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予備校に損害賠償を請求したい

奈良の医師宅で、長男が自宅に放火して家族3人が亡くなった事件がありましたね。
昨日(8月2日)、面会した父親と長男の様子が、弁護士を通じて公表されました。
一言で表現すると、心が痛みます。
            *    *    *    *
以前、仕事で、こんな問い合わせがありました。
「○○予備校と講師に損害賠償を請求したい」というのです。
内容は、次のとおり。
 ?息子が予備校の先生が勧める大学を受験したけれど、すべて不合格になった。
 ?不合格になるような大学を予備校が選んだことに、ミスがあるのではないか?
 ?高校1年の時より、2年・3年になるほど成績が下がっているのは、指導力がないから。
 ?パンフレットでは、医学部合格を保証していたのだから、契約違反だ。
 ?したがって、予備校にこれまで払った授業料と大学の受験料を請求する。
 ?さらに、担当講師の指導ミスに対して、当該講師と雇用主の予備校に対して、損害賠償を請求する。
            *    *    *    *
私も18歳(高校3年生)の息子をもつ母親として、とても考えさせられました。
なぜなら、この依頼者は、不合格の原因が、すべて予備校にあると主張していますが、私がチェックしたところ、「本人にやる気がない」からです。
本人にやる気がない以上、いくら親が医学部合格を予備校に託しても、無理というものです。
どうして、そんな当たり前のことに、親は気がつかないのでしょうか?
奈良の放火事件の父親は、やっと、「もう勉強しなさいといわない」と子供に伝えたそうですが、遅すぎます。
あまりにも子供をみていませんでしたねぇ。
           *    *    *    *
幸か不幸か、我が家の愚息は、根っからの勉強嫌いです。
机に向かっているのがイヤなんですねぇ。
そんな彼には、屋外で新鮮な空気を吸いながらの仕事が向いているのでしょう。
好きなことに熱中していて、1日中(イヤ365日)頭がそのことに占領されています。
塾にも予備校にも行っておりません。
家庭教師もついていません。
高校3年の大事な夏休み。
「大事」と思っているのは、親の認識であって、彼は彼の認識による人生を歩んでいるようです。
長い人生の一時期ですもの。
泳がせてみましょうか。


 

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「メタボリックシンドローム」とマクロビオティック

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)という言葉は、2001年にWHO(世界保健機関)が、その名称と診断基準を発表したことによって、知られるようになったそうです。
 (私は、まだ知らなかったけれど)
その前の10年間くらいは、いわゆる「死の四重奏」と呼ばれていた病態なんですね。
「死の四重奏」とは、高血圧・肥満・高脂血症・糖尿病といった四つの生活習慣病を指すことは、ご存知のとおりですね。
私なんかは、古い人間なので、こちらの方がピンと来ます。
ところで、メタボリックシンドロームの診断基準は、WHOの他、複数の機関が発表しているのですが、微妙に異なるそうです。
民族間の意識の違いも根底にあるようですよ。
昨年秋には、アメリカとヨーロッパの糖尿病学会の連名で、診断に待ったをかける声明を出しているようですが、日本の厚生労働省は、積極的に動いているようですね。
事実、厚生労働省は、生活習慣病予防のために、2008年から健康診断で、メタボリックシンドロームも含めて検査するよう、医療保険者に義務づける方針だそうですよ。
膨らむ一方の医療費を何とかしたい、お国の事情なのでしょうか?
           *    *    *    *
さてさて、メタボリックシンドロームの診断基準では、なぜ、肥満を必須条件に挙げたのでしょうか?
それも、なぜ、ウエストサイズ(へそ回り)なのでしょうか?
そもそも、肥満の基準って?
肥満の判定法としては、体格指数(BMIが最も一般的です。
BMIを基準にした調査では、40歳以上の日本人の、実に20%が肥満なんだそうです。
一方、体型ではなく、「体脂肪率」を肥満の目安にすることも出来ます。
肥満の判定法は色々ありますが、問題は、脂肪のつく位置なんですね。
まず、皮膚と筋肉の間の脂肪が増える「皮下脂肪型肥満」では、下腹が膨らんで、洋梨に似た体型になります。
一方、内臓に脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」では、腹部全体が出た、リンゴ型の体型が特徴です。
内臓脂肪型の方が、動脈硬化などと結びつきやすく、危険な太り方なんですねぇ。
この内臓脂肪は、腸などの周りに蓄積するので、おおよその量は、ウエストサイズから推計できるそうです。
それで、へそ周りのサイズにしたんですね。
しかし、内臓脂肪の正確な量を知るには、コンピューター断層撮影(CTスキャン)などの検査が必要です。
             *    *    *    *
では、肥満をはじめとして、高血圧・高脂血症・糖尿病が、なぜそんなに重要視されるのでしょうか?
それは、いずれかの病気にかかると、その病気が他の病気を招き、さらにまた他の病気を招くという具合に、次々と病気を発症していくからです。
特に糖尿病は、他の3つの病気と相互にかかわりを持っているので、一番注意しなければならない病気ですね。
そして、肥満も糖尿病と同じく要注意です。
下記の説明を見ても分かるように、肥満を防げば、3つの病気を防げる可能性が大いにあるのです。
そこで、お互いの病気がどのように影響しあうのかを、下記に簡単にまとめてみましたので、参考にしてください。
 (なぜ、その病気になるのかを考えてみると、面白いですね)
ちょっと難しくなりますが、もう少しお付き合いください。
                                ---------------—
                         【なりやすい病気】
                              ↓
●【肥満になると】             
 ? 余分な脂肪が肝臓に流れ込む………→【高脂血症】
 ? インスリンの働きが低下する………… .→【糖尿病】
 ? 循環する血液量が増える…………………→【高血圧】

