投稿者「マクロ美風」のアーカイブ

塾生さんが作った見事なブッシュ・ド・ノエル

今年も塾生の好さんが、見事なブッシュ・ド・ノエルを作ってくれました。

昨年も素晴らしいブッシュ・ド・ノエルを作ってくれたのですが、今年も再挑戦です。
続けてきたからこそ育ったお料理の感覚 お弁当投稿とケーキ作り 2021.12.13

 
 

<好さんのメールから>  抜粋

美風さん
こんにちは!

今年もブッシュドノエル作りました。嬉しくってメールさせてもらいました!
美風さんがTwitterで、ブッシュドノエルを作る気持ちを盛り上げてくださって、とても嬉しかったです。
むそう塾のブログは今、ケーキで華やかですね。

ネットでブッシュドノエルを検索しますと、むそう塾のケーキはまず見た目がもう・・・違いすぎます。
そしてあのクラスみんなでお味みが止まらなくなった魅惑のチョコレートクリーム。
美味しくて、品のあるバランスの良い甘さなので美味しくいただけます。

私は甘いものは特別なので・・・満足する美味しいものをいただきたいと思っています。
それを叶えてくださったのが、むそう塾のケーキです。
そしてその美味しいものを家族や友人と“一緒に”シェアできる安心感も、叶えてくださいました。
甘いものは心から“一緒には楽しめない”ものでした。(体調の関係で)
今は・・・お味はみんなに“プロ!?”と驚かれるクオリティでなおかつ自分も一緒に楽しめる、そんな嬉しい時間を沢山重ねて来れてきています。

 
 


(ブッシュ・ド・ノエル 料理:マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生 好さん)

 
 

実は、12月17日にもお写真を送ってくれました。
2つの写真の違いは、撮影の角度もありますが、「の」の字の形にもあります。


(ブッシュ・ド・ノエル 料理:マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生 好さん)

 
 

***

<マクロ美風より>

今年も頑張ってくれましたねぇ。
おせち料理の練習があるので、大忙しの12月なのに、こうして見事なケーキを作り上げられたことに感動しています。
と同時に、安堵しています。

あなたが1型糖尿病を患って、むそう塾に来られたときから、絶対笑顔にしてあげたいと思っていました。
あなたは本当に努力家で、お料理を通じて見違えるようにたくましくなりました。
なんといっても、精神面での成長が素晴らしかったです。

そして、お料理の神様がついていらっしゃるのでは?と思えるほど、見事に開花されました。
この技術を武器にして、人生を思いっきり楽しみましょう。
すでに楽しんでくださっていますが、あなたは周りの人を幸せにする力も持っています。
この力を信じて、思う存分生きてみてください。

私はどこまでも応援し続けます。

 
 
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冷えと免疫力 さらにリウマチやアトピーの改善例

最近、冷えのことについて記事を書き続けている。
それは、まわりに冷えている人が多いから。

そもそも、なぜ冷えたらいけないのか?
それはひとえに免疫力が低下するからだ。

私が教わったマクロビオティックの師である大森英櫻氏は、「21世紀はウイルスの時代」だと事あるごとに言っていた。
対処法もまことに納得のいくものだった。
まさに今、その言葉どおりにウイルスに振り回されている多くの人がいる。

ウイルスは細菌とはちがって抗生剤は効かない。
だから、自分の免疫力で立ち向かうしかないのだ。
コ◯ナ騒動が始まった2020年の1月から、私はずっと免疫力のことを塾生さんにも言い続けている。

これからはワ◯チンのせいで、免疫力がうまく働かない人が増えてくるだろう。
それに加えて冷えが伴うと、免疫力はさらに下がってしまう。
心配しても、不安になっても免疫力は下がる。
だから私はこの時期に、自分でできる対策として、冷やさないことをうるさく言うのだ。
そして、心配するより対処法を伝えて安心してもらうようにしている。

 
 

