巻き寿司の切り方(むそう塾生の上達例)

巻き寿司を食べるのは好きでも作るのはなかなか・・・と尻込みしている人は多いですね。
でも、むそう塾生はこんなに上手に巻き寿司が作れます。
巻き寿司のポイントはいくつもあるのですが、最後の難関は切ることです。
これが出来ない人が多いので、切るイメージを頭に叩き込むためにもう一度動画をご紹介しておきます。
他にも上手な人がいるのですが、動画がないのでNa(麗可さん)の例をご紹介します。
すでに中川さんのブログで記事にされているのですが、過去記事を読んでいない人が多いので、改めて記事にしておきます。

まず、最新の麗可さんの助六寿司の写真から。
お弁当として朝作ったものです。
2015年3月。
助六寿司 むそう塾 マクロビオティック料理教室

 
 

2013年4月。
IMG_2100

 
 

2013年当時の切り方です。
今はもっと上手になっているかもしれません。
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でも、麗可さんも最初の頃はこんな状態だったのです。
頑張って練習して上達しました。
後に続く後輩の皆さんも頑張ってください!
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『千年の一滴 だし しょうゆ』。

柴田昌平

神様の贈り物だったのかと思う。
映画館から出て来るお客さんの幸せそうな顔を観て。

「食」とはあまり縁の無かった僕が
日本列島の「食」と正面から向き合う機会を得た。
『千年の一滴 だし しょうゆ』。

完成したとき、あまりに疲労困憊で
立ち直れなかった。
不運も重なり、
ドキュメンタリー制作から身を引こうかとも思った。

でも今、お客さんが僕に力を呉れる。
次に向かおうとの意欲を授けてくれる。

進むべき可能性はいくつかある。
心をまっすぐに進んで行きたい。

 
 

『千年の一滴 だし しょうゆ』。

 
 

『千年の一滴 だし しょうゆ』。

柴田昌平監督を取材したこちらの記事ぜひ読んでおきたい。
日本人としてみんなで考えたい。

 
 

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真の健康を手に入れるためにマクロ美風が思うこと

私ね、最近思うのです。
私が書きたいことの大半は内海聡先生や三浦直樹先生、真弓定夫先生などに代表されるお医者さまが本を書いてくださっているし、講演会も開催してくださっています。
私がブログを通じて発信しようとした10年前とは比べ物にならないほど、健康に関する情報が溢れる時代になりました。
少しでも勉強しようとする気持ちさえあれば、それらの情報に接することが可能な時代です。

10年一昔といいますが、本当にそんな感じがします。
今では健康に関する情報が溢れて、むしろその被害者が増えている時代になってしまいました。
そのくらい健康をとりまくビジネスは多くなり、詐欺まがいの商法も溢れています。
資格ビジネスも怪しいものが多いですね。
健康に関することならそんなものにひっかかる前に、自分の身体を信じましょう。

健康になろうと思って始めたのに、かえって不健康になっていく場合は、すぐその方法を中止することです。
健康法というのは個人差が大きいので、Aさんに合ってもBさんに合わないことはよくあります。
見極める基準はあくまで自分の気持ちも身体も心地よいかどうかです。
決して頭で考えるのではなく、朝の目覚めから始まって、睡眠も含めた24時間すべてに重さを引きずっていないことが分かりやすい目安ですね。
それらを忘れて言葉や理論に踊らされて自分の身体を見失った時、体調不良の階段を踏み出すのだと思います。

ですから、マクロビオティックだって合う人と合わない人がいます。
マクロビオティックの理念に共感はしても、体調が今一つならその食べ方を見直さなければいけません。(陰陽を見直すのです。)
理念だけでは体調は良くならないのです。
体調はあなたの食べたものをはじめとして、その口から吸った空気や、身の回りの様々な物や環境があなたの心身を形成するのです。
特別に健康のために時間とお金を費やさなくても、身体を敏感な状態に保ってあげられれば案外と健康でいられます。
つまり鈍い身体では真の健康は手に入れられないということですね。
宇宙からいただいたこの身体を、宇宙の理(ことわり)に合わせられる敏感さ、それが今一番必要なのではないでしょうか。

誤解を恐れず極端な言い方を食べ物に関して言えば、「その時食べたいものを食べれば良い」のです。
そのくらい体は自分の体に必要なものを知っています。
現代人の多くは、その能力を信じていないか無視してしまっているんですね。
なお、人間は都合の良い生き物なので、明らかに身体に良くないものでも「身体の声だ」と言って口に運ぶ人が多いので、「身体の声」には嘘もあることを知っておきましょう。
その代表格が甘いものです。
つまり習慣性のあるものは身体の声をかき消してしまう強さがあるので要注意です。

