こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

陽性が良いわけでも陰性が悪いわけでもない マクロビオティック

ときどき凄い陽性の人に出会うことがある
目がギラギラとしていて吸い込まれそうな人がいる

そんなときは思わず
「おっとっと」と吸い込まれないように身構える自分がいる

別にそういう人が嫌いなわけではなく
相手の土俵に入ってしまいそうな弱い自分がいるからだ

しかし
その人より陽性な人なら
私のような反応にはならない

 
 

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いっぽう
その人のそばにいると
なんとなくほっこりさせてくれる人がいる

お風呂につかっているような
なんとも心地よい感じだ

そんな人からは「よい陰性」が感じられる
そういう人にはつい心を開いてしまいそうになる

 
 

***

さらに
周りの空気とは別に
自分の世界に入り込んでいる人がいる

傍から見たら楽しそうに見えないけど
あんがい本人はそれでも楽しかったりする
感情をあまり表に出さないタイプなのだ

こういう人を「陰性」だと言い切ってはいけない
(実はすごい陽性の場合もある)

ひょんなことから
あるいは
あることにはものすごく関心を示して
心を開いてくる

 
 

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陰陽の判断は
対象があって
その対象との比較なのだ

マクロビオティックで陰陽を知ると
とかく陰性が悪くて陽性が良いように思ってしまうが
二者択一ではない

世の中も
動植物も
人間も
自然界も
陰陽が入り混じって成り立っているのだ

 
 


(マンションの植え込みのイロハモミジ)

 
 

刻々と変わる植物は陰陽を繰り返している
ある一点だけに特化することなく
全体を見て判断しよう

 
 
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片づけは決断の連続 迷いを整理することから片づけは始まる

片づけのご相談を受けるとき、いつも感じるのが「決断力」です。
お引っ越しのご相談、お部屋の片づけのご相談、物を購入するご相談。

それらのすべてが、目に見えることのご相談なのですが、実はそれらの答えは、目に見えないところにあります。

どんなふうに生きたいのか?

ここが定まっていないために、色々な場面や末端の片づけまでが中途半端になってしまうのです。
ですから、技術的なアドバイスより、心の整理に時間が費やされるケースが結構多いです。
この整理ができないと、いくら私の方で最善と思われる方法を提案をしても、良い結果に結びつきません。

 
 

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転勤族の方によくあるのが、仮住まい感覚です。
でも、同じ仮住まいでも、その場所を居心地よく暮らすのと、不便な暮らし方をするのでは、天と地ほどの差があります。

ご縁をいただいたその家に感謝をして、せっせと綺麗にして住むと、その家の気がとてもよくなります。
反対の住まい方をすると、どんどん気が悪くなって停滞が起こります。
停滞は仕事上であったり、健康上であったり、人間関係であったり、色々な面で影響がでます。

皆さんも経験済みだと思うのですが、きちんと整理が出来ている人は、お仕事も早いですよね。
それは物理的に整理が出来ているから早い側面もありますが、その人の気の流れに滞りがないから早いのです。

お仕事が遅い人は、案外迷っている時間が多かったりします。
あるいは悩んでいる場合もあります。
「えっ? そんなことで悩むの?」、というようなことで悩んでいる場合があります。
こういうタイプの人は、片づけも苦手だったりしますね。

ということで、片づけのためには「決断力」が重要な鍵を握るのです。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

ちょっと開きすぎてしまったのですが、それでも花のある空間は気持ちがよいものです。
「その場所にも気を配ってますよ」という気持ちの表れを感じるからですね。

部屋の隅というのは、陰の気が溜まりやすいのですが、こうして一輪の花を飾るだけで、陽性の場所に変わります。
こういう気の変化を感じ取れていますでしょうか?

 
 
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「プロから学ぶ台所の整理術と道具講座」を終えて

昨日は、「プロから学ぶ台所の整理術と道具講座」を開催しました。
参加者のキッチンをお写真で拝見しながら、京料理人中川善博が、お料理をしやすくするための解決策を提案する講座です。
(講座の様子はこちらの記事から)

まずは、中川自身のキッチンの写真をお見せして、驚きの収納方法をご紹介します。
その後、塾生さんがご自分のキッチン事情を説明して、みんなで共有します。
これがとても学びになりますね。

片付かないと嘆く人のキッチンがとても広かったり、ちょっとしたアイデアでものすごくスッキリしたり、狭いキッチンなのに上手に使っているけど限界!というケースだったりしました。
一番困ったのはガスの配線でしたね。

都会の住宅事情は、熱源がどんどんガスから電気になってしまっているので、ガス器具を使いたい時に困るのです。
賃貸物件を探す時に、ガス口が何個あるか確認しておかなければいけない時代になりました。

ところで、むそう塾生なら誰しも「覚書」があるのですが、その覚書の置き場所のことです。
キッチンに置いている人がいましたが、クラウドに上げて共有できるようにしている人がいました。
そうすると、ご主人にも手伝ってもらいやすくて便利なんだとか。
今の時代らしい保存方法ですよね。
さすがデキル人です。

一人で悩んでいるのではなく、こうして色々な人とアイデアを共有することで、より良い暮らし方ができるようになるのは素晴らしいことです。
可能性が広がりますよね。

 
 

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こんなふうに、キッチンはどんどん整理して効率的にしていくと、お料理がとてもしやすくなります。
反対にカオスの状態だと、捜し物をしたり、動線が悪かったりして、結果的にお料理のベストタイミングを逃しやすくて、美味しいお料理から遠ざかってしまいます。

お料理は分どころか秒を争うときが多々あります。
その時にスッと行動できる環境を整えるのが、この講座の目的です。
ただしまい込むのではなく、人が動き回らなくても済むようなキッチンづくりが、結果としては時間をも生み出してくれることを感じ取っていただければ嬉しいです。

