きょうは息子の誕生日。
彼女からお花が届いた。
お手紙を添えて。
ありがたいことだ。
異性の存在は人の心を大きく左右する。
親の手を離れて彼女と過ごす誕生日。
楽しい人生であっておくれ。
あのぅ、お金も親の手を離れてほしいんですけど。。。
きょうは息子の誕生日。
彼女からお花が届いた。
お手紙を添えて。
ありがたいことだ。
異性の存在は人の心を大きく左右する。
親の手を離れて彼女と過ごす誕生日。
楽しい人生であっておくれ。
あのぅ、お金も親の手を離れてほしいんですけど。。。
次の文章は2011年7月に中川さんが舞ちゃんの最後の桂剥き投稿にお返事したものです。
舞ちゃんが1か月間睡眠時間と食べる時間を削って練習したことがうかがえる内容です。
当時は独身だったのでKo(36-6)さんですが、今は結婚されたのでKa(36-6)さんです。
「力んでいても、意識しすぎてもこのレベルのものが剥けると
いうのは逆に凄いことなのです。
実によく頑張りました。 頑固な陰性ここにあり。ですね。
1月間、まともに寝ていないのではないですか?
もう終わりました。ちゃんと食べてちゃんと寝ましょう。
でも寝食を忘れて没頭した経験は絶対にあなたの自信となり
これからの「困難越え」の力となります。 大丈夫。
意識もプレッシャーも何もかからない時の作品を一度
見てみたいものですね。 でも私が見るって言ったらすでに
それでプレッシャーがかかるか (笑)
お疲れさまでした。」
こんなふうに練習して投稿された最後の桂剥きは、次のような出来ばえでした。
この後、2012年の舞ちゃんの動画で「大根を引いている」左親指の伸び具合をご確認ください。
ぐいーっと伸びていますね。
ここが中川さんが羨ましがる指の長さのなせる技です。
指の形が似ている人は有利ですから、ぜひ頑張って練習してくださいね。
次に桂剥きのもう一人の横綱である夏目ちゃんにも登場してもらいましょう。
先日の授業中に写したものなので、刻みの指導をしている中川さんの声が入っていますが、夏目ちゃんには一切のアドバイスをしていません。
グイグイとリズミカルに剥いていますね。
楽しそうな雰囲気が伝わって来ます。
ところどころで大根を引く動きがあります。
[youtube width=”550″ height=”344″]
次は子象ちゃんです。
こちらも他の人への刻み指導をしている中川さんの声が入っていますが、子象ちゃんに向けたアドバイスではありませんので、手元だけごらんください。
慎重に慎重に動かしていますね。
夏目ちゃんより手の動きが硬く感じます。
[youtube width=”550″ height=”344″]
一方刻みのキングであるカモメさんは、黙々と桂剥きの練習を続けていますので、もう少ししたら横綱の仲間入りをすることでしょう。
指が長いので綺麗に大根が引けるようになるはずです。
ほら、こんなに綺麗に剥けています。
ご紹介した4名は満足コースでもう一度桂剥きをスタートさせました。
これからどこまで上達するでしょうか?
とても楽しみです。
こんなふうに先輩たちも頑張っていますので、幸せコースの皆さんも裸になって中川さんにぶつかってみてください。
中川さんは大きく打てば大きく響く男です。
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プロの手元から学ぶ桂剥き上達のための画像一覧
2014年7月1日付で下記のむそう塾生を除籍しましたのでお知らせいたします。
Ya(7−5)さん
これに伴い、第4期上級幸せコース日曜クラスは7名となります。
いきなり蒸気機関車の写真が登場してビックリしましたか?
