これから開催予定の講座案内

昨日は処暑でしたね。
朝夕には涼しさを感じる季節になって、二十四節気って本当に生活に密着しているなあと思います。
巷では残暑といいますが、マクロビオティックを知っている人ならぜひ残暑より処暑の方に氣を向けた方が健康になれます。
それは過去より未来に氣を向けるのと同じ意味があるからです。
難しく考えないで、ファッションと同じように考えたらいいですね。
季節を先取りした服装、季節を先取りした食べ方、それは常に季節を細かく意識することから始まります。

むそう塾も秋から冬への講座内容が目白押しになってきました。
間違わないように一覧にしておきますので、ご希望の講座に申し込めますように。

 
 

【8月】
28日(金)「お出汁の取り方と体調に合わせた絶品お味噌汁講座」 満席
29日(土)「お出汁の取り方と体調に合わせた絶品お味噌汁講座」 満席
30日(日)「お出汁の取り方と体調に合わせた絶品お味噌汁講座」 満席

【9月】
21日(月)「秋から冬の極上お弁当講座」 満席
22日(火)「秋から冬の極上お弁当講座」 満席
23日(水)「秋から冬の極上お弁当講座」 満席
25日(金)「秋から冬の極上お弁当講座」 満席
26日(土)「秋から冬の極上お弁当講座」 満席
27日(日)「玄米の炊き方秘伝(第90回愛クラス)」 残席5名

【10月】
2015/10/5〜2016/3/7(月) 「煮物コース 秋冬編 2015 残席1名
2015/10/9〜2016/3/11(金) 「煮物コース 秋冬編 2015 残席1名

 
 

かますの両づま焼き マクロビオティック料理教室 むそう塾 中川善博

 
 

(かますの両づま焼き 料理:京料理人  中川善博)

 
 

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一緒にマクロビオティックの勉強を! 塾生さんのご質問より

幸せコースの皆さんには、ある本をご紹介してあります。
(8月2日にメールでご連絡しました。)
成分表に関する本ですが、むそう塾のコース授業を受けられた先輩なら皆さんがお持ちの本です。
ブログでは公開しておりません。
今期の幸せコースのTaさんからご質問のメールがありました。
よく勉強されていて偉いと思います。
ご質問の内容が他の塾生さんにも勉強になりますので、記事として共有させていただきます。
なお、記事はQ&A形式にしました。

 
 

<マクロ美風より>

Taさん

おはようございます。

よく勉強されていて偉いですね。
では、順にお答えしますね。

Q
p.43
かぜを引くと当初は陽となり、身体が弱ると陰の状態になるとあります。
陽の場合の対処には陽をとありますが、陰になってしまった時はどのような対処になるのでしょうか?
陽ではきついように感じますが、陰でよいのでしょうか?それとも中庸か?と分からなくなりました。

A
陰になってしまった時には中庸で大丈夫です。
そもそも風邪が陰になってしまうというところがその人が陰性に
なっている結果なので、その時に陰性の対処はないですね。
もしかしたら組み合わせで考えていませんか?
陽:陽 陰:陰 というように。

Q
p.49
豆類の よさが述べられていますが、大豆も良いものとして他の豆と同様に扱っても大丈夫でしょうか?
大豆は消化吸収が難しいので発酵食品になったとききましたので、疑問に思いました。

A
大豆は消化吸収の良い状態で食べなければ、案外体に負担になります。
ですからTaさんが書かれているように発酵食品として摂るのが一番良いのです。
マクロビオティックの人がよく陥ってしまうのが、大豆製品の摂り過ぎですね。
フィチン酸やアブシシン酸の問題もあるので、酢大豆のような形で大量に摂らないようにしてください。
摂り過ぎも問題ありです。

Q
p.54
肉を食べる時はその3倍の穀物や野菜などを食べるようにとあったのですが、その3倍とは重さのことなのか量(かさ)のことなのか、
細かいことなのですが、どのように考えたら良いのか疑問に思っています。

A
よくあるご質問です。
実際にご自分で試してみましたか?
重さで3倍とかさで3倍を比較してみましたか?
そうすると自分なりに答えが出せます。
もう一つここで質問がなければ片手落ちです。
料理する前なのか後なのか?ということです。

こうして頭のなかを整理していくと、おのずから答えが出てきます。
そして最も誰でも間違いなく3倍の目安が出せるのは、お食事を
いただく状態で判断することだといえます。

Q
p.55
油脂は哺乳類のものが陽性で魚類のものが陰性とかかれていますが、p.59の図を見ると逆のように思いました。油脂に限るとp.55に書かれているように解釈してよいのでしょうか?

