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トラックパッドとマウスが体に与える影響の違い(私の場合)
5月18日にFacebookでこんな記事を書きました。
私はいつもMacBook Proとトラックパッドで仕事をしていたのだけど、昨年の暮れあたりから肩甲骨のあたりに違和感を感じることがあって、どうも右手中指と連動している感じがしていた。
1か月ほど前に完全徹夜でパソコン作業をすると、その違和感がピークに達したので、ああ、これはついに電磁波の影響が来たかなぁと思った。
何しろ、365日1日平均18時間前後はパソコンに向かう生活を12年以上もし、そのうえiPhone2台持ちで、毎週京都までの往復をしながら新幹線の中でもパソコン作業をする生活を9年近くもしているのだから。
でも、仕事上パソコンを止めるわけにはいかないので困っていたら、一緒に仕事をしている中川さんが、トラックパッドのせいではないかと奇妙な形のマウスをすすめてくれた。
1日目は何が何だか分からなかったけど、肩甲骨の感覚は悪くはなかった。
それを使い始めて3日経ったとき、明らかに肩甲骨の違和感は消えた。
トラックパッドの時に比べると、手首の角度や使う指の位置も異なるから、肩甲骨への刺激が変わったのだと思う。
とまあ、今は違和感にサヨナラしたのだけど、これもまた使い過ぎると体に負担になるのだろうか?
歳のせいとは思いたくないけど、何しろパソコンに向かう時間が長すぎるからね〜。
* * *
きょう(6月11日)の状態をブログにも記しておこうと思います。
その後まだ1か月も経っていませんが、肩甲骨の違和感はあれっきりなくなってしまいました。
これは明らかに奇妙な形のマウスのおかげだと思います。

(マウス Logcool)
そして、肩甲骨の違和感はTrackpadの影響だったと思います。
今、新幹線の中でMacBook ProのTrackpadで作業をしているのですが、右手がチリチリして肩の方まで違和感が走って行きます。
これを続けていると、また肩甲骨の違和感が始まるのだろう思います。
新幹線の電磁波、パソコンの電磁波、iPhoneの電磁波、それらと一緒になって私の体内はもう電磁波の許容量がいっぱいなのかも知れません。
電磁波と無関係かもしれませんが、右手中指の先だけがなぜか爪を含めて排毒状態になっています。
右手中指が一番長くトラックパッドに触れていた影響があるのか、それともまったく他の理由なのかは今のところわかりません。
今後もこの様子を観察して行こうと思っています。
私は化学物質過敏症の病名をもらっているわけではありませんが、かなり化学物質には敏感です。
特に臭いには高感度で反応します。
こんな体質が良くもあり不便でもありといった感じです。
到達点を知る お手本の大切さ

(プロが包丁を砥ぐところ 三徳包丁の裏面 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
今自分がしようとしていることの到達点を知るのはとても大事です。
そうでないと何をイメージすればよいのか分からないからです。
書道でもお手本の文字があります。
まずは模倣から入ります。
お料理には別にお手本なんていらないだろう、独創性がいいのだと思っている人がいるかも知れません。
でも、効率よく、怪我をしないための工夫は学ぶべきだと思います。
そして、そういう方法には美しさがあります。
ですから、お料理をしている時の姿勢を見るとお料理の腕が分かってしまいます。
それからもう一つ、音も大切な要素です。
音が出す情報っていっぱいありますね。
それによってお料理の加減ができるわけです。
中川さんとむそう塾をするようになって知った言葉があります。
それは「包丁は耳で砥ぐ」という表現です。
この私でも門前の小僧よろしく、音を聴いているとその違いが判断出来るようになりました。
さらにスピードというのも明暗を分けるくらい重要です。
それはスピードが伴わないと、出来ることも出来なくなるからです。
単に遅いだけではなく、出来なくなってしまうというのは困りますね。
ぜひスピードも真似しましょう。
ただし、現実的には最初のうちは思うようになりませんが、到達点のスピードを意識できているかどうかで上達に差が出ますし、正確な模倣が出来るようになります。
こんな過去記事もあります。
むそう塾の刻みのスピード(塾長と塾生の動画)
むそう塾にはお手本がいっぱいあります。
写真や動画でその一部をご紹介していますが、とてもとても量が多くてまとめきれません。
中川さんは自分が生きているうちに、少しでも多くのことを手渡したいと思っていますので、ぜひ心を一つにして頑張りましょう。
今年の春に秘伝コースを修了されたカモメさんは、とても優しい刻みの出来る人です。
(お人柄も優しいのですが^^)
シャッシャッと包丁が大根の繊維を切り進む音が心地よくて、刻んでいる人も周りの人も癒やされます。
今、桂剥き投稿をしている塾生さんはこの音とこの刻みのスピード、そして何より手の動きを目指してほしいです。
お手本がたくさんある中で、あとはそのお手本に近づくだけです。
<カモメさんの刻み>
[youtube width=”880″ height=”440″]
生まれて初めて作った海老チリなのに凄く美味しい!
今、むそう塾の「第8期幸せコース」に息子が通っています。
私がこれほどマクロビオティックに惚れ込んでいて、マクロビオティックの良さを塾生さんにお伝えしているのに、息子にそれを伝えないのは将来において悔やむことになるかも知れないと思ったからです。
どうせ伝えるなら、理論から入るより、中川さんの美味しいお料理から入った方が楽しいだろうと思って誘ってみました。
もともと中川さんに対する息子の気持ちは、糠漬けでアトピーを治してくれた恩人だと思っていたので、その中川さんに会えることが嬉しくて昨年の秋にむそう塾デビューをしたのでした。
先月は「夏のお弁当講座」を受講して、なんとか10種類のお料理を復習したのですが、私が京都から帰宅して息子の復習を眺めていると、「あれれ?」とか、「ひゃ〜!」という場面があって大いに勉強になりました。
むそう塾でいうところの「自動変換」が息子にもあって、なるほどお料理経験のない人はこういうところで間違うんだなと知ることが出来ました。
じゃ、それを少しでも減らすためにはどうしたら良いのだろう?
こんなふうに息子が実験台になって、より良いむそう塾のために彼の役目があるんだなと思ったわけです。

