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塾生の声

何も作れなかった私がいろんなお料理ができるようになるまで (36-6 舞) ()

先日、最近作ったお弁当をまとめて、大体の献立を書き出していたのですが
改めて振り返ったら我ながら結構いろいろなバリエーションで作っているなぁと感慨深くなりました。

いつの間に私は、こんなにいろんなものが作れるようになったのだろう、
と改めて考えてみて、
やっぱりむそう塾の幸せコースの基礎力をつけるカリキュラムと
中川さんの引き出しの多さ、懐の深さ、
そして美風さんの企画運営フォローの全部が合わさってのこと、と感じています。

 

もともとお料理が何もできなかった私は、本当に、教えてもらったものしか作れませんでした。
桂剥きの翌月に煮麺と冷たいおうどん、カレーの麺類を3つ習いますが、
その時点で私が作れたものは、上記3つの麺類と、玄米炊飯、前年にもばみそ講座で教えていただいた
椎茸昆布と風呂吹き大根だけ。
本当に、それだけだったのです。

 

次の月に酢の物を教えていただいて、作れるものに甘酢と酢味噌が増えたけれど
甘酢漬けも教室でやった蓮根と茗荷以外何が甘酢漬けにできるのかも思い浮かばない、というくらい・・・。

 

教えてもらったものしか作れない、他への応用が効かない、
そもそも応用が思いつきもしない、というのはとても損をしているのだろうな、と悲しくなったこともありました。
せっかく教えていただいたのに、他に活かせるような引き出しが私の中にない、ということに申し訳ない気持ちになることも多かったのですが
ある時、他の塾生さんに「逆に、だからこそ、一ヶ月しっかり復習できて力がついたんじゃない?」と言ってもらったことがあります。
ベテラン主婦であるその塾生さん曰く、「もともとお料理する人だったら、例えば南瓜買ってもお味噌汁にしたりしちゃうけど、舞ちゃんは含め煮ばっかりするでしょう?」とのこと。

 

まさにその通りだったので目から鱗が落ちたようでした。
本当に、本当にそればっかり、バカの一つ覚えみたいに一ヶ月作り続けていたのです。
他に作れるものがないから(笑)

 

もちろん、教えてもらったものを習得した上で、
陰陽を駆使して応用していく、というのが理想なのだと思いますが
特に経験のない私の場合は、ただただ教えてもらったものを復習し続けたのが
むそう塾の基本を大切にする姿勢に、結果的に合っていたのかな、と今にして思います。

 

経験がなかったからこその遠回りや、不必要な労力を割いたりもしたし、とんちんかんなこともたくさんしてきて
「遠回りマニア」と言われたこともありましたけれども。。

 

それでも、気付いたらいろいろな料理方法のお料理ができるようになってきたのは、
幸せコースで、糠漬・切り方・麺類・酢の物・煮物・焼き物・揚げ物・お魚・盛り付け、といった基本を、
上級でそのバリエーションを、と、段階を追って教えていただいたからだと思います。

 

最初に基本を教えていただいて、何はともあれその一つ一つをひたすら復習練習したことで
それぞれへの苦手意識も(特に揚げ物とか・・・)なくなっていったことが
結果的にいい経験になっていったのだな、と
むそう塾の幸せコースのカリキュラムのすごさをいまだに感じています。

 

 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 2016.7.4

(6月の私のわっぱ弁当)
1行目 左:海老チリ重 右:小豆ごはん・鯵南蛮漬 
2行目 左:鰻佃煮重・たたきごぼう 右:小豆ごはん・鱧黒酢餡 
3行目 左:オムライス 右:たこ飯・茄子田楽
4行目 左:豚生姜焼き重 右:鮎ごはん・ひじき豆

 

【2016.7.4 舞記】

 

 

<マクロ美風より>

なんだか、お料理が出来なかった舞ちゃんの姿が遠くなって、今ではお料理上手なセンスの良いお料理を作り出せる舞ちゃんに上書きされてしまいましたね。

そのくらい舞ちゃんはお料理上手になりました。

天ぷらの授業で油を怖がるあなたを後ろから羽交い締めにしていた私は、もうあなたの成長にまったくの別人を感じます。

人間ってこんなにも変われるんだなと、内心ビックリしているんですよ。

活きたお魚だとヒーヒー言って大騒ぎするのは今でも健在ですが(笑)

 

ここで書いておきたいのは、やはりあなたの真面目な取り組み方についてです。

自分を変えたいと思って真剣に練習をしてくれました。

その結果今のあなたがあるわけです。

むそう塾のカリキュラムが素晴らしくても、練習していただかないと「笛吹けど踊らず」になってしまいます。

その代表的なのが幸せコースの桂剥き投稿です。

桂剥き投稿は真剣対真剣のスタートですね。

 

ずっと真面目に取り組んでくださると、自分でもビックリするような力がつくようになるのが、むそう塾の凄くてある意味怖いぐらい素晴らしいところです。

なにしろプロと同じお料理が出来てしまうようになるのですから。

依然として桂剥き女王の位置を堅持している舞ちゃんですから、キレのあるお料理も作れるようになっています。

どこまで成長してくれるのか、バアヤは目を細めて期待していますよ。

 

おっと、陰陽のことを書き忘れるところでした。

真剣というのはマクロビオティックの陰陽では陽性な状態です。

ですから、陽性のエネルギーが上達という結果を生み出してくれたんですね。

反対になかなか上達しない人は、どこかに陰性のエネルギーがあるはずです。
勘違いも陰性です。

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