***

そもそもリウマチは、自分を守るはずの免疫が、相手を間違えて自分を攻撃してしまう病気だ。
こちらの記事で私は、とにかく体を温めることをすすめた。

こういう例がある。
北海道の山奥のさらに山奥に、1軒の湯治宿があった。
リウマチで車椅子生活になった奥さんの病気を治してあげたくて、ご主人が会社を休んでここにやってきた。

湯治の基本はまずは3週間だ。
それを間隔をあけながら繰り返すと効果があがる。
そのとおりにご主人が頑張った。

数か月が経って、奇跡が起きた。
奥さんの車椅子がいらなくなったのである。
なんて素晴らしいことだろう。

そんな泉質の良い湯治宿だが、閉館されると知り、このご夫妻は後を継ぐ決心をする。
会社を辞めて、ご主人もこの山奥で働くことになった。
やっと車椅子にサヨナラできた奥さんは、女将さんになった。
でも、完全に治ったわけではないから、毎日毎日この温泉に入った。
そうしたら、ついに寛解したのである。

リウマチはとにかく早く対処すること。
おかしいなと思ったら、すぐ行動しよう。

 
 

なお、アトピーも冷え体質の人に多い。
息子のアトピーもそうだった。
中学生男子なのに、ふと触れた手が異常に冷たくてビックリしたことがある。
まさにこのとき、アトピーが再発してグチャグチャのときだった。
その後、息子も温泉でアトピーが治った。

体を温めることは、免疫力アップになることを、多くの人に知ってもらえたら嬉しい。

 
 

(寒い京都の空 左京区にて 2022.12.20)

 
 
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住まいの氣 土地の履歴や間取り図のこと

人に氣があるように、土地にも家にも氣がある。
日当たりが良い家は、それだけで氣がアップする。
太陽の力ははかり知れない。

案外と見落とされがちなのは、湿気の多い家だ。
たとえ南向きに建っていたとしても、湿気の多い家というのがある。
その場合は、その土地と周りの環境に原因がある。

土地には履歴がある。
もとは川だったり、湿地帯だったり、田んぼだったり。
その履歴が今の状態を作り出す。
さらに、まわりに樹木がいっぱい生い茂っていても湿気は強くなる。

私はある夏、窪みの地形にある温泉地に湯治に行き、樹木に囲まれたその土地の湿気に驚いた経験がある。
和室の障子紙がいつもふわふわに緩んでいて、一度もパリッとしなかった。
泉質は最高なのだが、その環境がストレスになったので、他人にはお薦めしない。
マイナスイオンだなんて喜んでいる状態ではなかった。

 
 

前にも記事に書いたことがあるが、地名がある程度その土地の履歴を表している。
「谷」「窪」「田」「川」「河」「沼」「池」「岸」などがつく地名はなるべく避けたい。
おうおうにして「氵(さんずい)」は、水に関することに使われることが多い。
「丘」「台」のような文字が地名に入っているときは、造成地であることが多いので、これも注意が必要。

ちなみに私が埼玉で住んでいるマンションは、地名に「原」の文字がある。
地元のお年寄りが、「ここは地盤が固くて安心できるよ」と言っていた。
京都のマンションの地名には「岡」の文字が入っている。
東山に近くて気持ちがよい。

 
 

***

ホテルなら景観を重視するが、普通の住まいは構造を重視したい。
先日、ご家族の引っ越しをお手伝いした塾生さんが、新しい物件がとても氣がよくて嬉しかったと喜んでいた。
そうそう。氣のよい物件は幸せのもとになるのよね。

さらに、最近大阪で引っ越しを済ませた塾生さんは、一戸建てからマンションに住まいを変えた。
構造が一戸建てより堅固になって、すごく快適になったと喜んでいた。
以前は一戸建ての「この家がいや」と言っていたので、とても明るくなって本当によかったと思っている。

土地の問題をクリアしたら、家の構造を確認して、それから間取りに行きたい。
夫婦喧嘩が絶えない原因が土地の氣にあったり、家の間取りに原因があったり、住まいの氣というのは誠に面白い。