●【高脂血症になると】
 ? インスリンの働きが低下する ………… →【糖尿病】

●【糖尿病になると】
 ? 余分な脂肪が肝臓に流れ込む……….→【高脂血症】
 ? 脂肪細胞に糖や脂質をとりこむ ….. 【肥満】
 ?
 循環する血液量が増える……………….. 【高血圧】

●【高血圧になると】
 ? インスリンの働きが低下する……………→【糖尿病】
                         ---------------–

◆【???の説明】
 ?【肥満が原因で
高脂血症になる理由】
  
肥満は、内臓脂肪を大量にたくわえています。 
    内臓脂肪は、分解すると脂肪酸になります。
   この脂肪酸が肝臓に流れこむと、肝臓でのコレステロールや中性脂肪の合成が促され、高脂血症を引き
       起こすのです。
 ?【肥満が原因で糖尿病になる理由】 
  
肥満はインスリンの働きを抑えるので、肝臓でのブドウ糖の生産が活発になり、血糖値を上昇させてしまう
      のです。
 ?【肥満が原因で高血圧になる理由】
  
肥満になると循環する血液量がふえるので、結果として血圧が上昇します。
   運動不足や過食による塩分の摂りすぎも原因の一つとされていますが、マクロビオティック的にはちょっ
      と・・・。
 ?【高脂血症が原因で糖尿病になる理由】
  
高脂血症はインスリンの働きを低下させるので、肝臓でのブドウ糖の生産を促進して、血糖値を上昇させ
      てしまうのです。
 ?【糖尿病が原因で高脂血症になる理由】
  
血糖値が高くなると、肝臓が余分なブドウ糖を中性脂肪につくりかえます。
  その結果として、血中の中性脂肪がダブついてしまい、そのため、高脂血症を引きおこす。
 ?【糖尿病が原因で肥満になる理由】 
  
インスリンが過剰に分泌されて、食後に増えた血中の糖や脂肪を、脂肪細胞にとりこんでしまいます。
  その結果、肥満を促進するのです。
 ?【糖尿病が原因で高血圧になる理由】
  
血糖が増えると、血中のナトリウムの量も増えて、細胞内の水分がしみ出てきます。
  その結果として、血液の量が増えて、血圧が上昇するのです。
 ?【高血圧が原因で糖尿病になる理由】
  
