マクロビオティックの落とし穴 胡麻塩の盲信

私はマクロビオティックを知ってから、玄米ご飯に胡麻塩は必須だと思っていました。
なぜなら、そのように教わったからです。
しかし、時が経ち、多くの人の体調相談を受けていると、どうしても「その胡麻塩」が問題ではないかと思える事例が次から次と押し寄せて来るのです。
そこで、マクロビオティックの現状を客観的に直視して、むそう塾として胡麻塩に対する見解を公表しておきたいと考えるに至りました。
これは、間違ってもマクロビオティックが原因で不健康にならないように、あるいは死に至らないように、私の危機感の表れと受けとめていただけたら幸いです。

 

1【陽性マクロビオティックと陰性マクロビオティック】

現在のマクロビオティック指導校は、大きく分けて二つの系統に分かれますが、胡麻塩の比率が「20:1〜4:1」と、大きく異なるのが現状です。
さらに両系統の指導内容は、油と塩の摂取量も異なり、そこから「陽性なマクロビオティック」と「陰性なマクロビオティック」の二つが「マクロビオティック」という名のもとに同一視されて広まっています。
それが大きな混乱の元なのですが、胡麻塩が体に及ぼす影響をよく理解しないまま、玄米ご飯と胡麻塩をセットにして広めてしまっているため、体調が偏ってしまう人が出てきているのです。

そもそも胡麻塩はマクロビオティックの陰陽で考えるととても陽性が強いために、体が陰性に偏っている場合には特効薬となって昔の食養の世界では重宝がられました。
しかしマクロビオティックの指導者には、その陽性が過ぎて体が締まりすぎた人も多く、案外短命で亡くなっている人も少なくありません。
それは陽性になる食事を長く続けたからであり、体調が良くなったところで切り替えることをしなかったためです。
つまり、同じ食べ物を長く摂り続けるという点において、一種の生活習慣病と同じ結果になってしまったわけです。

ここがマクロビオティックの一番の欠点で、極端な食事は長く続けるべきではなく、毎日食べても体調を大きく変えない食事を提唱するべきだったのです。
昔は薬代わりになり得る可能性のある食事療法を、長い間続けたことによって死者も出たようです。
桜沢如一先生の弟子であった日野厚医師は、我が子を亡くし、自らの体験からもこの食事療法に疑問を感じ、独自の指導を始めることになったのは納得できるところです。(下段のおすすめ記事を参照のこと)
陽性になりすぎるとなかなか元に戻すのが困難です。
私も個人的に陽性になり過ぎて亡くなった人を知っています。

 

2【陽性マクロビオティック料理の問題点】

1)塩が多い
2)油が多い
3)根菜が多く葉野菜が少ない
4)加熱時間が長い
5)動物性食品が著しく少ない
6)顔色が黒くなりやせ細る
7)女性では生理が止まる場合がある(陰性マクロビオティックでも止まることあり)

 

3【陰性マクロビオティック料理の問題点 中庸の食事】

これに対して、アメリカを拠点にして広まった陰性マクロビオティックは、陽性マクロビオティックとは対照的な内容になっています。
一見すると陽性マクロビオティックの欠点を補っているかのような内容ですが、一番の問題点は塩と油を減らしすぎた点です。
白砂糖を避ける点では陽性マクロビオティックと同じですが、その他の甘味料の使用が多く、「白砂糖でなければ良い」と認識している人もいて大いに問題があります。

元々とても陽性な体調(体質)にある人なら陰性マクロビオティックでも良いのですが、貧血気味の陰性な人がこれを実践すると、陰性になりすぎて体調不良になります。
生理の止まっている人もかなりいます。(陽性マクロビオティックでも生理は止まる)
今は陽性マクロビオティックで体調不良になる人より、こちらの陰性マクロビオティックで体調不良になっている人の方が多いと推測しています。
動物性食品をたっぷり摂って来た人には、最初はこの陰性マクロビオティックで体調が良くなることを感じられるはずです。
しかし、こちらもそれで一生というのは少し危険です。

