こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

待つことを知るものは勝つ

昨日は「幸せコース」の授業で、たっぷり座学の時間を取りました。
いつもはお料理の実習で、時間が取れなくなることもあるため、こういうお話だけの日ももちたいと思ったからです。

お話というのはやはりとても大切で、ご自分の思っていることを陰陽で判断しながら確認していくと、日常的に改善すべき点が見つかったりするものです。

特に子育て中の人は忙しい日々ですが、こういう時間を持つことによって、精神的にも落ち着けたり、癒やされたりするのがいいなあと思います。

「病気との向き合い方」に対するご質問の中に、西洋医学で出されるお薬を飲む代わりに、鍼灸や漢方を利用したいという話がありました。
もちろん、いかなる方法を採用するのも個人の自由です。

しかし、人間が本来持っている治癒力を待たずに、外から「早く治そう」と働きかけることに変わりはありません。
できれば自然に治癒してくれるのを待つ方が、心身両面でよい経験になります。

体は自力で治そうとしていたのに、それをショートカットされてしまった感じになるんですね。
昔から「日にち薬」というのがあります。
不都合があっても、気がついたら治っていたなんて感じですね。

でも、今は忙しい人が多くて(気持ちがせっかちというのもあります)、早く通常モードに戻したい気持ちになってしまうのでしょうね。
体に異変が起きたら、サッと取り除きたい気持ちがまさって、経過を観察したり、その症状につき合う心のゆとりを持てないのかもしれません。

いつも体の完全状態を求めていると、少しの不都合が気になってしまい、それをすぐ消去しようと考えるわけですね。
たとえば下痢をしたからすぐ止めたい、熱が出たからすぐ下げたい、皮膚に傷ができたからすぐ治したいというふうに。

でも、時間をかけて体が回復することを待ってあげる姿勢が必要です。
体が回復するプロセスをきちんと経過させてあげることによって、体は本当の健康を取り戻します。
待つことが必要なのは、子育てと同じです。

待つことを知るものは勝つのです。

 
 

(日に日に増える梅の花 京都 左京区にて 2022.2.14)

梅もちゃんと待つことを知っているのでしょう。

 
 
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「マクロ美風の家事アドバイス講座」 2011年が最初でした

塾生さんから「家の中が寒い」ということで、対策方法を質問されました。
寒いというのは人によって感じ方が違いますが、床付近の室温は何度あるのか?
部屋のどの部分が寒いのか?
その部屋は何向きなのか、コンクリート造りなのか、木造なのか?
築何年なのか?

などなど、アドバイスの前に知りたい情報がいっぱいあるわけです。
むそう塾を始めて間もない頃、やはり家のことでご質問が多かったので、「マクロ美風の家事アドバイス講座」というのを始めたことがあります。
2011年3月26日のことでした。

受講してくださる方がとても多くて、盛り上がったものです。
その後、ネットだけでも出来るようにして現在に至ります。
どちらもこのブログで、「マクロ美風の家事アドバイス講座」のカテゴリーで残っています。
(2014年にブログを引っ越したため、テキストが乱れて読みにくくなってしまいました。すみませんm(_ _)m)

 
 

私の家事アドバイス講座は、陰陽ですべてを判断しますので、家の立地や周りの環境、外構なども全部判断材料になります。
そのうえでご希望の部分を改善していきます。

ですから、お引越しをご希望される場合は、お部屋探しから一緒にしています。
今は便利な時代なので、ネットからでもお部屋のことがよく分かるようになっているので助かります。

マクロビオティックは東洋の陰陽の考え方を元にしていますので、食べることだけでなく、暮らし方も陰陽で調えて、氣をアップさせることを目的としています。

陰陽で調えるということは、宇宙の秩序に従うことであり、家の中も外も、そこに暮らす人間もまた心地よくなることです。
氣が乱れているより、氣が調っている方が物事はスムーズに進みますし、ストレスも格段に減ります。

 
 

冒頭の「寒い」というのも大いなるストレスです。
単にストレスというだけでなく、寒さは健康のためになんとしても避けたいのです。
寒くて体温が低下すると免疫力が低下するので、冷えは厳禁なのです。
適温でないと生産性も落ちますから、こちらも問題ですよね。

もっと満足のある人生にするために、周りの環境を調えていくこと、そして穏やかな気持ちで日々を送れるようにしましょう。

 
 

なお、ネットで行う「マクロ美風の家事アドバイス講座」は、ご希望のあったときのみブログに掲載されます。
公にならない方がよい内容の部分は、メールでお返事をしています。
ご希望される場合は、私宛にメールをお送りください。
・期間:2か月間
・受講費:33,000円

 
 

※関連記事
とりあえず症候群 2011.2.25
究極の物 2011.2.27
掃除とは心を掃除することである(家事アドバイス) 2013.4.26

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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託児 時間を買う 空間を買う 旅行に行きたくなるのはなぜ?