高血圧はインスリンの働きを低下させるので、肝臓でのブドウ糖の生産を促進して、血糖値を上昇させてし
     まいます。
 
             *     *     *     *
メタボリックシンドロームは、いわゆる生活習慣病なので、西洋医学では限界があります。
それには、日々の生活を改めることが、症状の改善には最も効果的なのです。
その意味では、マクロビオティックの食事法は、非常に理想的だと思います。
私がこんなに長い文章を書いたのは、このことをお伝えしたかったからです。
生活習慣病については、書きたいことがいっぱいありますが、あまりにも長くなるので、今回はこの辺で。

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「メタボリックシンドローム」の診断基準に異論続出

AERA  ?37」(2006年8月7日号)に、こんな記事が載っていました。
「診断基準に異論続出 ほんとのメタボリック
食生活が欧米化した日本を
メタボリックシンドロームが席巻している。
振り回されるのも考えものだが、どうも今の診断基準はおかしいらしい。」


             *    *    *    *
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)については、該当者や予備軍の多さから、急にその名前が知られて、わが身に危険を感じた方も多いのではないでしょうか?
そのせいか、「メタボリックシンドローム」をGoogleで検索すると957,000件、Yahoo!で検索すると673,000件もありました。
常々マクロビオティック食で暮らしている人達にとって、この症候群は対岸の火事と映りますが、知人・友人のために最新の情報は入手しておきたいですよね。
さて、記事の主な内容なのですが、診断の必須条件に挙げられているウエストサイズ男性85センチ、女性90センチ以上について、「ウエスト」が問題なのだそうです。
この場合の「ウエスト」は、洋服のウエストとは異なり、胴の一番くびれたところではなく、おへその高さあたりの胴回りを測るんだって。
つまり、「へそ回り」っていうことです。
早速、私も測ってみました。
すると、一番くびれたところは58センチ、へそ回りは63センチありました。
5センチの差っていうことですね。
もともとの「男性85センチ、女性90センチ」の根拠は、「日本肥満学会」による調査だったそうですが、この調査の統計処理が間違っているという指摘が、専門家から出ているいるそうなのです。
そこで、筑波大学・東京大学・京都大学・九州大学・札幌医大などで調査したところ、「男性85?90センチ、女性80センチを基準にするといいのではないか、というあたりで、だいたい落ち着きつつあるそうです。
ちなみに、厚生労働省の調査では、現在の診断基準でも、40歳以上の男性の50%以上、女性の約20%がメタボリックシンドロームの疑いが強いか、予備軍だったようです。
もし、女性が80センチになれば、女性の5割近くが該当するようになるかも知れないそうですよ。
さて、あなたや、あなたの周りに該当者はいますか?

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「リマ・クッキングスクール公開講座」のお知らせ

急なお知らせですが、マザーズ愛宕グリーンヒルズ店で、リマ・クッキングスクール主催の「夏休み特別!公開講座」が開催されます。
東北沢にある日本CI協会の教室は、夏期集中講座を開催中なので、マザーズでの開催となったようですよ。
参加ご希望の方は、予めリマ・クッキングスクールまでお電話かファックスで申し込んでから、受講料を「郵便振替」で入金してください。
◆連絡先
   電話 : 03?3469?7631  
   FAX : 03?3469?763

◆入金先
     加入者名 : 日本CI協会 
(ニホンシーアイキョウカイ)
   口座番号 : 【 00100?3?194125 】
  

            *    *    *    *
◆「親子でマクロビ・クッキング」

お子様にも愉しく料理体験をしていただき、お砂糖や動物性食材を使わなくてもおいしいお料理をご紹介。
心とからだにやさしいマクロビ料理の初めの一歩をご一緒に!