そしてまた、別記事で書きますが、家の中を整えることは、気の流れを整えることでもあります。
気が滞らないように、風の通り道を確保できるような室内にしましょう。
それが結果的に自分の精神状態を左右するのですから。

 
 

 
 
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人間は無意識に体に支配されている

息子はすごく神経が細くて、生まれ落ちたときから大変でした。
授乳するときも、母子二人だけでないとおっぱいから口を離してしまいます。
初めて会った私の母が息子を抱っこしようと思っても、大泣きしてイヤイヤします。

それは、恐怖心がすごく強いからなんですね。
今でもそういう面があります。
ということは、生まれたときからすでにその片鱗を見せていたことになります。

むそう塾では、出産後しばらくの間は赤ちゃんを教室に連れてきてもよいことになっています。
瀕雑に授乳をしなければならないので、母子が離れない方がよいためです。
ただし、寝返りを打つようになると、危険なので託児施設に預かってもらいます。
この記事の中に託児施設のご紹介があります)

教室で授乳をしている母子を見ていると、息子の授乳時を思い出します。
幸いなことに、どのお子さんもしっかり集中して、コックンコックンとおっぱいを飲んでいます。
平和な授乳光景です。

よく、マクロビオティックで子育てをすると楽チンだと言われますが、あれは本当ですね。
赤ちゃんが教室にいるのを忘れてしまいそうなくらい静かなのです。
そして、ご家庭での親の接し方も見えてきます(笑)

ということで、人の性格はすでに授乳時でも把握できるということです。
こちろん、後天的に性格は少しずつ変化する要素はありますが、根本的には持って生まれた性格が支配する部分が多いと思います。

 
 

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さあ、あなたはご自分の性格がお好きですか?
そして、お子さんの性格を認めていますか?

案外NOなんですよね(笑)
でも、人はその性格を土台にして生きて行くわけですから、その性格を元にして健康管理をしたらよいと思うのです。

なぜなら、性格そのものも陰陽の結果だからです。
その性格を良い体調につなげることは、陰陽の力を借りればできます。
そうやって、体調を望むべき方向に調整(支配)しておくと、俄然生きやすくなります。

なぜなら、人間は無意識に体に支配されているからです。

 
 

(上賀茂の農家さんから今年最初の無農薬胡瓜をいただきました 4月22日撮影)

 
 

新鮮な野菜からは、生きるエネルギーがビシビシ伝わってきますね。
花の部分には乳酸菌がいっぱいついていますので、糠床に入れるときには花をつけたまま入れましょう。
糠床が喜びます。

 
 
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お子さんのアレルギーと新しい環境での緊張

新学期になって、幼稚園や保育園、そして小学校に通い始めたお子さんたちは、毎日お元気ですか?
給食も始まって、そろそろ問題発生なんてことも出てくる時期です。

特にマクロビオティックやお食事に気をつけているご家庭では、給食のメニューでお悩みのかたも多いですよね。
さらに、初めての環境で心理的に不安定になっているお子さんもおられるでしょう。

まだ意思表示がスムーズにできない小さなお子さんは、相当不安な気持ちになっていたりします。
それを心と体の両方から発して来るのがこの頃なんですね。

私のところにも塾生さんからのご相談が寄せられます。
色々なケースで最善の方法をアドバイスしていますが、ちょっと気になるのは、お母さんの気持ちが強すぎることですね。

可愛い我が子のために良かれと思っての判断であるとは思うのですが、大事なのは「お子さんの気持ち」です。
親にとっては普通のことでも、お子さんにとってはすごく負担になることもあります。
すべては個人差があるので、よその子どもにOKでも、我が子もOKとはいかない場合があります。

 
 

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我が息子も大変でした。
食べ物のアレルギーはあるし、精神面に弱いところはあるし、小学校に上がってから別人のように変わりました。
環境が変わるたびに息子のアトピーは変化し、担任の先生が変わるとまたまた大変でした。

精神面からアレルギーになったり、食欲に影響したりするのがこの時期なので、親はそのことを理解してあげてほしいと思います。
給食のメニューでアレルギーを起こしているのか、環境に馴染めないのか、よく観察する必要があります。

お子さん本人は牛乳が好きなのに、お母さんのお考えで牛乳をストップしてもらっているケースもありました。
牛乳は飲まなくてもいいものですから、給食から除外してもらってもいいのですが、お子さん本人が飲みたいと思っている場合は、ちょっと工夫が必要ですね。

 
 

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このブログにもマクロビオティック2世のことが書かれていますが、親は玄米菜食を目指していても、子どもはずっとそれを嫌がっていたケースがいっぱいあります。

親はマクロビオティック指導者で、厳格に育てた結果、中学生になった子どもは親の目の前で牛乳をパックごと飲んでみせたり、ベーコンを焼いて香りを漂わせたり、チョコレートを食べたりして反抗した話もあります。

このたぐいの話には事欠きません。
それほど子どもは傷ついているのです。
それが精神的な影響として影を落としてしまわないよう、くれぐれもお子さんの気持ちを大切にしてあげてほしいと思います。

むそう塾では、お子さんが喜んで食べてくれるお料理をいっぱいお伝えしています。
ちゃんと陰陽を考えて、健康にも安全にも気を使ったお料理ばかりです。
小さいうちから、「食べることは楽しいことだ」と思えるお子さんに育ってほしいと願っています。

これからGW中に、お子さんがノビノビと健康的な生活を満喫してくれるといいですね。
新しい環境での精神的な疲れを癒やしてあげましょう。

 
 

(お母さんが作ってくれた豚まんを頬張るお子さん 私にとっても嬉しい写真です)

 
 
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