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第122次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します!

最近は他のお料理教室や講演会場で、むそう塾のことを知る人がいらっしゃるようです。
「玄米ご飯が美味しく炊けるようになるところがある」と。
面白いものですね。
石の上にも3年という言葉がありますが、誠意と魂を込めてご指導した結果、3年間の間に多くの方が玄米ご飯を美味しく炊けるようになって、体調の改善がみられたり、精神的な変化があったりして嬉しい手応えを感じています。
今回のFuさんはすでに他の指導校で学ばれておりましたが、たまたまむそう塾生と知り合って愛クラスに来られました。
一目見たとき、その指導校の特徴がよく出た体型をされているなぁと感じましたが、なかなか隠れたエネルギーもお持ちでした。
それは愛クラスのときによ?く伝わって来ました。
きっと独自の食生活をされていたのでしょう。
そのエネルギーが今後どのように変化されるでしょうか?
では、パスポート取得者を発表させていただきます。

<むそう塾 パスポート取得者>

Fuさん(63−1)

<寸評> 中川善博より

優しく炊けるようになりました。
穏やかにふっくらした玄米ごはんを食べ続けて下さい。
100日食べ続ければ体調も心持ちも変わるでしょう。
ブレないように主食の大切さを守ってください。
お疲れさまでした。
*   *   *
(1)絶対美味しい玄米ご飯の炊き方をマスターしていただきたい。

(2)その玄米ご飯を炊く行為を通じて、自分を見つめ気づきを得て、幸せに繋げてほしい。
(3)まわりの人と一緒に幸せになろうとする意識を持ってほしい。
これが「むそう塾」の願いなので、この(1)?(3)をおおむね理解され、なおかつ実践出来ていると思われる方に、パスポートを発行させていただきました。
これからは、ご自身と向き合いながら、日々の心の持ち方を大切にして、中川さんに言われたことを思い出しながら、人間性をより高めて幸せな日々をお過ごし下さることを願っております。
パスポートを手にされても気を緩めないように、引き続き真剣に玄米と向き合ってください。
パスポートは出発点であり、到達点ではありません。
従ってこれは、第三者に教える力を認めたものではありません。
「中川式玄米ご飯の炊き方」は、中川善博本人のみが口伝の形でお伝えしております。
なぜなら、「中川式玄米ご飯の炊き方」はオーダーメイドの炊き方だからです。
パスポートを取得されましたFuさんは、これで玄米投稿の目的は達成されましたので、お写真を中川さんに送らなくても結構です。
パスポートの発行は、この記事をもって公表するとともに、個人宛へのメールでお知らせいたします。
このメールにはパスポートナンバーが記載されていますので、もし、届かなかった場合はご連絡ください。


過去のパスポート発表記事集 1
過去のパスポート発表記事集 2

 
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Canon EOS 5D


いつもと違うカメラで撮ってみた。
何だか落ち着く感じがする。
逆光と連写とズームと視野率100%の課題をクリアしてくれるカメラは数多くない。
中川さんのCanon EOS 5Dをお借りした。
 

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好きなことに没頭する

マクロビオティックの創始者である桜沢如一先生は、「遊ばざる者食うべからず」と本に書いています。

最初この文章を目にしたとき、「あれ?」 と思ったものです。
もちろん「働かざる者食うべからず」を踏まえての言葉ですが、桜沢先生の本を次から次と読んでいると、この「遊ばざる者食うべからず」の言わんとしていることが良く理解できます。それが実に人生を楽しく過ごすキーワードだと思えるので、むそう塾ではパスポートを取得された時にお送りするメールに、この言葉の一部を入れてあります。
趣味を職業にしてしまうと楽しみが減ってしまうと言う人がいますし、好きなことでも職業にしたらつらいと言う人もいます。
もちろんそれほど職業というのは厳しいことを物語っているのですが、私は今まで好きなことしかして来なかった気がします。
お金のために働くというのではなく、興味があるから働かせてもらった感じです。
ですから、その仕事に興味が薄れたら働く熱意が冷めます。
こうなると仕事はつらく感じますよね。
私は仕事と興味をオーバーラップさせて働いていたので、桜沢先生の「遊ばざる者」の真意を知って凄く嬉しかったのです。
もちろんマクロビオティックを知った今となっては、遊びの心で人生を楽しんでいます。
いつも愉しい気持ちで時間が過ぎて行くのは、最高の贅沢だなぁと感じます。
そしてこの感覚は何も桜沢先生だけでなく、色んな人が色んな言葉で表現していますね。
たとえば落語の世界でも。
次に引用させていただきますので、「努力」や「没頭」と遊びの関連を想像してみるのも良いですね。