【MENU】  ●いろいろ漬物ご飯のおむすび
                 ●手づくり餃子スープ 
                 ●おやつ春巻き 
                 ●オートミール・クッキー
【日  時】 8月4日(金)16:00?18:00
【場  所】 マザーズ愛宕グリーンヒルズ店
        東京都港区虎ノ門3?21?5 愛宕グリーンヒルズプラザ1階
        TEL 03?5405?1339
【講  師】 檜山 扶佐子 先生 (リマ・クッキングスクール専任講師)   
【参加費】 親子2人で4,800円
         ※実習とご試食付き
         ※テキスト代 及び 材料費・消費税込み
【定  員】 10組
【持ち物】 エプロン、三角巾、筆記用具、お持ち帰り用容器
             *    *    *    *
◆「おいしい&ヘルシー 夏の和風マクロビオティック スイーツ」

ココロとカラダにやさしい素材を使い、ほっとするような、和のスイーツをご紹介します。
夏のほてったからだを、ひんやりと優しく涼しくしてくれる、砂糖や乳製品を使わないお菓子は、カラダの中からうれしくなります。

【MENU】 ●水ようかん 他2品 ●軽食・お茶付
【日  時】 8月8日(火)18:30?20:30
【場  所】 マザーズ愛宕グリーンヒルズ店
         東京都港区虎ノ門 3?21?5 愛宕グリーンヒルズプラザ1階
         TEL 03?5405?1339
【講  師】 森 大歓 先生 (リマ・クッキングスクール講師)
【参加費】 3,500円
         ※実習とご試食付き
         ※テキスト代 及び 材料費・消費税込み
【定 員】  20名


【持ち物】 エプロン、三角巾、筆記用具、お持ち帰り用容器
                              *    *    *    *
◆「おいしい&ヘルシー 夏の洋風マクロビオティック スィーツ」

夏にぴったりのひんやりスイーツを、砂糖や乳製品を使わずに作ります。のどごしが良く、口の中でとろけるようなおいしさ。カラダの中から、きれいに、元気になるレシピをご紹介します。

【MENU】 ●雑穀アイスクリーム 他2品 ●軽食・お茶付
【日  時】 8月19日(土)16:30?19:00
【場  所】 マザーズ愛宕グリーンヒルズ店
         東京都港区虎ノ門3?21?5 愛宕グリーンヒルズプラザ1階
         TEL 03?5405?1339
【講  師】 森 大歓 先生 (リマ・クッキングスクール講師)
   
【参加費】 3,500円
         ※実習とご試食付き
         ※テキスト代 及び 材料費・消費税込み
【定  員】 20名
【持ち物】 エプロン、三角巾、筆記用具、お持ち帰り用容器
             *    *    *    *
◆「おいしくておしゃれなマクロビオティック」

ダイエットにも効果的なのはもちろん、デトックス効果もあることで注目を浴びているマクロビオティック。
夏のブランチにもピッタリな軽食とスイーツをご紹介します。

【MENU】  ●ベジタブル・スープクスクス添え
        ●かぼちゃとヒエのグラタン
        ●車扶のナゲット
        ●芽ひじきのサラダズッキーニロール
        ●ベリー・ベリーパフェ
    
【日  時】 8月23日(水)18:00?20:30
【場  所】 マザーズ愛宕グリーンヒルズ店
         東京都港区虎ノ門3?21?5 愛宕グリーンヒルズプラザ1階
         TEL 03?5405?1339
【講  師】 檜山 扶佐子 先生 (リマ・クッキングスクール専任講師)   
【参加費】 3,500円
         ※実習とご試食付き
         ※テキスト代 及び 材料費・消費税込み
【定  員】 20名
【持ち物】 エプロン、三角巾、筆記用具、お持ち帰り用容器

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マクロビオティックを始めるにあたっての質問

先日、高校生の頃ダイエットをして、その後リバウンドを繰り返しているという大学生(Pさん)から、下記のような質問が寄せられました。
同じような悩みの方は、他にもいらっしゃると思うので、記事にしてみました。
(原文のままですが、分かりやすくするため、??などの数字と太字を使用しました)


