こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

玄米の炊き方秘伝(第100回愛クラス)が終わりました

昨日は第100回めの玄米の炊き方講座(愛クラス)を開催しました。
むそう塾の基本中の基本講座であり、新しい人が受講できる唯一の講座です。
昨日ご参加くださったのは、青森1名・埼玉1名・東京1名・石川1名・京都1名・大阪1名、新人さん4名・再受講者2名という内訳でした。

2008年に第1回めを開催してから丸8年、多くの人がこの講座を受講してくださって、100回めを迎えることができましたことに、心から感謝を申し上げます。
受講してくださった皆さんのお顔が次々と浮かんで、皆さん、どうされているかなぁ、ちゃんと玄米を食べていてくれるかなぁと想いは尽きません。

年月とともに物事はずれていくものですが、昨日はすでにパスポートをお持ちかたがパスポートを返上して最初からやり直したいと決心して、新しい塾生番号とともにもう一度愛クラスを受講してくださいました。
帰るところがある幸せ。それを実感してくださったようで、とても心穏やかな満ち足りた時間を過ごしてくださいました。
人生の新しい展開も始まって、彼女のこれからにエールを送りたいと思います。

むそう塾のサイトはネット上に建てられたみんなの家です。
そこのお茶の間がむそう塾という教室で、語り合う手段としてマクロ美風のブログ中川善博のブログやそれぞれのTwitterがあります。
顔を見たくなったらいつでも京都の教室にいらしてくだされば良いのです。
鴨川を見て懐かしさがこみ上げてくることでしょう。
人生を考え、恋愛を考え、健康を考え、仕事を考え、人づき合いなどを考え、諸々のことを「食」という一点から調整しようとする場所です。
そこにこうして多くの方が「帰る場所」として集えることを、とても有り難く思います。

昨日再受講してくださったおはるさんは、愛クラス最多受講者ですが、何度受講されても幸せを感じてくださって、ほっこりした表情をされます。
まさに彼女にとってもむそう塾は帰る場所であり、愛クラスはその原点になっているのです。
心のすべてを共有しながら歩んだおはるさんとの8年以上の歳月を、感慨深い思いで受け止めました。
彼女の表情の何と柔和なこと。
紆余曲折を経て、あの表情が出来るようになったことを、家族の一員として安堵しています。

*   *   *

お顔はその人の領収書です。
どう生きて来たか、それが全部お顔に表れます。
一番表れるのは目ですね。
涼やかな目、吸い込まれるような笑顔、それを保証するのはあなたの血液です。
自分の体にどんな血液を流したいか。
その血液でどんな体を作り、どんな生き方をしたいか。
あなたの人生はあなたの食べ物で出来上がって行くのです。

現状に不満がある人は、まず食を見直してみましょう。
お料理が出来ない人は、まずご飯だけでも炊ける人になりましょう。
そうすればグーーーン!と世界が変わります。

すべては陰陽バランスの上に成り立っています。
物事がうまく行かない人はバランスが崩れているのですから、そのバランスを立て直せば良いのですが、その原点は陰陽の考え方を知ると嘘のようにスルスルと解決します。

むそう塾でお教えしている玄米ご飯の炊き方は、一般に伝えられている炊き方とは異なりますが、私が知る限り最も陰陽を忠実に反映した炊き方です。
なぜ中川式玄米ご飯はこんなに美味しいのかと問われたら、すぐさま「陰陽に忠実な炊き方だから」と答えます。
そしてその方法は、人生にもピタッと当てはまるのです。
陰陽に忠実な生き方。
それがあなたの健康と幸せを可能にしてくれるのです。

むそう塾のお料理はすべてマクロビオティックの陰陽で洗い直してありますので、どのお料理も陰陽に忠実に作られています。
ですから、それを召し上がった人が穏やかな気持ちでいられるのです。

人生は難しく考える必要はありません。
自然に笑みがこぼれる時間を過ごすこと。
これに尽きます。

 
 

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(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 2016.9.25)

*   *   *

 
 

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桂剥きの手の動きから人生を考えた塾生さん

8月18日・19日に開催された「包丁を泥で砥ぐことと桂剥きの面圧を理解する特訓講座」は、次の時間に1か月間の投稿期間が終了します。
・8/18受講:9/18)の21時迄
・8/19受講:9/19)の21時迄
その桂剥き投稿のメールに、昨日素敵な文章がありましたので、ご紹介させていただきます。

 
 