A
なかなか鋭い読み方をされていますね。
59Pの図はマクロビオティックの陰陽表ですが、55Pの本文は東洋医学の
陰陽からみた文章です。
マクロビオティックと東洋医学は陰陽が完全に一致していないところがあります。
その一例がここにあります。
それは視点が違うからです。
詳しくは幸せコースの授業の中でご説明します。

Q
p.56
17調味料 のところで、黒砂糖は陽性 とありますが、全体からみると陰性と考えて、糖類の中では陽性と考えていいでしょうか?

A
そうです。その解釈で間違いありません。
陰陽は相対的であることを忘れずにね。
なお、これから幸せコースの授業が進むと、このご質問の内容と私の答えがしっかりと腑に落ちる場面が出てきます。
むそう塾のお料理は、陰陽の確認作業にもなることに改めて感動していただけたら嬉しいです。

マクロビオティックは特別なことではなく、すでに存在している現象を陰陽で確認しているだけなんだとご理解いただけたら、ものすごく人生に自信がついて、立ち位置がはっきりしてくると思います。
これがマクロビオティックの陰陽の素晴らしいところだと思っています。

以上がお返事になります。
引き続き陰陽のお勉強を頑張ってください。

以上

 
 

京都 菊乃井本店

 
 

(アワビの塩釜焼き 京都 菊乃井本店にて)

 
 

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「秋から冬の極上お弁当講座」開催のご案内

季節は正直なもので、立秋を過ぎると朝晩の気配がグングン変化してきましたね。
糠床はこんな変化をいち早くキャッチしているのです。
同じ8月でも8月の初めと終わりでは、もう向いている方角が異なるくらいの差を感じます。
ファッションが季節を先取りするのと同じように、食べ物もまた季節を先取りしなければなりません。
なぜなら、体は食べたものによって作られているからです。
いつもその季節にピッタリの体をキープすることが、一番病気になりにくいのですが、それは1食1食を大事にすることから始まります。

むそう塾では健康の大切さをお弁当に託して、心を込めた1食を作ることを丁寧に徹底フォローしながらお伝えしています。
教えっぱなしにしないで、出来上がったお料理にも指導をすることによって初めて教えたお料理の内容に近づくからです。
今回は秋冬バージョンとしてのおかずを用意しました。
マクロビオティックの陰陽を基本に置きながら、午後からのやる気を生み出せるためにも、さらに男性陣にも喜んでもらえるために、動物性もうまく取り込んだメニューもあります。
召し上がる方の笑顔が想像できるようなメニューが並んでいますね。
もちろん絶対美味しいお約束つきです\(^o^)/

なお、仕込みの関係上福ZENはつきませんので、軽くお食事を済ませてからお越しください。

*   *   *

【講座名】
「秋から冬の極上お弁当講座(第1回・第2回・第3回・第4回・第5回)

【開催日】
・第1回 2015年9月21日(
・第2回 2015年9月22日(
・第3回 2015年9月23日(
・第4回 2015年9月25日(金)
・第5回 2015年9月26日(

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
◆<お弁当のおかず12品1人分の作り方をデモ>
・ほうれん草菊花浸し
・棒湯葉のたいたん
・牡蠣の時雨煮
・地鶏肉団子甘酢餡
・蓮根叩き海老挟み揚げ
・たたき牛蒡(2種)
・小蕪のグラッセ
・芽キャベツの胡麻辛子和え
・サバの黒酢餡
・塩サバとじゃがいものかき揚げ
・しめじの伊風炒め
◆<昼食>
なし

【タイムテーブル】
・11:00  開場
・11:30~17:00 デモ&試食
・17:00 記念撮影・解散

【定員】
各10名

【受講資格】
幸せコース修了者および在籍者

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
54,000円(消費税込)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
HPの予約システムから 8月25日(火)21:00受付開始

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

 
 

焼き茸の酢の物 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(焼き茸の酢の物 料理:京料理人  中川善博)

 
 

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上達しないのは練習方法が間違っているか練習回数が少ないかのどちらか