それでもまだ個人差があります。
甘いものをたくさん食べても、それを帳消しに出来るほど汗をいっぱいかくお仕事をしていたり、お酒をたくさん飲んでも肝臓が丈夫でケロッとしている人もいます。
ですから、頭で知った健康法を優先するのではなく、あくまで身体の反応を優先すべきです。
身体の力を信じて、すぐ身体が反応できる機敏さを養うこと。
それが真の敏感な身体として存在できる道です。

熱を出す必要がある時にはすぐ熱が出せる身体であること、下痢をする必要がある時にはすぐ下痢が出来る身体であること。
ここに近づくことが本来の健康法だと思います。
これを知らせるのが痛みであったりだるさであったりするので、それらの反応をしっかり受け止めることが大切です。
これは決して神経質になることではなく、自分の身体をとりまくあらゆることに対して、その力や仕組みを理解することは生きるために当然です。

答えは身体にあり。
私は20代からそう思って生きてきました。
アトピーで薬漬けだった子供時代から一転して、薬なしの40年余りを東洋医学の考えとともに身体を観察してきました。
その結果、身体の仕組みは本当にすごいと今も唸っています。
身体にも陰陽があるように、寿命にも陰陽がありますね。
与えられた命を全うするべく生きれば、それが短くても長くてもジタバタすることなく生きられるように思います。
たった一瞬の幸せ。きょう一日の幸せ。その連続が人生です。

あなたも心穏やかに生きるために、もし呪縛があるのならそれから解き放たれましょう。
もし食べ物の呪縛があるのなら、そんなのはさっさと捨てましょう。
心穏やかな気持ちでいただく食べ物こそがあなたの生命の源となってくれます。
何を食べるかではなく、どんな気持ちで生きるかが健康に貢献してくれると私は思っています。
ですから私は、これからも現場重視で、一料理教室を舞台にして広がる健康ドラマを発信して行こうと思います。
あくまでも事実から軸足を動かすことなく。

 
 

玄米ご飯 中川式 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(中川式炊き方の玄米ご飯 料理:陰陽京料理人  中川善博)

このお焦げが健康に大きく寄与することを忘れてしまった日本人が多い。
玄米は下半身を強くする食べ物だと実感している。

 
 

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蛤のお吸い物 正しい盛り方

ちらし寿司の授業では蛤のお吸い物も作りましたが、蛤が正しく盛れているかどうか気になったので記事にしておきます。
私もうっかりして貝の向きを間違えましたので、同じ人がいらっしゃるかもしれないと思いました。
正しくは次の写真のとおりです。
身の付いている方を手前に置いて、木の芽と花びらが1枚ずつ水面より浮いている状態がお上品。
盛付けも陰陽だなあと感じ入った次第です。

蛤のお吸い物1 マクロビオティック料理教室むそう塾

 
 

(蛤のお吸い物 料理;京料理人  中川善博)

 
 

こんなふうに盛ると不正解。
気をつけましょう。

蛤のお吸い物2 マクロビオティック料理教室むそう塾

 
 

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マクロビオティックをしてミネラル不足にならないでください

マクロビオティックを始めてから貧血になったという人は、間違いなく食べ方に問題がありますから、早急に食べ方を改めましょう。
食養でも鉄火味噌・鯉こく・塩うになどがありますが、手っ取り早く動物性を食べることで解決される場合も多いです。
しかし、動物性を食べてはいけないと意地を張っていると、貧血から来る様々な体調不良に陥ることになりますから、陰陽バランスをよく考えて食べ物を選択してください。
血液の質が悪くなると、細菌やウイルスに対する抵抗力が落ちるので、感染症にかかりやすくなったり、皮膚が荒れたり炎症が起きやすくなったりします。
今は偏った食事のために栄養失調になっている人が多いので、しっかりと微量栄養素に気を配ってほしいと思います。

<参照記事>
玄米を食べて甘いものを減らしていない人はミネラル不足にご注意を!
中川式糠漬けの乳酸菌とミネラルの力が凄い!
毒消しの食材と玄米ご飯の力 有害ミネラルの排出
玄米の排出力とミネラル
動物性を完全排除することがそもそもマクロビオティックではないことに気づくべきです

 
 

蛤のお吸い物 むそう塾 マクロビオティック料理教室

 
 

(蛤のお吸い物 料理:京料理人  中川善博)

写真は蛤(はまぐり)ですが、ビタミンB12だけでなくマグネシウムも含まれていて女性にはお奨めの食材ですね。
お雛様に蛤のお吸い物をいただく理由が分かるような気がしませんか?
アサリや赤貝にもビタミンB12が含まれていますし、貝類の他に穴子・カツオ・鮭などにも造血作用のあるビタミンB12が含まれています。
どうぞ、血液の質を良好に保つために、動物性を毛嫌いすることなく、必要な時には何でもいただくようにして下さい。
偏ったマクロビオティックで体調を悪くする人が続出しないことを願っています。

 
 

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