<Kuさんの投稿より>

包丁を上下だけさせる、と意識していて「あれ、こんなに力入れなくてもいいものなんだ」とやっと少し感じました。まだ体現できていませんが。

上下だけ、と意識していると、進もうとする自分に気づき、「ただその場で自分のやるべきことをやる」という辛抱が無い自分に気づきました。

桂剥きのような、ただ自分のやるべきことを淡々と(優しくしっかりと面圧をかけながら)やり、いつの間にか周りと調和が取れているような、必要なものだけがやってきて剥けていくのを感じられるような生き方がしたいなと思いました。

*   *   *

<マクロ美風より>

素晴らしいですねぇ。
包丁を持つ手は、上下に動かすだけ。
これが桂剥きの極意なのですが、今までの人生で包丁を上下させるだけなんて、おそらく誰もしなかったことなのです。
ですから、そこに包丁の初めての使い方である上下運動を入れて、大根を持つ手とバランスを取って進んで行くことがとても難しく感じるのです。

何が難しいかって、それは過去の自分の癖と戦うことですね。
自分の癖を捨て去り、新しい動かし方を定着させることは、思っている以上に大変です。
でも、Kuさんは、包丁の動きをご自分の人生に重ね合わせて、新しい気づきを得ておられます。
ここが偉いなと思いました。

Kuさんが気づかれた生き方ができたら、穏やかで信望も厚く尊敬される人になるでしょう。
良いところに気づかれましたね。

 
 

蓮根の桂剥き  マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(蓮根の桂剥き 剥いた人:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

蓮根の桂剥きのなんと難しいことか。
それをこんなにも美しく剥けるなんて、ただただ感動します。

 
 

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あなたにふさわしい生き方は?

なんていうのかな?
今は情報に振り回されている人や、テクニックに走る人が多いと思うのよね。
昔だったら友達や家族との日々の触れ合いの中で、なんとなく答えが出せたのに、今ではその触れ合いが少なすぎて答えが出せない人が多いね。
私のところに来るメールでも、もっと失敗して経験すれば自然に分かることなのになぁと思うものがいっぱいあるよ。
失敗したらもう人間じゃないみたいに恐れていたり、要領よく成功しなくちゃクズ人間だなんて思い込んでいたり、そりゃあもう可哀想になっちゃうよ。

学校の成績はいいのに融通がきかなかったり、機転がきかなかったり、気が利くなんていうのは死語のようになっているね。
自分のことで精一杯だから、他人のことまで気がまわらないのが現実なのかもしれない。
たま〜に、気が回る若者に出会うと涙が出るくらい嬉しい。
もちろん個人差もあるけど、そんな若者にはお爺ちゃんやお婆ちゃんがいて、その都度、こうするもんだよと教えられたという人が多かった。

誰に教えられなくても、自然に気働きが出来る人はもちろんいるけれど、昔に比べて圧倒的にその人数は減ったように思う。
日本人の精神性は、アメリカが狙ったように核家族化とともに下がってきた。
核家族化とともに団地住まいを導入して日本の文化を希釈させ続けた。
人々は環境の変化とともに精神も肉体も変化する。

*   *   *

しかし、人間はそんなに急速に変化しなくて良いと私は思う。
効率やテクニックや合理性ばかり追求しなくてもいいと思う。
だって、それらから生まれるものは一時的な効果でしかない場合もあるからだ。
せっかく何かを追求しても、その反動が来てまた元の木阿弥というのはよくある話だ。

だからといって何も努力しなくていいと言っているのではない。
人の心や体を無視し続けた競争意識の連続は、必要以上に人を萎縮させてしまう。
次から次へと新しい情報が溢れ、その中で不安になって溺れて行く人も多い。
しかし、それらの情報を要領よく駆使して富を築く人もいる。
誰しもがスキルや起業に踊らされなくても、その人にふさわしい生き方があるはずだ。
それを探し出せるか、作り出せるか、それは案外古典的なスタイルの中にあるのかもしれない。

それは、人の心を大事にするという古典だ。
そこから何かが生まれてもいいと思うのだ。

 
 

播州 揖保乃糸 ひね素麺

 
 

(播州 揖保乃糸 金帯素麺 非売品)

 
 

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マクロビオティックの陰陽を人間関係に活かそう

物事は何でもそうですが、本人がそのことを求めている時が一番効果的に吸収できるし、効率よく進んで行きます。
反対に本人にその気がないときは、いくら外野が口うるさく言ってもいっこうに効果が出ません。
マクロビオティックもまったく同じで、本人がマクロビオティックの考え方やお食事方法に興味を持たなければ、まったく厄介な存在でしかありません。