せっせと鱧の骨切りに挑戦しているむそう塾生の麗可ちゃん。
昨日は「鱧の煮物椀」と「鱧寿司」に挑戦したそうです。
こちらの記事を見て、とにかく感動しました。

昨日は急に「むそう塾の動画チャンネル」の目次を作ってくれるようにお願いして、150本ほどの動画を日付順に並べてカテゴリー分けしてくれたのでした。
動画の目次は私が以前からずっと作りたかったのですが、なかなか時間が取れなくてついに麗可ちゃんにお願いしたのでした。
というのも、動画の本数が多くなって新人さんには探しにくいだろうなあと思っていたからです。

そんな急な仕事をこなしながらも、鱧を買いに行ってちゃんと鱧をおろすところから始めて、「鱧の煮物椀」と「鱧寿司」を作ったのでした。
その処理能力の高さに感心します。
そして、記事のコメントに納得しました。

沢山の素晴らしいお料理を教えて頂いたのに、焼くか揚げるかばかりでなかなか復習出来ませんでしたが、やっと作れた事が嬉しいです。

焼くことも揚げることも陽性のお料理方法です。
もともと陽性の麗可ちゃんには、たぶん負担になるはずです。
もう鱧を何十本練習したことでしょうか?
ご親戚に配りながらの練習でも、火元に向かう行為そのものが陽性なので、しんどさはあると思います。
そんな背景があるので、今回の鱧料理二種は体への負担が楽だったに違いありません。
陽性なお魚だからこそ陰性な料理方法を。
こうして自然に陰陽バランスがとれて行けば体も楽ですね。

ここで大事なことは、麗可ちゃんがいつも心に留めている言葉です。
「上達しないのは練習方法が間違っているか練習回数が少ないかのどちらか」
元々体育会系の麗可ちゃんは、上達するにはこの二つを大切にしなくてはと頑張っているのです。

今も昔も上達するためのテクニックばかりを求めてくる人がいます。
でも、そんなテクニックは授業中に全部教えているのですが、持ち帰れていないだけなんですね。
見逃しも多いと思います。
それらを補うために、写真や動画を撮って復習の応援をしているのですが、それすらちゃんと見ない人も多いのです。
それでは上達は限界が来ますね。

上手になった先輩方は、自分が必要な動画をお気に入りにして、繰り返し繰り返し穴があくほど見続けています。
その結果、プロ顔負けのお料理の数々が作れるようになっているのです。
まずは中川さんから指摘された問題点を早急に克服すること。
その次は正しい方法で回数をこなすこと。

そうはいってもが思っていたより難しいと思います。
それは癖を直すことでもあるからですね。
なんとなく、そのうち、という気持ちではダメです。
直そうと意識して取り組むことが大切です。
意識の力をあなどってはいけません。
たとえば包丁を持つとき、ちょっと意識するだけで切れ方がまったく変わってしまうのですから。

意識って目に見えないので、分かりにくいでしょうが、人生の大事なことはほとんど目に見えないところで決まりますね。
見えないものを大事にする生き方。
それがマクロビオティックの生き方です。

 
 

瓢亭4

 
 

(京都 瓢亭にて)

目に見えないものを大事にしてきたからこそ400年の伝統を守れるエネルギーがある。

 
 

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むそう塾の動画チャンネルを参考にしましょう(胡瓜の乱切り)

先日開催したお弁当講座の復習投稿で、胡瓜の乱切りがうまく出来ていない人がいました。
意外に乱切りがちゃんと出来ない人っているんですよね。
そんな塾生さんのために、すでに中川さんがわざとゆっくり切ったお手本動画があって、昨年記事にしてあります。
もう一度その記事をリンクしておきますので、ご参考になさってくださいね。
切り方はお伝えしたお料理の味を正しく再現するために重要なことですから。

胡瓜の中華風ピクルス(乱切りの動画付き)

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(夏から秋の極上お弁当講座メニューより 胡瓜の中華風ピクルス 料理:中川善博)

なお、むそう塾の動画チャンネルを見やすくするため、今、麗可スタッフが目次を作成しております。
出来上がり次第、中川さんのブログに新しいカテゴリーを設けて、動画の一覧からお目当ての動画を探しやすくなります。
楽しみにお待ちくださいね。

 
 

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