ちゃんと3分を切っていますね。　オロエスはできています。
箸の挿し場所が違うのです。　あと、箸の抜きタイミングが遅いのです。
だから返した時に箸二本にだし巻きが乗って2本の裂け目ができます。それが最後まで祟りますね。
もうひとつ、箸を挿してからねじ上げています。
箸を立ててオロエスして箸の上にだし巻きを乗せていつまでも箸を抜かないから斜めに2本裂け目ができます。箸を斜めから挿したままオロエスして返しましょう。

[youtube width=”640″ height=”344″]http://youtu.be/IvtidXMFZpo[/youtube]

4分もかかっているのは、火を無駄にしてるからです。
あれほどうるさく指導したオロエスができていないまま1ヶ月たってしまいましたね。
バットで、段ボールでしっかり遠心力理解して欲しかったです。
今からでも遅くはないのでオロエスで焼きましょう。
マエアゲスのまま返して行くのでいちいち箸で手前にロールを引き戻さないといけなくなる。
4分もかかっているのに焦げていないのは炎からどんどんマエアゲスするために鍋底が炎から離れて行くからです。
油を敷くときも鍋底は炎から離れて冷めていきます。
返す僅かな時とお玉の液卵を迎えに行く時だけ炎から離れて、すばやく鍋をゴトクにもどしてガチャガチャ言わせてください。　1分は縮まります。

[youtube width=”640″ height=”344″]http://youtu.be/5Z4Vy4LVa6I[/youtube]

ブラックボックスの改善は見られましたが、今度は火加減が弱くなってしまいましたね。
「変更点は常に１つ」をもっと強く意識してくださいね。
難しく考えすぎているのかな？　もっと優しい気持ちで、もっと「美味しいご飯を食べたい」と思ってください。　料理がだんだん好きになってくればご飯の表情も変わってきます。
48点

すこーし油温が低いかな。という感じですね。衣のつけかたに自動変換が起きていないか再チェックです。キャベツが少ないのでもっともっと増量しましょう。

高く盛り過ぎです。　人参は長いのと拍子木に切れていないのを直しましょう。
2☓4の材木切ではダメです。日本の柱のように切るのです。

右下がりに撮影する癖を直しましょう。　そんな風に撮って魅せる料理写真がありますが、復習画像は料理雑誌ではありませんのでまっすぐ水平は水平に撮ります。
上手に炊けています。軸もグミグミしていないし美味しそうです。器の緑の釉薬が青菜と色かぶりしていますのでできれば避けましょう。

上手に揚がっています。油温も時間もちょうどですね。美味そうです。
色もこれぐらいで良いと思います。低くて色が薄くてピカタのようになったら失敗です。
衣の表面のテクスチュアまで気になって質問してこられたのはあなたが初めてです。
さすがの着眼力ですね。　これはタイミングと油温と衣の付け具合にコツがあるのです。
私は手がもう覚えていますので無意識に出来てしまいますが、いろいろ工夫してみてください。必ずあっ！これか！ということが出てきます。