マクロビオティックにおける甘味料の誤解

マクロビ井戸端会議」で、多くの方々とお話していて痛感することがあります。
それは、「マクロビオティックでは白砂糖はいけないけれど、甜菜糖やメープルシロップは良い」と思っている人が、実に多いことです。

本屋さんに並んでいるマクロビオティックのお料理本を見ると、そのように書いてあるものがあります。
事実、食材として甜菜糖とメープルシロップ、あるいは、米飴も加えてトリプルなんていうのもあったりして、ビックリです。
しかし、これらは誤解です!
甜菜糖やメープルシロップは、「白砂糖よりはマシ」というだけで、体を緩めることに変わりはありません。
ですから、白砂糖の代わりに毎日使って良いものではないのです。
マクロビオティックでは、食材の陰陽を判断する時、「その食材が体に及ぼす影響」を考えます。
ですから、漢方の陰陽とは判断が逆になったりするものがあります。
お酒や香辛料がそうですね。
             *     *     *     *
先日も、黒糖やメープルシュガーなら、普通のお砂糖と同じように、毎日使っていいのだと思っている人がいました。
マクロを始めて2年経っても、体調が悪いので(生理もない)、悩んで私に相談してくれました。
これは、確実に甘いものの摂り過ぎですね。
可哀想です。
マクロビオティックにおける甘味料の認識は、誤解している人が多いので、よくよくご注意くださいね。
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甘味料に関して、グッドタイミングのセミナーがありますので、下記にご紹介させていただきますね。
 セミナー名:「スイートサバイバルセミナー
 講師:
大谷ゆみこ
 日時:2007年4月7日(土)・8日(日)
 場所:「
つぶつぶカフェ いるふぁ店(風の舞う広場)」

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ パーマリンク

コメント

  1. stun より:

    http://heavy.typepad.jp/stanfakk/2007/02/post_f975.html
    僕の殴り書きも少しは参考になるかしら…

  2. stun より:

    ごめんなさい、途中で送信してしまいました。
    最近は甜菜糖でもメープルでも量が過ぎると頭が痛くなります。
    これも、陰性な証拠ですよね。
    最近、おかしなどの甘味漬けに甘酒を使い始めたんですけど、優しくていいですね。
    ただ、水あめにしろ甘酒にしろ良いと思われる甘味料は値段が少し高いのですよね。
    高いって事は、あまり使うな、って事なのでしょうね。
    基本的に甘いの大好き!
    なので、甘味問題はなかなか耳が痛いです。

  3. shellpink42 より:

    美風さん、こんにちは。コメント2度目。
    甘味料に関する話、同感です。私もマクロをしばらく続けても体調にあまり変化ないなーと思い、思い切ってそれまで時々使っていたみりんや甘味料一切をやめました。そうしたら額にぶつぶつがいっぱい出てくるのです。それと共に体調もこれまで以上に改善。最近はお菓子を作るときに米あめを使う程度で、メープルシロップの甘みも強く感じるようになって来ました。一番の甘くておいしいのは、やっぱり玄米ごはんです。
    さて、美風さんの刺激を受けて、私もブログを始めてしまいましたよ。お忙しいと思いますが、お時間があればのぞいてみてくださいね。

  4. 鍼美人 より:

    お早うございます
    昔、ある『糖尿病の患者の会』のお手伝いをした事があります。
    その時、代表のところには多くの食品会社から商品の売り込みがありました。
    その中に『黒砂糖はミネラル分が含まれているので糖尿病の方にも安心して使えます』と…
    代表に『どう思いますか?』と聞かれて、マクロビとか低血糖症なんて知らない頃ですが・・・固まった覚えがあります。
    現代人にとっては、『甘味』って何なんでしょうね?
    私のブログでも、『?』してみましたが。。。
    お返事コメントは無いです~(笑)

  5. たま より:

    美風さん、この記事書いてくれてありがとうございます。
    主人が歯医者なので、甘いものの摂取には本当に心配致します。メープルや甜菜糖、蜂蜜・・・。撮りすぎると虫歯や歯槽膿漏を引き起こすことを皆さんにもっと知っていただきたいです。
    美風さんのように影響力のある方が、記事にしていただくと皆さんが気をつけてくださるので心から感謝いたします。