             *       *
「リバウンドを繰り返し可哀想な身体のため、いつか両親に健康的な食事を作ってあげてみたい、野菜大好きという理由からマクロビオティックに興味をもちはじめました。
しかし
?朝昼晩と料理を作ることがなかったので続くかという不安、
?パン好きで逆に炭水化物を抜くダイエットをよくするためマクロビな食生活に変えたからといって効果があるのか、
?まずマクロビの食事に満足できるか不安なのです。
大学が忙しくなかなか自分にかまってあげれず太りだした自分自身にストレスだけが溜まり困っています。
お忙しいと思いますがもしよろしければこれからマクロビオティックをはじめるためにアドバイスをいただけないでしょうか?」
             *       *
まず、Pさんの文章を拝見して、不安が多いことと、決断力・実行力の不足を感じました。
おそらく、体調が陰性に傾いているのではないかと想像します。
結論からいってしまうと、このような人こそ、マクロビオティックの効果が大きく出るタイプです。
ですから、まず?については問題なくクリアですね。
なぜ、そのような結論なのかというと、おそらくPさんの食事には、パワーがないからです。
炭水化物(特に米などの穀類)抜きの食事では、体にしっかりした柱が出来ません。
だから、精神的に不安定になってくるのです。
本当なら、この説明をもっと書きたいところですが、とても長くなってしまうので、残念ですが省略します。
次に、?についてですが、食生活を変えるというのは、嗜好の問題が絡むので、少し時間がかかります。
でも、意志の強い人や必要に迫られている人は、すぐ変えることが出来るので、個人差があります。
問題は、Pさんが育つ過程で、どのような食生活をして来たかです。
幼児期から和食派だったでしょうか?
それとも、朝からパン・コーヒーに始まる、いわゆるカタカナ食の多い欧米的な食事だったでしょうか?
どんな飲み物が好きだったでしょうか?
などなど、今までの食事が「好み」としてインプットされているので、それを除々にマクロビオティック食に移行する段階で、影を落とします。
でも、「美味しい!」と感じるお料理が必ずありますから、その味覚や体の反応を楽しみながら、無理のない範囲で進めていけば、絶対マクロビオティックのお食事に満足できます。
また、?については、一気に朝昼晩のお食事を作らなくても、1食から始めればいいのではないでしょうか?
Pさんが最も時間がとれそうな時間帯で、何か一つを変えるのです。
あえてここで「変える」と書いたのは、お料理を「作る」だけがマクロビオティックではないからです。
今食べているものを、何か一つやめることでもいいし、調味料をマクロビオティックの基準で見直してみることでもいいし、食材の購入方法を検討することでもいいのです。
その延長線上に、朝昼晩のお食事があるのですから。
もし、今、カタカナ食が多ければ、それを和食に変えるだけでも違います。
さらに、作る事ができるなら、主食を玄米ごはんに変えるだけでもいいから、実行なさると最高ですね。
それだけでも、必ず体に変化が出てきますので、一番効果的ですよ。
もし、一気に100%の玄米ごはんが無理なら、発芽玄米を分づき米に混ぜて炊飯器で炊いてもいいのです。
いつでも、「美味しい」と感じるものを召し上がってください。
ただし、最終的には、玄米100%のごはんが理想的であることと、より効果的であることをお忘れなく。
最後に、ストレスについて。
どんなに理想的なお料理を前にしても、それをいただく時の気持ちによって、効果は半減することがあります。
砂を噛むような思いでお食事をしたら、どんな風になるかお分かりですよね。
漫然と食べ物を口に運ぶのではなく、その食材を生産してくれた人達、お料理を作ってくれた人達、目の前にある食材の「」に感謝して、ありがたくいただきましょう。
感謝できるためにも、ストレスは極力減らしたいものです。
現代社会は、とてもストレスが多いのですが、ちょっと視点を変えるとストレスでなくなることも多々あります。
マクロビオティックは、お料理だけでなく、考え方を変えてくれる人生哲学でもあります。
大学生の時点でマクロビオティックに出会ったPさんは、これからの大いなる人生に、必ずマクロビオティックが役立つはずです。
今はダイエットだけが最大の関心事でしょうが、もっともっとマクロビオティックの奥深さを知って、ダイナミックで真の意味で自由な人生を歩まれることを希望します。
Pさんの人生が、光り輝くものとなりますように、そして、多くのマクロビアン達と励ましあいながら、楽しいマクロビ生活を送れますように、心から願っております。

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