毎日穏やかな気持ちで過ごせるのは本当にありがたいことです。
誰しも人生には波がありますし、予期せぬことに心が乱れることもあるでしょう。
しかし、どんなことにもたじろがない自分がいれば、心の乱れは最低限にして安定の域で生きることが可能になります。
私はマクロビオティックに出会ってからそれが可能になりました。
迷うことがなくなったからです。
最近息子に玄米ご飯を炊いてもらっている夫が嬉しそうに体調の変化を報告してくれました。
下半身の疲れが減って来たと。
夫も私も初めて玄米ご飯を食べてから足腰が強くなって、下半身の疲れが嘘のように減った経験があります。
しかし、私が京都で多くの日数を過ごすうちに、夫の外食も多くなってゴルフでの疲れも感じるようになって来ていたそうです。
そこで息子に玄米ご飯を炊いてもらうことになったのですが、息子が案外上手に炊いてくれるので、夫は大喜びで玄米をモグモグしている日々です。
すると１週間ほどですぐ体の反応が変わったと言います。
なんて反応しやすい体なんでしょう。
玄米を食べ始めると、体への反応が色々出てきますが、一番多いのは便の量が増えることでしょうか。
それとともに朝の目覚めが良くなる人もいますし、夫のように下半身がしっかりしてくる人もいます。
いつも快便の夫ですが、それでもやはり玄米効果があって、便の量が増えたと言っていました。
玄米の繊維質は便の量を増やすだけでなく、腸内細菌の餌にもなるわけですから体に良いことづくめです。
甘いものが大好きな夫のために、しばらく小豆入り玄米ご飯を炊くよう息子に指示を出しています。
（ただし、個人差がありますので、甘いものが好きだからと単純に小豆入り玄米ご飯に飛びつかないように注意してください。玄米ご飯の陰陽が変わりますので。）
息子がご飯を炊いて、それによって父親の健康が上向きになったら、何だか素敵だなと思えたことでした。
* * *
一方私は中川さんの炊いてくれる最高に美味しい玄米ご飯で、京都での生活を順調に過ごしています。
むそう塾の来年度の日程表を作りながら、マクロビオティックに出会ったことと、中川さんにご縁をいただいたことに感謝しながら。
そんな健康生活へのスタートは、玄米ご飯から始まります。
生活習慣病はお薬で治すというより、食べ物で改善することもできる病気なので、まずはそれまでの食生活を見直すことから始められたら良いと思います。
今のあなたの体調は過去に食べたものの結果です。
ですから、今のあなたの体調が思わしくなかったら、それはそれまでの食べ方に問題があったということです。
意を決してキッパリと食生活の改善をしましょう。
食べ物を変えるだけでも驚くほど体調が変わります。
人は健康であって初めて穏やかな気持ちになれるのです。
少なくても健康な心を持っていなければ、幸せを感じにくくなります。
マクロビオティックの考え方は宗教ではないけれど、宗教であるかのような心の平穏を得られます。
それは自然（宇宙）界と一体になった生き方をする方向だからでしょう。
宇宙の営みの一員として生きると、心も体も心地よくなるのは当然かと思います。
心地よい暮らしをあなたにも。
（蓮根ステーキ 料理：京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾）
蓮根ステーキは呼吸器系の弱い人にはもちろん、コンコンと咳の出る季節にはぜひ召し上がってほしいお料理です。
蓮根のでんぷん質が増えて、もっちりと甘みを増してくるので、お子様にも喜ばれること間違いなしです。
一方、お酒好きな男性にも大変喜ばれる健康料理です。
なお、玄米の炊き方講座は原則として毎月１回開催しています。
これからですと、１２月２３日（水）が一番近いです。
「玄米の炊き方秘伝（第９２回愛クラス」開催のお知らせ