    以前に私のブログに書いた記事です。ご参考になればと思いますのでちょっと長いですが読んでみてください。

    http://blog.goo.ne.jp/mukhayuan/e/df639cfc3cda9c72803c66f7b3bf2529

    http://blog.goo.ne.jp/mukhayuan/e/7e03bb0b3ef2dba19098af02ac06b89a

    http://blog.goo.ne.jp/mukhayuan/e/8d714ff33161d2b8e7ae170e9de8a492

    http://blog.goo.ne.jp/mukhayuan/e/87a5b9dc1c1b89a3495fe12ba9b8b028

    http://blog.goo.ne.jp/mukhayuan/e/0d0f3733dab5d83435f489841defc1c3

    http://blog.goo.ne.jp/mukhayuan/e/e8e0edaefd0c2521c071418853a2e960

  6. TOMO より:

    はじめまして。
    甘味に関して私も気になっていたのでコメントさせてください。
    よくレシピ本やお店の方から、玄米甘酒の甘味は良いと聞くのですが、私の場合は甘酒であってもある程度の量を摂るとどうも体調がすぐれないし、すごく冷えを感じます。
    甘酒も「マシ」なのであって、強い甘みがあるということは緩めるし他の甘味料と同じなのではないかと思うのですがどうなのでしょうか?
    ちょっと気になっていたので勉強させてください。

  7. Maple♪ より:

    私も 最初の頃 誤解していた一人です。
    白砂糖よりはマシではあるけれど、やっぱり摂り過ぎは問題だと最近気づき控えてます。(たまには使いますけど。。。)
    私の場合、料理に少し使う分にはそんなに感じませんが、お菓子に使った場合、ベークした粉と甘味料のダブルパンチでかなりつら~くなります。
    甘酒も自分の経験上、頭痛に襲われます。
    これもみなさん、違うのでしょうね~。
    要は自分の体の反応をみながら、上手に甘味料とつきあうことなのでしょうね。

  8. gissy より:

    マクロ美風さん、こんにちは。いつも自分にとってタイムリーな記事で嬉しいです(笑)ちょうど「白砂糖の害は恐ろしい」も読み終わり、改めて砂糖の害を強く認識しているところです。

    やはり自分の実体験からも、白砂糖以外の甘味は「マシ」というだけであって、確実に影響を及ぼしますね。

    自分は現在本の影響を受けて塩漬けな日々を送っておりますが、毎日飲む梅醤番茶や醤番茶たちの美味しさといったらこの上ないです!それと同時に確かに甘みへの欲求も減ってきたのです。(まだまだ無くなりはしないのですが…苦笑)そして活力も沸いてきている気がします。

    マクロ美風さんが以前の記事でおっしゃっていたように、糖分で苦労している方は塩分の取り方も色々工夫してみるといいのかもしれませんね。

  9. katia より:

    美風さん、ご無沙汰してます。私は7年前に砂糖中毒を脱しようともがいていた時期に、猛烈にこういう甘味に走っていました。そして体調はボロボロでした。マクロやってるはずなのに、なぜーーーー?と泣きたくなるほどに。そして歯槽膿漏や虫歯もありました。あの、激務のサラリーマン生活しながらの自己流マクロの頃にこんな記事に出会っていれば(涙)。。。

  10. 猫だ。 より:

    猫だ。と申します!コメントの投稿は初めてさせて頂きます。
    マクロビの勉強をし始めたばかりです。
    まず出来ることからと思って「肉・魚・牛乳(乳製品)・卵・白いお砂糖」をやめました。
    図書館で借りてきた古いマクロビの本には煮物でも、
    甘くなるものはレシピに載っていません。
    なのに最近出た本にはメープルや甜菜糖など必ず入っているので、
    とっても不思議に思っていました。
    白いお砂糖はダメだけど、メープルシロップや甜菜糖や米飴なら
    使用しても良くなったのかしら?とか思っていました。

    余談ですが、この間ご近所さんから「おはぎ」を頂きました。
    せっかくの手作りなので、ひとつだけ食べよう。
    そう思って食べてみたら甘くて甘くて・・・
    おまけに次の日の頭痛の酷さには驚きました。
    始めたばかりでも、砂糖抜きにしてたから身体からのサイレンに気がついたのだと思います。
    抜いてなかったら身体も慣れていて、どんなに悲鳴あげていても気がつかなかったと思いました。

  11. サニー より:

