検索結果: マクロビ井戸端会議

甘いものが止められないワケ

以前、甘いものと塩分の関係の記事を書いてから、早く続きをと思っていたのですが、忙しさのあまり、まだそのままになっていました。
きょうは、その続きではないのですが、ミニ続きということで。
先日、「マクロビ井戸端会議」でお会いした方が、こんなことを仰っていました。
「最近、お味噌作りでお味噌をなめることがあったの。そしたら、ピタッと甘いものがいらなくなったのよ?。あの記事のとおりなのね?」と。
塩分・ミネラルが補給された結果ですね。
*    *    *    *
ところで、macro_yuuさんがとってもいい記事を書いてくださいました。
塩と砂糖とアルコール」です。
私が書きたかったことの一部を含んでいるので、ご紹介させていただきます。
yuuさんは、ご自身がとっても体調管理で苦しみ、ある意味どん底に落ちた状態の時もありました。
でも、懸命にお勉強をして、一つ一つ克服されてきました。
お若い方で、yuuさんと同じ悩みをお持ちの方は、たくさんいらっしゃると思います。
yuuさんの辛い体験に基づく文章は、とても説得力がありますので、ぜひ、お読みになってください。
*    *    *    *
ちょっとだけ補足。
人間の体内というのは真夏と同じです!!
という文章があります。
これは、人間の体温が大体36.5度であることが前提の文章です。
通常の気温が36.5℃だったら、それはもう、「フー、暑い!!、ビール!!」っていう感じですよね。
ある意味、フェーン現象に近い気温です。
人間の体の中心部は、36.5℃よりちょっと高めだそうですから、そのことを気温に置き換えて考えると、ゾッとしますよね。
だって、そんなところに食べ物を放置したら、どんなことになるか・・・。
お肉は? お魚は? お野菜は?
そう考えたら、体にとって一番ダメージの少ない食べ物はなにかな?の答えが出ますね。
yuuさんは、この点について解り易く書いてくださいました。
yuuさん、素敵な記事をありがとう!
*    *    *    *
誤解がないように、一言。
脳の唯一の栄養として、甘味は必要不可欠です。
ですから、「マクロビオティックを始めたから、絶対甘いものは止めなくちゃ!」と短絡的に思い込まないでくださいね。
最も大切なのは、「なぜ甘いものが欲しいのか?、甘いものは、体に対してどのような作用をするのか?」ということです。
次に大切なのは、「体にとって負担の少ない甘味を上手に摂る」というスタンスです。
これがマクロビオティックの甘味に対する考え方なのです。
             *    *    *    *
一言だなんて言っておきながら、ちっとも一言じゃないですね(汗)
じゃ、ついでに。
ちょっと理屈めいて書くと、上のようになるけれど、私は、甘いものが欲しくなる最大・最短の原因はストレスだと思っているの。
だって、仕事でキューっと疲れたら、甘いものが欲しくなるでしょ?
お酒も飲みたいでしょ?
失恋したら、甘いものを食べまくる人もいるでしょ?
み?んなストレスですよね?
だから、究極の体にいいコトは、ストレスの少ない生活を選ぶってことですね。
そんなことに思いを馳せると、甘いものに対する認識も少し和らぐのではないかしら?
第一、甘さのない人生なんて不可能だし、つまらないでしょ?
だから、もし、一般の甘いものを口にしても、決して、甘いものに対して罪悪感を持たないでね。
すべての出会いに感謝して、楽しく、イキイキと過ごしましょ♪
関連記事
マクロビオティックに想う(2)「塩分のとらえ方」
マクロビオティックに想う(3)塩分と甘いものの関係