私は間取り図を見るとき、お風呂とキッチン、そしてトイレの位置に注目する。
いわゆる水回りだ。
これは人間の体でいうと、腎臓に影響する部分なので、その方角も注意して見る。

土地も家も、良い氣に満たされて、元気に全力を出せる暮らし方が出来るように、ご縁のある皆さんを応援している。

 
 

(京都市左京区 ロームシアター京都裏にて)

 
 

つぼみがいっぱいあって、これから次々と咲くのが楽しみ。

 
 
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家の中の冷え マクロ美風の場合

「冷えは万病の元」 リウマチと冷え」のつづき。

人は「寒い」と認識していなくても冷えていることがある。
若いときにはこういうことが多い。

私は20代のとき、勉強をするため某教室の出入り口ドアから70センチの席に週3回、1回につき4時間ほど半年間座っていたことがある。
その教室の出入り口はビルの中なので、直接外気が入ってくるわけではないが、常時換気扇がまわっていたため、冷たい空気が吸い込まれていた。

それでも若かった私は、その冷気を意識していなかった。
しかし、その冷気の影響で、私はその冬の最後に左側に異変を感じるようになった。
ここでやっと、「もしかしたらあの席に座っていたことが原因かもしれない」と思うようになった。

さらに、自宅では机を窓際に置いていた。
左側に窓がある。
だんだんその左側が冷気に反応するようになった。
じんじんする痛みが出るようになった。
それで、窓際から離れた位置に机を移動した。

私が「マクロ美風の家事アドバイス講座」で、机やベッドを窓際に置かないように配置するのは、体を冷やさないためである。
しかし、そのように考えられていない間取り図がとても多い。というか、大半だ。
これは冷えの怖さを知らない人の設計だね。

人の体には個人差がある。
比較的寒さに強い人もいるし、寒さを感じただけで体調を崩す人もいる。
「その人」に合わせて、寒さを我慢しないこと。
寒いと感じたらすぐ対処すること。

家の中に寒いところがあったら、スポット暖房でもいいから暖めること。
冷気から離れること。
このことを口を酸っぱくして伝えたい。

次は、家の氣について触れたい。

 
 

(京都市左京区 ロームシアター京都横にて)

 
 
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「冷えは万病の元」 リウマチと冷え

私は北海道の生まれ育ち。
母は4人の子どもたちに「体を冷やすな」といつも言っていた。
当時の北海道は、真冬は零下20度超えの日も多く、朝には窓ガラスに雪の結晶の模様ができていた。

そんな北海道で、高校時代の私の親友は19歳の冬、お魚屋さんでアルバイトを始めた。
車の免許を取って、車を買うために。
半年頑張ったが、ついに体がギブアップした。
リウマチになって、若干21歳で亡くなった。

 
 

私は、今までの人生で、リウマチの患者さんと何人も会った。
皆さんが口を揃えておっしゃるのは、寒いと悪化するということ。
西洋医学に頼った人もいるし、途中から代替医療に切り替えた人もいる。

その中でよい結果になったのは、体を可能な限り温めるというものだ。
一番よいのは湯治だが、現代人はなかなか湯治のよさがわからない。
それでも、自宅で熱めのお風呂に一日何回も入ることによって、完全に治った人がいる。

寒いと感じていなくても、体を冷やしていることがある。
これが厄介。
体力があるうちは寒さを感じないが、体力が落ちてくると寒さを感じるものだ。
お年寄りがその代表的な例。

もしあなたが寒いと感じることがあったら、絶対我慢しないですぐ対処してほしい。
「冷えは万病の元」。
この言葉を肝に銘じてほしい。

 
 

マクロビオティックでは食べ物からアプローチして指導するが、リウマチに関してのアプローチはこじつけのような感じがするので、ここでは書かない。

 
 

(お雑炊 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

寒い季節は鍋料理がおすすめ。
最後にはお雑炊にして、体の中から温まろう。

 
 
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