なぜなら、体の中に蓄えられていた陽性さが目減りして、段々陰性さが勝るようになってしまうからです。
つまり、陽性マクロビオティックも陰性マクロビオティックも、「ちょうど良い」と心身で感じたところを境にして、中庸の食事に移行する必要があるのです。
その中庸の食事とは何か?
それが日本人なら日本の伝統食であり、外国ならその国に伝わる伝統食ということになります。
ともに長い歴史の中で生き残れるだけの生体実験を繰り返していることになるので、伝統食は毎日食べても安心できます。

 

4【なぜ玄米ご飯に胡麻塩をかけるのか? 胡麻塩の問題点】

さて、表題の胡麻塩ですが、そもそも玄米ご飯に胡麻塩はなぜかけるのでしょうか?
この点が曖昧になっている人が実に多いです。
諸説ありますが、玄米ご飯に不足する栄養分を補うためと、玄米の持つ排出力で体外に出てしまうミネラル分を補うためとの考え方が有力でしょうか。
しかし、ここでもう少し踏み込んで考えてほしいのです。
仮に玄米ご飯と胡麻塩で栄養的にパーフェクトになったとしても、来る日も来る日も玄米ご飯と胡麻塩だけで過ごせるものでしょうか?
普通はお味噌汁を飲んだり、少しのおかずを楽しんだり、食卓の変化もいただいているのです。
ですから、一杯のお茶碗の中だけで完結させようと思わなくても良いのではないでしょうか。

さらに、胡麻は加熱されて擂られて空気に触れて酸化し始めています。
それを食い止めるために塩を使うわけですが、この塩を毎日摂取することは、結果として陽性になりすぎます。
普通の塩に比べて焼き塩は陽性さを増していることを忘れないようにしましょう。
これが「4:1」程度の胡麻塩ならなおのことです。
それを避けるために「20:1」なんて胡麻塩も登場するわけですが、これでは胡麻の酸化を止められません。
この場合は胡麻の栄養分が欲しくてかけている感じです。
胡麻は摺った時点から生鮮食料品になることを認識するべきです。
味の劣化が始まるからです。

確かに胡麻には惚れ惚れする栄養分や繊維質があるため、毎日摂取したくなるのでしょうが、それなら酸化していない状態で別料理として胡麻を摂ればよく、胡麻塩にする必要性がありません。
現に白米ご飯では胡麻塩はかけませんね。
そのように考えると、玄米ご飯だからといって胡麻塩をかけなければならないのではなく、「かける必要性のある人」だけがかければ良いと思えませんか?
塩の多い胡麻塩は薬のような存在になりますが、塩の少ない胡麻塩は単なる「胡麻ふりかけ」であると認識しましょう。
なお、むそう塾の胡麻塩はこのような背景のもとに作られています。

 

5【味のバランス】

ところで、お食事には味のバランスというものがあります。
五味といわれる味を体の求めや体調に合わせていただくのがマクロビオティックの食事法ですが、それを現実の食卓に展開した場合、あなたの感性はどんな反応を示しますか?
たとえば、有名料理店でコース料理を注文したとしましょう。
食前酒や前菜に始まって色々な料理方法や味の違いを目と舌で楽しんでいるうちに、ふっと無色透明の世界がほしくなりませんか?
これが本来の体の声なのです。

しかし、コース料理では品数も多く出てきて、最後の方のご飯まで混ぜご飯だったり、旬の食材の炊き込みご飯だったりします。
これでは陽が強すぎて体に負担になるのです。
この段階になると、何も味付けをしていないものが必要なのです。
それが白いご飯というところでしょうか。
ここでお分かりのように、お料理を楽しむためには、味のあるものとないもののバランスが必要なのです。
白米も玄米ご飯も純粋にはでんぷん質の甘味があるため、味のないものというより味の薄いものになるかもしれませんが、味のバランスとしての比喩的言い方ですので誤解なきように。