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 4件のコメント

ブログのこと

大阪のホテルからです。
11日(水)の早朝に自宅を出てから、高松→大阪間を行ったり来たり。
明日(あ、もう今日でした)は、大阪の「マクロビ井戸端会議」なので、今、大阪のホテルにいるのです。
ところで、ずっと前からなのですが、ブログのことで私はず?っと思い悩んでおります。
というのは、コメントをいただいても、なかなかお返事が書けなくて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなのです。
お返事も書かないうちに次の記事をUPするのは、タブーなのでしょうが、著しく時間がとれなくて、不義理に不義理を重ねております。
コメントを下さった皆さん、本当にごめんなさいね。
「マクロビ井戸端会議」などで外出することが多くなってしまい、それに伴ってどんどんとパソコンに向かう時間が減りました。
外に出たときくらいは、パソコンから離れた時間も大切と思って、あえてパソコンは持たずに外出していたのですが、すでに、そんなゆとりはなさそうです。
そろそろ、ノート型パソコンを持って出かけないと、このままではブログの今までどおりの継続が難しくなってしまうかも知れませんものね。
一部の方からは、「コメントなし」の設定にして、発信だけしてはいかがかとアドバイスをいただきました。
しかし、私にとって、皆さんからいただくコメントは、非常に教えられることが多く、「心が通う」宝のような場なのです。
このコメントを通して、どれだけ多くの方々と交流を深め、悩みを語り合ったことか。
すぐお返事は書けなくても、いただいたコメントは必ず拝見させていただいております。
時には、涙を流しながら・・・。
ですから、何としても、この双方向の場は、維持したいと思っているのです。
*    *    *    *
実は、私を忙しくしている原因は、「マクロビ井戸端会議」だけではありません。
なかなか、皆さんにご報告ができないのですが、色々な企画を立てて、その打ち合わせのために、あちこち走り回っております。
昨年から私の周りで、いくつものことが動き出し、同時進行している感じです。
つい、睡眠時間が減ってしまって、反省するのですが、楽しい企画がいっぱいです。
私に気持ちよく協力してくださる方が、今、その準備をしてくださっています。
お仕事もあってお忙しいのに、「マクロビオティックを伝えたい一心」でお時間を割いてくださいます。
どれほど有難く、感謝していることか。
そんなわけで、お返事が遅くなって大変恐縮ですが、どうぞお許しくださいませ。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 6件のコメント

マクロビオティックにおける「過食」の悩み

マクロビ井戸端会議」で各地をまわっていると、次のような相談がとても多いんですよ。
 ?マクロビオティックを始めたけれど、少食に出来ない
 ?マクロビ食にしたら、過食が止まらなくなった
 ?おかずの量を減らせない
 ?マクロビにしてから生理が来なくなった

            *     *     *    *
???を大雑把にみると、?は「少食にしなければいけない」と思い込んでいます。
でも、体がその態勢になっていない時には無理です。
私の経験で判断すると、少食に出来ない人の手相を観せてもらうと、生命力の旺盛な人が多いです。
それだけ、沢山食べても消化・吸収できる体である証拠なのですから、このタイプの人はあまり少食に振り廻されない自由さがあってもいいと思います。
?の「おかずの量を減らせない」問題は、一つは今までの癖・習慣が原因です。
もう一つは、主食の割合が少ないか、主食の吸収が上手くいっていないために、おかずから不足分を補おうとしているためです。

?については、どこの井戸端会議でも、10人に1人は必ずいます。
真面目にマクロビに取り組んでいる人ほど、その率は高いですね?。
この問題は、別の記事で取り上げますね。
             *    *    *    *
きょうの本題は、?の「過食」です。
過食になるプロセス、原因を書くと長?くなるので、結論だけ乱暴に書いてしまいます。
過食になる理由 → 結論:体の要求に応えていない

つまり、人間の体はとても精巧に緻密に出来ていて、何重にも命を守るようになっているのですが、それらは、すべて体が自然に調節してくれますね。
病気を治そうとする「自然治癒力」は、その最たるものです。
言い換えると、体は自分にとって必要なものを、ちゃ?んと知っているワケです。
ですから、「体の要求に従って」食べていれば、大きな間違いはありません。
ところが、何らかの理由で、その「要求」を無視してしまうと、体は不足分を補おうとして「過食」になるのです。
その「何らかの理由」が、マクロビオティックの理論の誤解だったり、思い込みだったり、感情だったりするんですね?。
???は、原因が違うように思うでしょうが、どれも体が不足しているのものを満たそうとしていることに変わりはありません。
よくあるパターンが、甘いものを止めていたけれど、我慢できなくなって一つ食べたら、止まらなくなったというもの。
これは、甘いものを体が求めていたんですね?。
そんな時には、体に負担のかからないもので、求めに応えてあげましょう。
私がいつも笑ってしまうのは、「一つのつもりが一袋食べてしまった」という場合。
アハハ、これはダメね?。
そもそも、一袋あるからイケナイノダ!
なるべく袋物を買わないこと。
もし袋で買ったら、食べる分だけ取り出して、あとは食べられない状態にして捨てること。
捨てるのが勿体ないと思うなら、そんなモノは買わないこと。
買い方、甘いものの種類、食材などを吟味しましょう。
その上で、より良いものを口にする習慣を身につけましょう。
せっかくマクロビオティックに出会ったのですから、Uターンするのではなく、一歩前進してみませんか?

