奈良の医師宅で、長男が自宅に放火して家族3人が亡くなった事件がありましたね。
昨日(8月2日)、面会した父親と長男の様子が、弁護士を通じて公表されました。
一言で表現すると、心が痛みます。
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以前、仕事で、こんな問い合わせがありました。
「○○予備校と講師に損害賠償を請求したい」というのです。
内容は、次のとおり。
?息子が予備校の先生が勧める大学を受験したけれど、すべて不合格になった。
?不合格になるような大学を予備校が選んだことに、ミスがあるのではないか?
?高校1年の時より、2年・3年になるほど成績が下がっているのは、指導力がないから。
?パンフレットでは、医学部合格を保証していたのだから、契約違反だ。
?したがって、予備校にこれまで払った授業料と大学の受験料を請求する。
?さらに、担当講師の指導ミスに対して、当該講師と雇用主の予備校に対して、損害賠償を請求する。
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私も18歳(高校3年生)の息子をもつ母親として、とても考えさせられました。
なぜなら、この依頼者は、不合格の原因が、すべて予備校にあると主張していますが、私がチェックしたところ、「本人にやる気がない」からです。
本人にやる気がない以上、いくら親が医学部合格を予備校に託しても、無理というものです。
どうして、そんな当たり前のことに、親は気がつかないのでしょうか?
奈良の放火事件の父親は、やっと、「もう勉強しなさいといわない」と子供に伝えたそうですが、遅すぎます。
あまりにも子供をみていませんでしたねぇ。
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幸か不幸か、我が家の愚息は、根っからの勉強嫌いです。
机に向かっているのがイヤなんですねぇ。
そんな彼には、屋外で新鮮な空気を吸いながらの仕事が向いているのでしょう。
好きなことに熱中していて、1日中(イヤ365日)頭がそのことに占領されています。
塾にも予備校にも行っておりません。
家庭教師もついていません。
高校3年の大事な夏休み。
「大事」と思っているのは、親の認識であって、彼は彼の認識による人生を歩んでいるようです。
長い人生の一時期ですもの。
泳がせてみましょうか。
こんにちは。
この記事を読ませて頂いて「うんうん」と頷いています。
私も息子が2人いるのですが、愛しすぎて本当の意味で子供を見ていなかった時期がありました。
今は子供の人生は子供が決めていく。と思っています。
マクロ美風さんの息子さんも自分の人生を歩んでらっしゃいますね。
親は後ろで見つめつづけるだけですね。
教育(仮に大学を卒業した人)があっても教養の無い人は世の中に多くいます。
教育がなくても教養の高い人はいくらでもいます。
教育があり教養もある人は理想的です。
親は子供に期待をかけ、親の希望を強いる傾向があります。子供は決して親の所有物ではありません。
子供は生まれた瞬間から一人の人間であります。
子供の成長過程では一人の人として接し、本人の考えや意見を尊重しなければなりません。
子供がもし道を見失えば、そこで親はパイロット役として登場し共に悩み、考え、方向を示せば、後は本人が決定すればよいのではないでしょうか。
「自由」は何をしてもよいという権利を主張するならば、その反面の責任と義務を遂行しなければならないというごく当たり前のことに若者は気づいてほしい。
こと
サニーさん、こんばんは。
子育てって、頭では分かっているつもりでも、つい浴が出るものですよね。
ちょっとでも成績が良かったら、もっと良くなることを期待してしまうし・・・。
我が家は、そんな期待もせずに済みましたが(笑)
優秀な子供を育ててみたかったなぁなんて、チラッと思いますが、ご縁がなかったようで、ハイ。
内須諸人さん、こんばんは。
内須諸人さんの仰ることは、正論ですね~(^_^)
そのように育てたい、接したいと、常々思っているのですが、現実には、これが結構グラつくのです。
私の意志が弱いせいでしょうか?