ですから、玄米ご飯に胡麻塩をかけるということは、その時の食事全体を見回してみて、味のバランスの楽しさが薄いことになります。
人間は塩分があればご飯が進むので、胡麻塩を美味しいと感じて玄米ご飯を召し上がる人もいると思います。
しかし、本来の玄米ご飯がもつ美味しさに味の楽しさを感じて、胡麻塩の力を借りない食べ方もあって良いと思います。
少なくても中川式玄米ご飯ならそれが可能です。

 

6【何のためにマクロビオティックをするのか?】

ここで、何のためにマクロビオティックをするのか確認しておきたいと思います。
それは桜沢如一氏が説いた「無双原理」を柱とする東洋哲学が素晴らしく、その実践哲学を取り入れた生き方をするためです。
昔の食養とマクロビオティックの違いはここにあります。
マクロビオティックは単なる病気治しの方法ではなく、生き方の哲学です。
「今、もしあなたが不健康なら、体調を良くしてこんな生き方をしようよ」といった人生哲学を示した考え方です。
そして、極端なマクロビオティック料理は「不健康な人が健康になるための一過性の食事法」なのです。
その一過性の食事法をスタートから内容を変えることなく続けるところに、上記で述べたような不都合が起きているのです。

本来は実践哲学を説いたはずのマクロビオティックが、今は残念なことに、核心部分である無双原理はおろか、哲学なしの食事法だけが一人歩きして、健康法の一種として広まってしまいました。
そのために著しい排除食を実行して栄養障害に陥り、命を落とす人まで出てしまいました。
最近の傾向は陽性になりすぎるより、塩分不足の陰性傾向が多くなっています。
塩分不足の場合は比較的短期間で体調が戻りますが、そのまま突き進んでしまうと死亡します。
心配な人はその食事を中止して、普通の食事に戻られることをお勧めします。

 

7【むそう塾のマクロビオティック むそう塾スタイル】

このままでは行き着くところ、マクロビオティックは危険な健康法として淘汰されてしまいます。
すでに陽性マクロビオティックの指導者の中には、塩と油の取り過ぎを反省して、修正のための動きをしている先生もおられます。
問題なのは陰性マクロビオティックが塩不足の人を日々生み出していることです。
塩の摂り過ぎはいけませんが、適量の塩は命の維持のためにも、活動的な日々を送るためにも必要になります。
ここのところをよく認識して、決して塩不足に陥らないようにしてほしいと願うばかりです。

むそう塾ではこのような状況に対応するため、陽性にも陰性にも偏らない中庸のマクロビオティックをお伝えしています。
そして、頑なに排他的な食べ方をするのではなく、周りの人達と一緒に「美味しいね♪」と言いながら食べているうちに、気がついたら健康になっていることを目指しています。
そのために「無双原理」を忠実に落としこんだ料理を伝え、しっかりと再現できるようにフォローし、陰陽バランスを取りながら生活できるように塾生全体で支え合っています。

なお、むそう塾の玄米ご飯は一生食べ続けられるように、中庸の仕上がりになっていますから、ご家族全員で「同じ釜の飯を食う」ことが可能となります。
極端でないマクロビオティックの食べ方を知り、体調の変化に応じてアレンジすることが必要不可欠であることを知ってもらうため、マンツーマンの対応でマクロビオティックの考え方をお伝えしています。
美味しさと愉しさの両方を追求したら、「気がついたらマクロビオティック」の人生を歩んでいたと思えるように。
それを「むそう塾スタイル」と呼びたいと思います。

 

◆おすすめ記事
「日野式食養生とマクロビオティックの違い」

 

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(むそう塾の料理 by  中川善博)

 


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中川善博の胡麻塩論(プロが研究した胡麻塩)

胡麻塩に関して書きたい記事があります。
その前に中川さんにお願いして、中川さんの胡麻塩がどのようにして「あの作り方」になったのか、その経緯を文章にしていただきました。
一口に胡麻塩といいますが、流通しているものも含めて、本当に体に良い胡麻塩とは何なのかを考えるきっかけにしていただけたら幸いです。