(京都 鴨川)

立川志らくの落語的了見
<第2回 努力>

ほとんど報われない
AKB48の総選挙で上位に入った子が、「努力は必ず報われる」とスピーチして感動を呼んだ、という話を聞いた。果たして本当に努力すれば報いがあるのだろうか。
結論から言えば、ほとんどないのではないか。しかし、ないとわかっていたら誰も努力しなくなり社会は退廃してしまう。だから教育の上では努力を推奨する。
だいたいその努力を推奨する教師を見ればそれが嘘(うそ)だとすぐわかる。心底子どもに勉学を教えたいと思っている教師なんか、数えるぐらいしかいない。そんな先生がたくさんいたら、学校はもう少しまともな空間になっているはずである。
 立川談志は、努力に関してズバッと言い切った。「努力とは馬鹿に与えた夢」だと。落語は努力をしても駄目な奴は駄目だと言っている。努力をして成功するのは映画の世界のお話。努力して出世するならばみな出世してしまう。
成功に必要なのは努力じゃなく没頭
では成功者はどうしているのか。
もちろん、努力はしている。ただ芸術・芸能の世界の人間は、努力を努力だと思っていない。努力をしたって自己満足以外の何物でもないことを優れた芸術家は知っている。だから、好きなことに没頭するのみ。
それが結果的に努力をしたことになるのだが、当人は楽しんでいただけだから、世間のいう「努力」はしていないことになる。
私は誰よりも落語、そして演劇の稽古(けいこ)に時間をかける。世間はそんな私の姿をみて、志らくは努力家だ、と口をそろえるが、私の感覚は、遊んでいるに近い。
好きなことをやっている限り、それは努力とは呼ばない。人生、遊んで生きていこうと思ったら努力という文字を頭から抹消すべきである。


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あらら、糠床が!


今夜京都から帰宅してすぐ糠床のフタをとると、あらま!
いつもは京都へ出かける直前に糠床を混ぜるのですが、先週6日(木)の朝に漬け物を引っ張りだして、その後足し糠をし、残っていた胡瓜を放り込んだまま混ぜるのを忘れて京都へ行ってしまったようです。
足し糠が嬉しかったとみえて、産膜酵母がビッシリ!
底からしっかり混ぜて、新しい空気に触れさせるためフタを取ってあげました。 

こうしてみると、本当に糠床は生きているなぁと感心します。
もう秋冬仕様になった糠床には、美味しい野菜がゴロゴロ入っていて、あのギュッとしてじゅわ???っと広がる味が待機しています。
健康の源を作ってくれる微生物に感謝!
 

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美味しい鉄火味噌によせて

マクロビオティックの本でお馴染みの鉄火味噌。
それを作るのは大変です。
ましてやそれを美味しく作るのはもっと大変。 
何が大変かというと、「切る」ことをちゃんと出来ていない人が作ろうとするからです。
昨日1回目の「腸から陽性になる講座」を開催してみて、つくづく思いました。
いかに「切る」スピードが大事かということを。
ご家庭ではゆっくり自分のペースで材料を切っているのが普通ですが、牛蒡や蓮根というアクのある食材を切るときには速さが求められます。
鉄火味噌は薄く細く速く切ることが第一の関門です。
次は絶対焦がさないこと。
この第一関門は幸せコースの桂剥き投稿でしごかれているむそう塾生だけあって、割りと上手に切っていましたがスピードが足りません。
切るスピードは仕上がりの美味しさにまともに影響します。
それからもっと以前に庖丁が切れるかどうかの問題もあります。
良く砥いだ切れる庖丁でササッと手速く切って、じっくり炒める。
これが鉄火味噌の重要ポイントです。
中川さんの切った牛蒡の薄さと細さをご覧ください。
真ん中に置いたつま楊枝よりもはるかに細いです。


美味しく出来上がった鉄火味噌は、熱いご飯にかけると格別の美味しさで、おかずがなくてもグングンお箸が進みます。
女性にありがちな貧血を改善するには、大いに力を発揮します。
またミネラルの供給源としても安定しているので、保存性の高さゆえ常備しておくと忙しいときに助けられます。
特に陽性の足りない男性陣にはたっぷり召し上がってもらいましょう。

 

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