【税理士さん】

昨日、税理士さんと確定申告の打ち合わせをして、つくづく税理士さんに頼んでいてよかったなあと思いました。
私はもともと経理畑出身なのですが、会社を作るとき、経理関係は税理士んさんにお任せしようと思っていました。
自分の時間は事務処理に費やすのではなく、会社の運営に使いたいと思っていたからです。

もともと数字は苦手ではないですが、法律を勉強していた時、商法はしょっちゅう改正されて、その改正について行くために費やす時間がもったいないなあと思っていました。

今は消費税が8%と10%が混在しているため、むそう塾の仕入れも「お宝さんDIRECT」もややこしくて、中川さんの方も大変です。
税理士さんに渡すまでの書類整理はこちらでしますが、あとは税理士さんが適正に処理をしてくれます。

便利な時代になったおかげで、地元の税理士さんでなくても、遠隔地の税理士さんでも自分が気に入れば顧問になってもらえます。
そんなこんなで、さっぱりした性格のデキル税理士さんのおかげで、今年も確定申告への打ち合わせが済みました。
┐(´∀`)┌ヤレヤレ

餅は餅屋。
それぞれの人が限られた時間を有意義に使うために、色々な職種が存在しています。
なんでも自分で抱え込んで疲れ果てている人が時々いますが、「信用して任せる」ことによって自分の時間を作り出すのは大事なことだと思っています。

 
 

【託児】

子育ても似たようなところがありますね。
第三者の手を借りながら、上手に息抜きして、自分を見失わないようにしましょう。

先日、授業に来るのに、お子さんを預かってもらえるところがないので欠席しますと連絡が入りました。
でも、その日の授業はなんとしても受けてほしい内容でした。

むそう塾生がよくお世話になっている施設に「green」さんがあります。
看護師さんが始めた施設で、他では預かってもらえないような時でもお願いできたりして、とても助かっています。

他にもう一つ。
「ホテルオークラ京都」内に「キッズスクウェア ホテルオークラ京都店」があります。

結果として、むそう塾に最も近いホテルオークラさんにお世話になって、無事授業を受けられました。
もちろん、出費が伴いますが、出費したからこそ得られた自由な時間と、一生モノのお料理が習えたのですから、大満足で帰路につかれました。

 
 

【時間を買う】

子育て中だからと、あれもこれも諦めて、ストレスでパンパンになっている人を見かけます。
ただでさえ子育てはストレスを生みやすいものですから、上手に気分転換しないと疲れ果ててしまいます。

時間を買って質の良い時間を過ごすと、気持ちがググーンと変わります。
満たされた思いや、感謝の気持ちが湧き上がってくることでしょう。

そして、新たな活力をもらえます。
この活力が人間には必要ですね。

 
 

【空間を買う】

それともう一つ。
「空間を買う」というのもあります。
多くの人はこのために旅行をされているのではないでしょうか。
自分の家にはない空間を求めて、旅に出かけたくなるのです。

これはマクロビオティック的にいうなら、自分の家とは異なる陰陽を求めているわけです。
気分転換ということは、陰陽転換でもあります。
自分が買いたい空間は陽性なのか? 陰性なのか?

昔、マクロビオティックの先生が、動物性の摂取が多い人は旅行に行きたがると言っていましたが、私はちょっと納得できない部分があります。
ただ、どこに行きたいかで陰陽度は推測できますね。

まあ、難しく考えないで、時おり新しい空気を吸いましょう。
換気はコロナでなくても必要です(笑)

 
 

(中川式キンパ 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

ただいま「自由人コース2」でブームになっているお料理です。
「中川式」というのが苦労したところでもあり、食後感の爽やかさ・軽さでもあり、陰陽があってこその世界です。

 
 
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2022年 京都 吉田神社の節分祭 山蔭神社と菓祖神社

京都市左京区にある「吉田神社」では、毎年3日間にわたって「節分祭」を行っています。
むそう塾では、授業がある年は塾生さんと一緒に、授業がない年は中川さんと私とスタッフ全員でお参りしています。
今年は授業がない年だったので、お昼頃4人でお参りしてきました。

吉田神社には沢山の神々が祀られているそうですが、私たちはその中の「山蔭神社」(お料理の神様)と「菓祖神社」(お菓子の神様)に、手を合わせて来ました。

 
 

【山蔭神社】

 
 

 
 

昨年からコロナ禍のために、河道屋さんのお蕎麦をいただけなくなりました。
お店がないとこんなに殺風景な景色になるんですね。

 
 

きょうの京都は曇り空でした。

 
 

【菓祖神社】

 
 