<私の胡麻塩論> 文:中川善博

私はむそう塾を始める前に、「善右衛門的。カフェ」というランチのみのカフェを営業していた。
現在の「なかがわ」の前身である。
毎日たくさんの方が私の「ひるめし」を楽しみに来てくださっていた。
客層が実におもしろく、俗にいう古典マクロ系の陽性マクロビオティックスクールで学ぶ方、その頃からどんどん増えてきた陰性マクロビオティックスクールに通う方、「マクロビオティックってな〜に?」という純粋に私の料理を楽しんでくださる方、と様々な方達が同時に店内で私の料理を楽しんでくださっていたのだ。

昔からある正食協会系(陽性)の味付けは知っていたし、陰性マクロビオティックのメッカであるKIJで反対のものも学んでいたから私は万全であった。
マクロビオティックを知っているどちら系の方にも、昔から私の料理が好きで通って来てくださる方にも、誰にも不満の出ない料理を出せていたのだが、唯一、試行錯誤が必要だったのは「胡麻塩」であった。

陰陽どちらのマクロビオティックを実践するかたにも美味しく食べていただける(塩と胡麻の)黄金比率は無いだろうかといろいろ試作したのだが、もうひとつピンと来なかった。
こんなものなのかもしれないな、と諦めて妥協点を見つけるのは簡単であった。
でもそれでは「どちらの人にも喜んでいただける」ということにはならない。
私が大嫌いな「どっちつかず」になり、どちらの方にも食べてもらえなくなるのは必至であった。

塩を焼いて胡麻を炒ってすり合わせる。
ただそれたけのことなのに、シンプルであるがゆえに難しい。
そこで出てきたのは「本当に昔から教えられてきた方法が正しいのか?」という根本から疑う職人魂だった。

なぜ鉄鍋? なぜその割合? 土鍋にしたら? 焙烙にしたら? 胡麻の摺り方は?
すり鉢からスピードカッターまであらゆる粉体化装置を使って作ってみた。
その結果解ったのが、急激に強い陽性を加えて作った胡麻塩は急速に酸化劣化するという事実であった。
そこで私は塩も陰性に焼くことにし、胡麻もじっくり遠赤外線を与えながらじっくり煎る方法を選択した。
粉体にする道具器具もなるべく陰性なものを使い、人間の手では不可能な速さや強さを胡麻と塩に与えないように注意した。

塩、胡麻、それぞれをどこまで細かく粉体化するかにもこだわった。
やはり常備するものであるからにはある程度の保存性がなければいけないからだ。
調べてみると酸化した美味しくない胡麻塩を平気で食べている人がけっこう多いことに驚いた。
胡麻塩は酸化するのだ。
味も風味も急速に落ちる。
解らずに習ったとおりだからと食べている人がなんと多いことであろう。

私の胡麻塩の作り方は「腸から陽性になる講座」で秘密を公開した。
習った方は例外なくその作り方と出来上がったものの美味しさに驚かれる。
ここにそれを開示するわけには行かないが、ヒントを一つ。
一番急激な酸化といえば「燃焼」である。

火事を消火したいとき、人は消火器を使う。
その中身の消火剤には液体・泡・粉体と大きく分けて3つがある。
そのなかの粉体にヒントはある。
燃え盛る炎に対して大量の細かい粉体を吹きかけ、酸素の供給を止めて燃焼できないようにする。
これが酸化を止める→美味しさを長くキープすることのヒントである。

胡麻も塩も超微粒子にすることによって人間の舌にある「味蕾」にセンシティブに働きかけ、少ない塩分でも充分な塩気を感じ、少ない胡麻でも豊かな胡麻のコクを感じられるようにしつらえたのである。
これが私の胡麻塩論である。

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<必読>幸せコースの課題提出について

幸せコースの課題提出メールが届くようになりました。
他のかたは今、せっせと読まれているところでしょうか?
まさか、まだ本を取り寄せていない人はいませんよね?
小学生の夏休みの宿題状態にならないよう、早めに終わらせてくださいね。