        *    *    *    *      
ところで、★「過食」の人に不足しているもの
それは多くの場合、ミネラルです。
玄米を食べていても、炊き方・食べ方・消化力によって、玄米のもつ栄養分をきちんと吸収できていない可能性が大いにあります。
胃腸の弱い人甘いものが好きな人は、特にこの傾向が強いですね。
それから、意外に思われるかも知れませんが、良質の油分が不足している人もいます。
悪い油・脂をとっている人は、とても多いのですがね?。
余談ですが、油分をとり過ぎると、皮膚がカサカサしてきます。
(小麦粉・粉製品
の摂りすぎでも皮膚は粉っぽくなりますが)
マクロビオティックの勉強を始めた頃は、皮膚がカサカサするのは油分が不足していると思っていましたから、このことを知った時には、目からウロコでしたね?。
あ、横道にそれました。
本題は「過食」でしたね。

マクロビオティックをしていると、最初の頃は、すぐ食べ物だけで解決しようとするのですが、精神的なことはとても重要です。
食べ物と同じくらい、場合によっては、それ以上に精神面での影響が大きいです。

特に「過食」については、精神面の問題と深い関係がありますから、そちらの解決も不可欠です。
愛情不足★も考えてみてください。
愛情はもう一つのミネラルですよ?。
またまた長くなってしまいましたが、最後にまとめとして。
自分の体を信じて、体と対話して、楽しく自然体で暮らしましょう。
その先には、不自然な「過食」はないはずですよ。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 18件のコメント

マクロビオティックにおける甘味料の誤解

マクロビ井戸端会議」で、多くの方々とお話していて痛感することがあります。
それは、「マクロビオティックでは白砂糖はいけないけれど、甜菜糖やメープルシロップは良い」と思っている人が、実に多いことです。

本屋さんに並んでいるマクロビオティックのお料理本を見ると、そのように書いてあるものがあります。
事実、食材として甜菜糖とメープルシロップ、あるいは、米飴も加えてトリプルなんていうのもあったりして、ビックリです。
しかし、これらは誤解です!
甜菜糖やメープルシロップは、「白砂糖よりはマシ」というだけで、体を緩めることに変わりはありません。
ですから、白砂糖の代わりに毎日使って良いものではないのです。
マクロビオティックでは、食材の陰陽を判断する時、「その食材が体に及ぼす影響」を考えます。
ですから、漢方の陰陽とは判断が逆になったりするものがあります。
お酒や香辛料がそうですね。
             *     *     *     *
先日も、黒糖やメープルシュガーなら、普通のお砂糖と同じように、毎日使っていいのだと思っている人がいました。
マクロを始めて2年経っても、体調が悪いので(生理もない)、悩んで私に相談してくれました。
これは、確実に甘いものの摂り過ぎですね。
可哀想です。
マクロビオティックにおける甘味料の認識は、誤解している人が多いので、よくよくご注意くださいね。
             *     *     *     *
甘味料に関して、グッドタイミングのセミナーがありますので、下記にご紹介させていただきますね。
 セミナー名:「スイートサバイバルセミナー
 講師:
大谷ゆみこ
 日時:2007年4月7日(土)・8日(日)
 場所:「
つぶつぶカフェ いるふぁ店(風の舞う広場)」

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 17件のコメント

マクロビ関連まとめて予告!

私は、きょう(23日)から、京都・福岡・高松と回って、30日(金)の深夜に帰宅します。
出発前にお知らせしておきたいことが目白押しなのですが、個別に記事を書く時間がとれませんので、まとめて予告させていただきます。
               *    *    *    *
◆「マクロビオティック料理教室@札幌」

 講師:尾形妃樺怜(リマ・クッキングスクール初級主任講師)
 日時:5月27日(日)午後?夕方・28日(月)午前?お昼過ぎ
 場所:未定
 費用:未定
 世話人:chocoholicさん(ブログ
◆「第3回マクロビ井戸端会議@札幌」

 日時:5月27日(日)夜
 場所:「青い空 流れる雲」(オーナーのブログ
 参加費:未定
 世話人:chocoholicさん(ブログ
◆「尾形妃樺怜先生とマスタークックの土鍋を囲む会@新潟」

 日時:5月5日(土)・6日(日)
 場所:未定(たぶんココ 田舎の一軒家)
 参加費:未定
 世話人:stunさん(ブログ
      emikoさん(
ブログ
       
 

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 5件のコメント