菓祖神社の方も、昨年からお茶とお菓子がいただけなくなりました。
火鉢があって、緋毛氈の上に腰掛けて、塾生さんたちと笑顔でお茶をいただいた年が懐かしいです。
こちらの記事にその時の写真があります。)

 
 

 
 

*   *   *

京都は「まん延防止等重点措置」が実施されているため、例年より縮小された節分祭でした。
しかし、昨年はなかった露店が隙間はありながらも、たくさん出ていましたし、平日の初日なのにぞろぞろと人出も増えていました。
明らかに昨年よりはよい感じです。

節分は明日ですが、私たちは教室に飾る稲穂を買うために、初日に出かけました。
明日になると、なくなってしまうことがあるからです。
やはり料理教室として、主食の稲穂は教室に存在していてほしいのです。

今年も中川さんがおみくじを引きました。
「半吉」だそうです(^^)
このご時世にふさわしいかもしれません。
これから上に向かって良いことが増えますように。

 
 

 
 

塾生の皆さんと手をつないでお参りした時のこと。
一生忘れません。
2013年2月3日。
この時の塾生さんが未だにTwitterで「おはようございます。」とつぶやいてくださるのが、嬉しくて、嬉しくて。
またいつかお会いできますように。

 
 

 
 

<過去記事>
2021年 京都吉田神社の節分祭 2021.2.2
2020年 京都吉田神社の節分祭 2020.2.3
2019年京都吉田神社の節分祭 2019.2.2
京都 吉田神社の節分会と山蔭神社 2018.2.2
節分会 吉田神社 2013.2.3
みんなでお参り 2012.2.3

 
 
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旧暦ではきょうが1月1日です 東洋の考え方も取り入れてみませんか?

旧暦ではきょうが1月1日。
つまり新年。
日本では西洋化が進んで旧暦は遠くになっていますが、中国ではちゃんと「春節」として、お休みも長く取るようになっています。
この差は大きいですね。
ちょっと旧暦のことも知っておきましょう。

 
 

【旧暦と新暦】

【天保暦】
天保15年(1844年2月)〜明治5年(1872年12月)まで、約29年間使われた。
月(太陰)の満ち欠けをもとに、季節をあらわす太陽の動きを加味して作られたので、「太陰太陽暦」という。
「太陰太陽暦」は奈良時代から改暦を繰り返していたが、グレゴリオ暦に移行する直前まで使われていた「天保暦」を「旧暦」という。
和暦ともいう。

【新暦】
明治6年(1873年1月1日)〜現在まで、149年間使われている。
太陽の動きを基準にしているので「太陽暦」という。
キリスト教圏で使われていた「ユリウス暦」を、ローマ教皇グレゴリウス13世が改良を命じ、1582年10月15日から「グレゴリオ暦」として改暦され、世界の多くの国で使われている。
「和暦」に対して「西暦」ともいう。
余談だが、1582年は日本では本能寺の変が起きた年である。


 
 

【旧暦を暮らしに活かす】

最近は旧暦を大切にして生活する人も増えてきており、私のマクロビオティック仲間にもそういう人がたくさんいます。
つまり、太陽(陽性)中心の暮らし方だけでなく、月(陰性)も意識した方が中庸に近づくので、心地よく感じるからでしょう。

体の中にはまさに月を抱えているので、特に女性は生理(月経)や出産と密接な関係があります。
激動の明治時代を経てもなお、暮らしのそこかしこに旧暦時代の名残はしっかりと残っています。
特に文化というのは受け継がれていくものですから、150年くらいでなくなってしまうものではありません。

無意識に私たちは、先人から語り継がれてきたことを生活に取り入れていたり、心地よさを実感したりしているものです。
太陽の視点だけでなく、月の視点でも物事を考えると、生活にメリハリができたり、体調を立て直すきっかけになったりします。

西洋一辺倒ではなく、東洋の優れた考え方も自分を救ってくれることがあって、日本人はなんて恵まれているんだろうと思います。
コロナ禍からまだ脱出できていない日本ですが、ここらへんで「東洋の考え方ならどうするのだろう?」と立ち止まってみるのもいいですね。

当初はワクチン接種がすべてのような勢いでしたが、ここにきて「ちょっと待てよ、なんだかおかしくないか?」と思い始めた人も増えてきています。
人間が本来生まれながらにして持っている免疫力を、最大限に活かせるような暮らし方こそが東洋の考え方です。

私は今だからこそ「中庸」の生き方をおすすめします。
そういう意味でも、旧暦の暮らし方を意識すると、もっと穏やかでいられるでしょう。

 
 

※西暦導入に関する記事
「お正月と旧暦の話」 2006.1.1

 
 

(京都市内のお寺の梅 春といえば梅 2022.2.1)

 
 
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