゃる方は、ぜひ誰かのためにお弁当を作れる環境を作り出しましょう。
そうすると、お弁当を召し上がってくれた人の反応でさらにヤル気が出てきます。
お料理ってそんなものです。
誰かに褒められると嬉しくて、次へのエネルギーが湧いてきます。
どうか一人でも多くのかたが、お弁当で素敵な人間関係を築いてくださいますように。

 
 

小茄子の田楽マクロビオティック3

 
 

(小茄子の田楽 料理:中川善博)

 
 
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「蛸の焼造り醤油バター風味 千枚トマト添え」作り方付き

蛸のバター醤油炒め 中川善博

(蛸の焼き造り醤油バター風味 千枚トマト添え 料理:中川善博)

超簡単なのに凄く美味しい蛸のお料理をご紹介します。
中川さんがあっという間に作ってくれた最高に美味しいお料理です。
第一のコツは良い材料を選ぶこと。
第二のコツは蛸を薄く切ること。
第三のコツは超手早くすること。

というわけで、まずは条件に適った食材を選びましょう。
トマトは完熟のものを写真のように薄切りにします。
1枚を持ち上げても種の部分がずり落ちないように切れたら合格。
(刃に仕事をさせられているから)

次は蛸ですが、お造り(お刺身)用に軽くボイルしてあるものを買います。
こちらのデモで使った蛸はもっとボイルしてあるので、これは使わないように。味が半減します。
蛸は茹で加減によって美味しさが著しく変わるので注意してくださいね。

もし軽くボイルしたものが売っていなければ、生の蛸を買って来て自分でボイルしましょう。
お湯が沸騰したらお酒とお塩を入れて太い方から蛸を入れます。
(この方が後で切りやすい)
足先から入れるとくるんとカールするのですが、太い方から入れるとひらがなの「つ」のようにカールが緩くなります。
半生状態で引き上げるのが美味しさの秘密。
(外側のずるずるしたところが赤くなればあとは生でも良いのです)
前にご紹介した「蛸のカルパッチョ」もこの蛸を使った方が格段に美味しいので、ぜひお試しください!

さて、作り方ですが、これがあっという間ですから、とにかく手早くしてね。
まずフライパンに塩と胡椒を入れ、それから火をつけてバターを入れます。
(この順序と火加減を間違わないように)(火加減はずっと強火!)
バターが全部溶けたら蛸を入れて2〜3回あおり、お醤油を回し入れてさらに2〜3回あおります。
(あおるとはフライパンを振ることをいいます)
最後にレモンを絞って火を止めます。
蛸を入れてから10秒で仕上げること。
仕上がった段階で蛸の火通りは7〜8割という感じです。
「炒め」にならないように、あくまでお造りの一種としての蛸の美味しさをお楽しみください。

<追記>8/19
写真の蛸は岡山産の真蛸141gで、これに対してバターは角砂糖1個強の量です。

 
 

蛸の薄切り動画をもう一度載せておきます。
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蛸の薄切り動画「カルパッチョ、酢の物、にぎり寿司に」 

蛸の薄切り カルパッチョ 酢の物 にぎり寿司 むそう塾 中川善博

 
 

(蛸の薄切り 料理:中川善博)

先月蛸のカルパッチョをご紹介したところ、実際に作ってくださった方が多くて、「美味しい!」と大喜びしてくれました。
良かったです。
でも、蛸の切り方が分からないという人がいて、ちょっと心配になりました。
幸せコースに来られた方は、お刺身の作り方を習っているので大丈夫(なはず^^;)なのですが、まだお刺身の授業を習っていない人は無理もありませんね。
それで、中川さんに改めて蛸の切り方をお願いして、動画を撮影しました。
ご参考になさってください。

なぜ改めて中川さんにお願いしたかというと、このカルパッチョは蛸を薄く切ることがポイントだからです。
蛸が厚いと噛み切れなくて、口の中でもごもごして食べにくいので、動画をよく見て薄切りにしてくださいね。
この薄切りは、カルパッチョだけでなく、酢の物やにぎり寿司でも同じです。
お刺身包丁なら一気にスパッと切れるのですが、ご家庭にある包丁でもお刺身が作れるようにと教えてきたむそう塾ならではの画像です。
この動画を参考にして、もっと美味しく出来ますように。

 
 

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