マクロビオティックは頭だけで考えるのではなく、日頃の生活をとおしてすべての事象を陰陽で考えてみることがスタートになります。
これが出来てこそ初めて餓鬼道のマクロビオティックから哲学のマクロビオティックへと進んで行けるのです。
かと言って机上の空論になってもいけません。
あくまでも実践をとおして陰陽を考えることが必要不可欠です。

私たちの周りにはマクロビオティックの勉強に適したたくさんの教材が転がっています。
その解りやすい代表例がお料理です。
お料理をとおして見えてくる陰陽の世界は、人間関係や仕事や生き方にも当てはまります。
活かさなければ厄介な考え方。
でも、活かせば限りなく魅力的で幸せを生み出せる考え方です。

幸せへのスタートとして、マクロビオティックの陰陽を正しく認識することから始めてみましょう。
それが幸せコースの宿題でした。
締め切りは6月の各授業日の1週間前まで。
頑張って課題提出をしてください。
力がつきます。

 

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麺は添え物 汁が主役

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先日いただいた中川さんの冷麦ですが、あの記事に書きたいことが実はあったのです。
でも、中川さんに確認してから書こうと思いました。

当日はいつものとおりに福ZENをいただいて、お腹がいっぱい状態でした。
でも、今回の愛クラスは私がTwitterで中川さんの特別メニューを期待しているなんて書いたものですから、中川さんは律儀にその要望に応えてくださいました。
出てくるまで特別メニューの内容は私も知りませんでした。
福ZENをいただいている時に、中川さんが何やら作っていたのですが、まさかあんなに量の多い一品が登場するとは思いませんでした。

量を見て「えー! お腹いっぱいなのに〜」と思いました。
ちゃんと一人前があるのです。
でも、お汁を一口飲むと、!!!!!
「な、なに、この美味しさは!」という感じでした。
それからは一気に食べ進んでしまいました(汗)
中川さんがよく、「お腹いっぱいでも入るのが本当の美味しさ」と話していますが、まさにその光景が繰り広げられていたわけです。

そこで本題なのですが、私はこの冷麦をいただいている時、すっかり冷麦のことは忘れていました。
お汁の美味しさに魅了され、麺は機械的にすすり、温泉玉子の仕上がり具合(特に黄身の弾力)に感心して、麺が冷麦か素麺であるか、そしてそのお味はどうかなんてすっかり忘れていたのです。
まるで主役はお汁のように思ったのです。
でも、「冷麦」なんだから主役は冷麦だよね〜、主役を凌ぐような配分はしないはずだよね〜、なんて思っていたので、そのことが先の記事では書けなかったのです。

でも、昨日中川さんにそのことを話したら、「それでいいんです。主役は汁なんです。」とおっしゃるではありませんか!
「え? でも、それじゃ麺業者さんに悪いじゃないですか」と私。
でも、そんなものなのだとか。
つまり、麺は自分で作ったわけではなく、買ってきたものだから。
そういえば、ラーメン屋さんでは麺を残してでもスープを飲んでくれた方が嬉しいというのも同じことですね。
(手打ち麺を使っているお店もありますが。)

汁が主役で麺は添え物。
あの満月で程よい弾力の温泉玉子も添え物。
それは私に新しい見方を教えてくれたサプライズメニューでした。
それにしても美味しかったあのお汁。
あの温泉玉子。

 

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<必読>幸せコース・上級幸せコース受講中の皆様へ

<調味料持参のご連絡>

ご自宅で使われているお味噌やお醤油を中川さんにチェックしてもらいたい人は、少量をお味見用としてご持参ください。
念のためメーカーを確認したり、ラベルを写真に撮っておくことも参考になりますのでお勧めです。

これはむそう塾で使用しているお味噌やお醤油と、ご自宅で使われているお味噌やお醤油の塩分濃度の違いを知って、味付けがより美味しく仕上がることを目的とするものです。
また、より体質に合った調味料の選定をして、健康のために役立てていただきたいと思います。

 
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