世の中には良いと思われることが沢山ありますが、それを採用するかどうかは巡り合わせですね。
つまり、出会った時にそれを必要としているか否かなのです。
ですから、ご縁のあったものだけを丁寧に紡いで行けば良いと私は思っています。
必要な時にはベストのタイミングで大切なものにご縁がつながればそれで良いのですから。

ところで、そのベストのタイミングですが、ことごとくタイミングを外してしまう人もいます。
そういう人を見ていると、もう「業」としかいいようがありません。
うまくタイミングよくご縁を引き寄せられるようになるには、自分の心が整理整頓できている必要があります。
自分がゴチャゴチャのままだと、それに似た波動のものを引き寄せますから当然ですね。
もうそこは陰陽そのものです。

私も過去にそんな経験があります。
そんな日々に嫌気がさしたので、思い切って周りの環境を変える決断をしました。
それは人間関係の整理整頓でした。
そこから本当の私になれた気がします。
それまでは他人の気持ちを優先しすぎていたかなと思います。

当時はマクロビオティックも知らないし、もちろん陰陽も知らないのですが、今にして思うと陰陽の流れに逆らっていない方向に軸足を移していたんだなと思います。
陰陽って自分の人生を考えるときには大いに役立つと今なら思えるのですが、当時は感情を優先して判断していたため、行き詰まることがあったのでした。

*   *   *

2年前の記事に「お弁当の力(玄米が嫌いだと言っていたのに食べてくれた!)」というのがあります。
塾生さんのお母様が、玄米ご飯のお弁当を「ご飯があまくて美味しかった」といって召し上がってくださったというのです。
そこに至るまでこの塾生さんは親子関係のことでちょっと悩まれていたので、親子関係を少し陰性にするようアドバイスをしていたのでした。

親子関係を陰性にすることは、親不孝をすることとは違います。
少し距離を置いて風通しを良くするだけです。
その陰性があってこそ、お弁当という陽性の氣が心に沁みるのです。
マクロビオティックの陰陽は、食べ物だけに当てはめるのではなく、人間関係に活かすと物凄く生き方が愉しく充実してきます。

そして、自分の進むべき道に迷うことなく決断を下せます。
これがマクロビオティックの考え方の一番素晴らしいところですね。
そんな自分になるために、日々のお食事が重要な鍵を握るのです。

 
 

賀茂茄子を揚げたところ マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(賀茂茄子を揚げたところ 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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マクロ美風のブログが12年目を迎えるにあたって

2005年8月15日。
この日から私はブログを始めました。
最初の記事は「大森英櫻先生に捧ぐ」でした。
その次は「ハンドルネームの決定」です。
そこにもありますように、私がブログを始めようとした直前に恩師の大森英櫻先生が亡くなりました。
そこで私は「風」を意識してハンドルネームを決めたのでした。

今では「マクロビ」という言葉も好き勝手に使われている感じがしますが、マクロビという言い方は某教室が商標登録をして使われているので、私は途中から使わなくなりました。
私が書く内容とその教室の指導内容とでは若干の違いがあるため、記事内容の混乱を避けるためです。

明日からこのブログは12年目に入ります。。
よくもまあほぼ毎日記事を書き続けてきたものだと思います。
でも、ちっとも飽きることなく、ますます面白くて書きたいことが列をなして待っている感じです。
今では授業の日数が多いため、なかなか思うように更新出来ないのですが、サイトの方とブログの方で毎日何かしら書いています。
<サイトの記事>
マクロビオティックの盲点
塾生のきょうの100点お弁当
陰陽を感じる日々の暮らし

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8月15日は私には忘れられない特別な日です。
大好きな父が、戦死した戦友を想って長い間黙祷を続け、頬に涙が伝うのを子供の時から見ていたからです。
普段は一切戦争の話はしない父でしたが、8月15日だけは特別の父でした。
父の死に想う(2)  2005.10.6

今なら父と話したいこともいっぱいあるのですが、それも叶わぬ今となっては、せめて次世代に父と同じような空白の人生が入り込まないように、どんな時代になっても生き抜けるように導いてあげたいと思います。

どうか日本が戦争に突入しない国でありますように。

 
 

マスカットのみぞれ和え マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(マスカットのみぞれ和え 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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