    私もマクロビを始めて「甘味」には色々考えさせられています。

    少しばかり九星気学なども理解しているので

    子供達への食べ物の選択も自分なりに工夫はしているのですが・・・

    私自身は奥津先生の「まし(増し)」を自分なりに

    考えながら甘味と付き合っていきたいな~と思っています。

  12. かおる より:

    ちょうど5日前から砂糖抜きを決行しております。
    家には甜菜糖もメープルもありませんが、お料理で
    たまに米あめや甘酒を使っています。
    私の場合、それ以外の市販のお菓子がまだ止められず
    和菓子をついつい食べてしまっておりました。
    なんとかこの5日(まだたったの5日ですが)砂糖抜き
    ほぼ実行できています。
    以前は、甘味がほしくて甘酒を薄めて飲んだりしていましたが、最近はやはり甘酒も「マシ」のものであって「常に良し」とするものではないんだな、と学びました。
    白砂糖の害は恐ろしいも読み終えましたが、もう一度この機会に読み直し自分の中でしっかりと甘味について吸収し理解したいと思います。
    (まだまだ勉強不足なので)
    けど、やはり女性らしさをなくさないように
    甘味(陰性)と仲良く付き合っていけたらと
    思っています。

  13. aki より:

    米飴や甘酒でも摂りすぎると頭痛くなります。
    当たり前か

    確かに、マクロビオティックと称する本にも甜菜糖とメープルを使いましょう、と書いてあるものもありますからね。

    マクロビオティック対応ケーキを販売しているカフェのインターネットのサイトで、
    「ベーキングパウダーも使わないので,マクロビを長年経験している方でもご満足頂けるケーキです」
    ってメープルたっぷりのケーキが紹介されてたり。
    長年やってたら粉ものの時点でムリがあるんじゃないか/苦笑

    理屈じゃなくて、体感しないとわかりにくいんでしょうね。

  14. マクロ美風 より:

    stunさん、素敵な記事をありがとうございます。
    stunさんがニコニコしながら甘いものを口にする姿を想像すると、何だか「カワイイ~」と思ってしまいます。

    >高いって事は、あまり使うな、って事なのでしょうね。

    さすがstunさん。
    鋭い見方ですね。
    まったくそのとおりです。

  15. マクロ美風 より:

    stunさん、二度いただいたので、もうひとつ。
    甘酒は本当に優しい甘さですよね。
    やはり、米文化の日本人には、一番合う甘味料だと思います。

    甘酒が出来るまでの発酵の時間は、「心の発酵」にもなると感じます。
    ですから、それを頂くことによって、甘酒タイムでの暮らしが可能になるのではないでしょうか?

    大量生産、スピード生産の波に押し流された生産のシステムが、それらの伝統食を崩したんですよね。

    今、私達がしなければいけないこと。
    それは、細々とそれらの製品を作り続けてくれる人達を守ることです。

    その簡単な一歩は、それらの商品を買うことによる支持ですね。
    消えてしまわないうちに、行動しましょう。

  16. マクロ美風 より:

    shellpink42さん、こんにちは。
    ただ今、shellpink42さんのブログから帰って来ました。
    いいブログですね~。
    感動しました。

    玄米ごはんの甘さで満足できる体だからこそ、あのような素敵な記事が書けるんですね。
    読後感に清々しさがありました。

    ところで、甘さに対しての貴重なご経験がおありですね。
    マクロビオティックの一番のお勉強は、体験することです。
    スクールに通うことだけがお勉強ではありません。

    これからも、日々体で感じながら、ご一緒に勉強しましょうね。

  17. ふたば より:

    こんばんは。
    昨日甘酒スイーツを口に入れるたび、きゅーっと締まる頭痛が起き、その後おでこの真ん中に吹き出物が出来ていたので、とってもタイムリーな記事でした♪

    もともとお菓子はいただきものしか食べないという感じだったので(貧乏だったもので・・・。今ではちょっとよかったと思ってます。)、レシピにあるからといって食べ慣れていないものを食べると反応が強いような気がします。メープルシロップも米飴も揃えたもののあまり使えず、ピーナッツバターも一さじつかったっきりです・・・。

    もったいないんですけども、何でどうなるのかを体験するのは勉強になるので、めげずに(最近はあんまりめげることはないのですが)楽しみながらやっていきます♪

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