ただ、ぐらつきながらも、内須諸人さんの仰ることと同じ内容を肝に銘じながら、子供に接してきました。
ですから、自分のとった態度に後悔はありません。
精一杯、子育てをしましたから。
親として、やれるだけのことはやった。
そんな感じです。
最近のニュースは子育て中の私は、本当に驚きというか悲しくなって仕方ありません。子供のこと信じることって大切だな~と思うときがあります。本人が考えて進む道を決めるべき・・・今はそういった考えは少ないのでしょうか?我が子は人の道さえはずれなければ、好きなことに進んで欲しいです。ただ、欲を言えば人様に喜んでもらえることをして欲しいです。子供が成長するに従って、いろんな悩みが出てくるのでしょうねー。
最近、親が子供を・・子供が親を・・という事件。
や、親が子供のことを理解せずに、まわりの人を攻めたり、攻撃したりすることが多くなって来ているのは、悲しいことです。
いつでも、どんな時でも、食べ物が手に入る、世の中、
物のありがたさや、生きたものを、私達は頂いているという気持ちが少なくなり、命のありがたさ、物への感謝が薄れていることに、私も悲しさを感じます。
サニーさん、失礼しました!
「つい欲が出る」とすべきところを、
「つい浴が出る」と変換してしまいました。
シンプルに生きたい。はい・ありがとう・ごめんなさい、この三つで十\分と教わっています。
おでんくんさん、こんにちは。
本当に、一昔前では考えられなかったような事件が多すぎますね。
>子供のこと信じることって大切だな~と思うときがあります。
同感です。
私は、いつもいつも、子供を信じています。
いい時だけではなく、悪い時にこそ、「信じているよ」と、しっかり伝えるようにしています。
>本人が考えて進む道を決めるべき
これも当然ですね。
しかし、これが一番歪められているのではないかと、実感しています。
何しろ、「元をとらなくちゃ」と口にする親が、結構いるんですよ。
初めてこの言葉を耳にした時は、何かの聞き間違いかと思いましたが、同じ考えの人が多いことに、二度ビックリしました。
chieさん、こんにちは。
同感です。
昔、日本人が日本人らしい食事をしていた頃は、こんなに酷いことは多くなかったはずですよね。
テレビの普及で、いくら全国・世界中のニュースが大量に流されているとはいえ、想像を絶する事件が多すぎます。
飽食でない時代・国・地域の方が、比較的穏やかに暮らしているのは、食べ物が人間に及ぼす影響を物語っていますよね。
こんな問題意識を共有して、ともに、マクロビオティックの普及に力を入れたいですね。
マクロ美風さん
こんにちは。
>「元をとらなくちゃ」
ですか・・。心が痛みます。
数年前に児童養護施設で働いていたときには
色んな意味で傷ついた子供達を見てきましたが
今は普通の家庭も一緒なのかもしれません。
子育てが両極端になってきているように思います。
親になってない私が言うのもなんですが、
ご近所の様子を見ていてもそう思います。
子も親も痛々しくてなりません。
マクロ美風さん、こんにちは。
本当に心の痛む事件が続きます。
一方通行の感情が行き過ぎるまえに、何かできなかったのかといつも思います。
今回のマクロ美風さんの記事は、他の事にも当てはまると思います。
自分がこんなにストレスでいっぱいなのは、職場の人のせい、親のせい、友達のせいとか。
今自分が不幸なのは、何かや誰かのせいなの?
適度な自立と依存。このバランスが大事かなと思います。でも揺らいじゃいますけどね(汗)
ところでマクロ美風さん。
まだ実際にはお会いしたこともないのに、今日夢でお会いました。
私が炊いた玄米ご飯を「美味しい、美味しい」と連呼しながら召し上がり、颯爽と我が家から去っていきました(爆)
本当に風のようなお方でした。
楽しい夢をありがとうございます。
ゆりさん、こんばんは。
>はい・ありがとう・ごめんなさい、この三つで十分と教わっています。
これを教えてくれた方は、素晴らしいですねー。
一見簡単そうですが、実行できていない人が多すぎますもの。
人間の基本中の基本ですね。
kurumiさん、こんばんは。
コメントをいただき、ありがとうございます。
「元をとらなくちゃ」って、真剣に情報を交換し合っている親が、本当に結構いるんですよ。
その度に複雑な思いがします。
児童養護施設でのご経験は、とても貴重な体験ですね。
kurumiさんのお優しさは、そんな体験からくるのだなぁと納得しました。
レイハネさん、こんばんは。
う~ん、オイシイ、オイシイ(^0^)
あ~、おいしい玄米ご飯だった!
ごちそうさま~~☆
ってなカンジでしょうか?
夢を見ていただいて光栄です。
そういえば、この前、どなただったか忘れたのですが、やはり夢の中に現われたそうです。
私自身は、1年に何回も夢を見ないのですが、よそ様にお邪魔しているせいなのかナ?(笑)
それにしても、美味しくいただけて良かったデス(^^)