むそう塾は「マクロビオティック料理教室」となっていますが、教えるのはお料理だけではありません。
マクロビオティックの名のとおり、人生全般にわたって必要なことを一緒に考えて改善を目指しています。
その中の一つに服装も含まれます。
ファッションは個人の好みがあるので強制はしませんが、ちょっと変えるだけで氣の流れがググッと変わるような時には、なるべくアドバイスするようにしています。
すぐ変えて具体的変化を体験される陽性さんもいますが、なかなか変えられずに何年も経つ陰性さんもいます。
この季節になると毎年思うのが、タートルネックのセーターです。
首をすっぽり覆ってしまって、見るからに氣の流れが窮屈そうです。
タートルネックを着ている人に質問すると、「寒いから」というお返事が多いのですが、そんな時にはスカーフを使いましょう。
シルクやウールのスカーフはとても暖かくて、氣の流れを阻害しません。
この氣の流れを意識するところがマクロビオティックの特徴です。
中にはそんなもので氣の流れなんて阻害されないという方もいらっしゃるでしょうが、ファッションというのは自分だけのものではありません。
自分と関わってくださるみんなのおかげで自分の存在があるわけですから、周りの人たちに不快感を与えないのは当然のこととして、できればその人たちに良い氣をお届け出来る服装の方が理想的ですよね。
私はいつもそんな目と、着る人の陰陽を考えてアドバイスをしています。
ここには色の陰陽、素材の陰陽、デザインの陰陽などが含まれています。
たまたま見かけたMY LOHASの記事に次のようなものがありました。
【マイナス5キロ印象! 大人の着やせ3原則】
着痩せして見えるようにとの視点で書かれた記事ですが、この中に「魅せ場」として「肌感」というのが出てきます。
タートルネックはこの「魅せ場」も「肌感」もなくなってしまうのです。
着る人本位のファッションということになります。
なお、タートルネックを着てサマになるのは、よほどの美男美女だと心得ましょう。
* * *
<MY LOHASの記事より引用>
人気スタイリストが伝授! 着やせの極意
門脇さんによると、マイロハス世代が上手に着やせするコツは、なんと、「隠す」より「見せる」ことなのだとか。大人女性の着やせの3原則は、
<着やせ美人の3原則>
・ ウェストラインを隠さない
体型変化が如実に表れるのがウェストライン。隠そうとしてゆったりしたスカートを選んでしまうと、よりふっくら見えてしまうことも……。シルエットを隠しすぎず、ウェストラインを感じさせるボリュームのものを選ぶとよいでしょう。スカートやパンツなどのボトムは、適度にウェストにフィットするものをチョイスして。
・ 自分のカラダの「魅せ場」を把握
30代をすぎたら、自分のカラダの「魅せ場」を把握しておきましょう。
魅せ場とは、自分のなかで細く見える場所のこと。他人との比較ではなく、あくまで自分比較でチェック。首もとや手首、足首などがこれに当ります。
シャツのボタンを開けて首を見せる、袖をまくって手首を強調、クロップドパンツを選んで足首を見せるなど、上手に「肌感」を出していくのがスッキリ感UPのコツです。
・ ジュエリーでメリハリ効果をプラス
重ね着やニットで、全体的にコーデがもっさりしがちな秋に取りいれたいのが、トレンドのコスチュームジュエリー。大きめビジューのネックレスや、ボリューム感のあるコットンパールのイヤリングを全体のアクセントにします。ロングネックレスで上半身に艶をプラスするのもいいですね。メリハリが生まれて、締まって見えますよ。
だそう。
「大人女性こそ服のシルエットにはこだわって」と門脇さん。「ボディラインをいかにキレイに見せていくかが、着やせ美人の近道」だと教えてくださいました。