私が生まれ育った北海道では、当時(昭和30年代前後)は蒸気機関車が普通に走っていました。
通常は1台の機関車が客車や貨物を牽引するのですが、急勾配の峠を登るときには、写真のように後ろからもう1台の機関車が応援のために連結されて、サンドイッチ状態で坂を登ります。
写真は景色からして峠の途中だと思われます。
勾配によっては前後が2台の機関車になることもあります。
ですから、峠の前の駅では機関庫というのがあって、他の駅より要員も多く配置され、それが街の賑わいにも繋がったものです。
さて、本題の桂剥きですが、桂剥きを上質の仕上がりにするためには高度の技術が要求されます。
その一つが「大根を引く」と中川さんが表現している動作です。
これは中川さんがむそう塾を始めて、レベルの高い塾生さんが登場したため、その人を誘導するために使った表現方法であって、一般的に知られている言葉ではありません。
しかし、プロの世界ではその「大根を引く」状態を日常的に行なっているわけです。
ですから、むそう塾で教えている桂剥きがプロレベルの内容になっていることの裏付けでもあります。
昨年の桂剥き投稿の記事はとても内容が濃く、すべての現象が網羅されている感じがするほどです。
今年は幸せコースが2クラスで投稿者の人数は少ないのですが、昨年の桂剥き投稿の記事のおかげでしょうか、レベルの高い投稿者が何人か登場しています。
その人たちへの応援記事として、私からも「大根を引く」状態の解説をしたいと思います。
塾生の舞ちゃんの写真でご説明します。
(ボケていてすみません)
上下する包丁の刃先に向けて大根を送るところです。
左手親指が包丁の刃先に乗りました。
ここで大根の厚みを感じ取ります。
普通はこの辺で包丁を下げてしまう人が多いのです。
しかし舞ちゃんはもっと左手親指をそのまま先まで伸ばして行きます。
この時に「大根を引く」状態になるのです。
右側から写真を撮ってしまったので余りその差が判らないと思いますが、真正面か左側から写したなら、左手の親指が相当右側に伸びているのがはっきりするはずです。
もう一度蒸気機関車に登場してもらいましょう。
先頭の蒸気機関車を左手親指、コンテナを大根だと思ってください。
先頭の蒸気機関車(親指)はコンテナ(剥かれた大根シート)を牽引しています。
牽引、つまり引っぱっているわけです。
「大根を引く」という表現はこのことを指しています。
包丁の刃までは「大根を送る」であり、刃を通過して大根が剥かれると「大根を引く」に表現がかわるのですが、ここが一番解りにくいかと思います。
ちなみに後ろの機関車はコンテナを押しているわけですね。
引くと押す、陰陽だと思いませんか?
マクロビオティックですねぇ。
そんな絶妙な陰陽バランスが取れると、こんなシルクのような大根シートがヌメヌメ〜っと生まれて来ます。
それにしても舞ちゃんは、初めての桂剥き投稿のラストスパートの頃が絶頂期でしたね。
あの頃はもっとヌメ〜っとして色っぽさのあるシルク桂剥きでしたよ。
この写真は当時より腕が落ちています。
頑張れ、舞ちゃん!
頑張れ、みんな!
なお、剥かれた大根シートが右手の甲にかかって来るのが正しい姿です。
それがない場合は、
・右側の脇がしまっている
・大根に対して包丁の刃が開いている(午後1時の方向に刃先が向いている)
・包丁のグリップを浅く握っている
のどれかが原因です。
確認してみてください。
<184次 むそう塾 パスポート取得者>
Ki(81−3)さん
<寸評>
◆中川善博より
一時はどうなることかと思いましたが、なんとか身につけていただけました。
しなくても良い失敗はないと思っています。
上手く炊ける裏には失敗から学ぶ基礎があります。
ブレかけた時にそれが活かせるのです。
100日まずはブレない玄米ご飯を食べて下さい。
おめでとうございます。
◆マクロ美風より
試行錯誤しながらやっとこの日を迎えられて、正直なところホッとしています。
お子さんのことを思うと、一日も早くふっくら玄米ご飯を炊けるようになってほしいと思っていました。
これからは主食をしっかり中心に据えて、おかずの陰陽バランスを整えてみてください。
皮膚は正直なもので、ちゃんと体調を教えてくれますよ。
長い間の投稿、お疲れ様でした。
そしておめでとうございます。
また京都でお会いしましょう。