これは息子が生まれて初めて作った海老チリです。
私が京都にいる時にiPhoneに「復習をしたよ」と送って来ました。
帰宅してから作っているところを見ると、な、なんと! 海老の下処理が不完全でした(汗)
なるほどー、海老の下処理が苦手な人が多いのも頷けます。
そして、正しく下処理をして出来上がったのが次の写真です。

(海老チリ マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品)
* * *
私もこの海老チリを試食しましたが、とにかくこのチリソースが美味しいので、息子の腕でも「美味しいね!」と言ってあげられるものが出来上がりました。
夫は2回息子の海老チリを食べたそうですが、毎回素直な気持ちで「美味しいよ」と言えたとか(笑)
息子はその「美味しいよ」の言葉に励まされて、10種類の復習をしたのでした。
これがもし逆のパターンだったら、お料理する意欲をなくしたかも知れません。
中川さんからお料理を習えて本当に良かったなと思ったことでした。
余りにもチリソースが美味しすぎて、フライパンに残っているソースにご飯を入れて食べたくなります。
つくづく思ったのですが、お料理って「誰から習うのか」というのがとても大事ですね。
カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, 男子厨房に立つ
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2016年度幸せコース桂剥き投稿の要領(動画で説明)

(桂剥きをする塾生さんの手 舞さん 最終的な目標は新聞の文字が読める薄さにします マクロビオティック京料理教室 むそう塾 )
先日、桂剥き投稿の要領について記事にしてありますが、桂剥き投稿で中川さんが一番知りたいのは「正四角柱」ということです。
それは「大根を剥いた厚さ=刻んだ幅」が実現出来ているかどうかです。
それを分かりやすく表現したのが、「マッチ棒の厚さに剥いて、マッチ棒の幅に刻む」ということになります。
これが出来たら次は、「マッチ棒の半分の厚さに剥いて、マッチ棒の半分の幅に刻む」に進みます。
それも出来たら、次はマッチ棒の・・・・というように、どこまで行っても正四角柱が要求されます。
桂剥き投稿は、徐々に段階を追って、今のあなたに剥ける薄さはどのくらいかを1か月間で試すものです。
最終目標は中川さんのレベルですが、最初から最後まで一貫しているのが「正四角柱」と「断面の正方形」です。
このことを良く理解して、桂剥き投稿の目的をきちんと定めて練習に励んでください。
桂剥き投稿のために、中川さんが説明した動画がありますので、ご参考になさってください。
[youtube width=”880″ height=”440″]
なお、説明の中に「横ケン」という言葉が出てきます。
桂剥き投稿の最初は「縦ケン」でスタートして、一定のレベルに達した人には中川さんから横ケン指令が出ます。
その前に一冊(ひとさく)が全部つながった状態になると、「ぴら〜ん」の写真を撮ります。
みんなでぴら〜んを目指しましょう。
成績優秀者にはまな板のプレゼントがあります。
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, 京料理人 中川善博の動画
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地鶏と上賀茂トマトのスパゲッティ 万願寺唐辛子載せ

(地鶏と上賀茂トマトのスパゲッティ 万願寺唐辛子載せ 料理:京料理人 中川善博)
先日中川さんに作ってもらったお料理がとても美味しかったので、お写真だけでも(^^)
他のお料理のために用意していた手羽元が残っていたので、それを少し煮込んでからこんなスパゲティを作ってくれました。
煮こむ時に何やら色々入れていましたが、詳しくは分かりません。
これからトマトの美味しくなる季節ですから、こういうお料理はいいですね。
疲れている時にはこういう滋味あるスープが体に染み渡りますよ。
このスープは本当に美味しくて、舐めてしまいたいほどです。
[youtube width=”880″ height=”440″]
ところで、10年以上前の私なら、絶対こういうお料理は食べませんでした。
マクロビオティックの陰陽にこだわり、原理主義者と言われるほどでしたから(笑)
でも、なぜ夏野菜があるのか?
どうしてマクロビオティックをしているのに体調不良の人がいるのか?
そんなことを追究しているうちに、やはり陰陽バランスの問題に行き着いたのでした。
朝まで京都上賀茂の畑にあったトマトや万願寺唐辛子。
それに地鶏。
陰陽の組み合わせとしても良いし、小麦粉の毒消しもできています。
小麦粉の毒消し?と思われる方は、次の記事をお読みくださいね。
「日本人(特にアトピーの人)はなぜ小麦粉を多く摂らない方が良いのか?」
ですから、小麦製品の食べ過ぎはいけないのですが、お食事に軽さを求めたい時にはこんなスパゲッテイもいいですね。
カテゴリー: 料理人 中川善博の陰陽料理, マクロビオティックの陰陽で考えてみよう
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