京都 瓢亭さんでの課外授業とうれしかったこと

【課外授業】

今日は秘伝コースの課外授業の日でした。
11時45分、見事に全員が遅刻することなく集合してくれました。
定刻通りにお食事がスタートです。
一斉に撮影!(笑)

 
 

コロナの影響でアルコールが飲めないため、自家製酵素ジュースをいただきました。

 
 

正面の左右にある屏風は、北大路魯山人の作です。

 
 

貸し切り状態で、換気もバッチリ!
(もともと自然換気ができている建物ですが^^;)
正面で空気清浄機も稼働しています。

 
 

3時には教室に到着して、中川さんの若かりし頃の写真を見て、一同ビックリ!
だって、スマートなんですもの(笑)

 
 

食べ物で人は変わるっていうことですね。

 
 

【うれしかったこと】

今日、とっても嬉しかったのは、ご家庭の事情でお休みされていた塾生さんが復活できたことです。
マクロビオティックの、「陰あれば陽あり」を実感してくださったことでしょう。
そうなんです。
人生は「山あり 谷あり」なんです。

コロナに負けずに、全員が笑顔で集まれたこと。
これが一番嬉しいことでした。

そして、瓢亭さんの女将さんにも、お馴染みの仲居さんにも、再びお会いできて嬉しかったです。
お座敷でお世話してくださった女将さんはじめ、3名の仲居さんだけでなく、裏でお料理を作ってくださる人たちのおかげで、今年も学びができました。
ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。

※お料理の写真はこちらからどうぞ。

 
 

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中川式鉄火味噌が出来上がりました 節多めです

9月8日から「白露」に入って、23日の「秋分の日」まで、まだ昼夜の温度差が激しい日が続きます。
その温度差で体調を崩しているのか、「もしかしてコロナ?」と心配している人がおられるかもしれません。
ときどき、そんなメールが届きます。

でもね、人間はそんなにすぐ体調が崩れるようにはできていないのです。
ビクビクしないで、自分の身体を信じて楽しく生きましょう。
そうなれるためには、やはり常々体調をベストの状態に保つようにしておかなければなりません。

(たま〜に暴飲暴食でも、うま〜く人生をくぐり抜ける人がいますが、それはもともとの体がたくましくできているので、あまり真似はしない方がよいです。)

一番てっとり早く体調をよくするのは、やはり食べ物の力が大きいです。
早いものでは分単位で効果がでます(液体の場合)ので、食べ物の力を上手に取り入れてほしいと思います。

さて、次々と秋の味覚が登場してきます。
栗が代表的ですが、地味な存在の蓮根も秋には欠かせません。
なんといっても、呼吸器に効果があるので、マクロビオティックや食養を知っている人は、大事に大事に使います。

特に節の部分にその効果が多いので、節を捨てることなく使います。
むそう塾で作っている鉄火味噌も、「節多め」というのがあります。

 
 

今回は「節多め」が出来上がりました。
ご希望者はマクロ美風までメールをください

中川さんのコメントを添えておきます。
【中川善博より】
細かくキレよくできました。
だんだん蓮根も旬に向けてデンプン価が上がっていきます。
季節の移り変わりに翻弄されずに高いレベルで仕上がっています。
皆さんの免疫力強化のお役に立てますように。

*   *   *

【注文できる人】
①むそう塾のパスポート取得者
②愛クラス受講者でむそう塾が許可した人

【注文先】
・マクロ美風宛にメールを送る(郵便番号・住所・電話番号・個数を忘れずに)
・ご連絡:マクロ美風が受信後、麗可さんからiMessageまたはTwitterのDMが届く

【一瓶の内容量】
22g

【送料】
原則として無料(1個の場合は別途送料あり)
※事前にご連絡いただければ、教室でお渡しすることもできます。

【代金】
iMessageまたはDMに記載

 
 

(中川式鉄火味噌 料理:麗可 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

(中川式鉄火味噌 料理:麗可 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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ワクチン接種証明書・陰性証明書に思う

【独自】接種済みなら、宣言下でも県またぐ移動OK…10月以降に「行動制限」緩和へ

何やら、ワクチン接種や陰性証明を条件に、飲食店でのお酒の提供や営業時間、そして「4人まで」の規制を緩める考えがあるようです。
接種済みなら、旅行や出張で県境も越えられるらしい。

さらに、商品の割引や店舗への入場に、接種証明書の活用を認めるのだとか。
それを10月以降、段階的に実施したいようです。

 
 

ほほう、そうですか。
しかし、ワクチンを2回接種しても再感染する人がいます。
ワクチンは重症化を防ぐはずだったのに、死亡する人もいます。
抗体は3〜4か月で低下するという情報もあります。
それらの問題点はどうするのでしょう?

 
 

【陰陽的な生き方】

「押しても駄目なら引いてみろ」という諺があります。
これは、「締めてもダメなら緩めてみろ」と置き換えられます。

これは単に古い言い方だけでなく、陰陽で考えるとものすごくスッキリするのです。
ウイルス対策に陰陽なんて、と思われる方がおられることでしょう。
でも、私たちは陰陽の中で生きているのですから、陰陽で考えるのは当然なのです。

 
 

どんなに強制しても、必ず従う人と従わない人が出てきます。
これが陰陽の世界の現実です。

じゃあ、我々はどうするの?
ワクチンを接種して、政府の言うような行動を取りたい人は、そうすればいいだけ。

お店だって、必ず従うところと従わないところが出てきます。
そうしたら、自分の考えと同じ方向のお店に行けばいいだけです。

もしかしたら、今まで好きだったお店でも行けなくなるかもしれません。
そうしたら、また新しいお店を開拓すればいいのです。
我々は自由なのです。

環境が変われば我々も変わるのです。
それが真の陰陽的な生き方です。

 
 

【菅総理大臣へ】

ということで、菅さん。
どうせお辞めになるのですから、思いっきり緩めてみませんか?
それが経済を活性化させる一番の方法でしょう。

 
 

えっ? そんなことしたらコロナが拡がる?
いや、だから、拡がったものは次は収縮するのです。

あ〜、あなたにこそ、陰陽を知っていてほしかった。
これからの総理大臣には、ぜひ陰陽政治をしてもらいたいなあ。

 
 

マクロ美風の独り言でした(´∀`*)ウフフ

 
 


(マクロビオティック京料理教室 むそう塾の授業より 京料理人 中川善博)

 
 

カテゴリー: 新型コロナウイルス, マクロビオティックの陰陽で考えてみよう | 4件のコメント

私の精神面のルーツを少し 情報の質は人生を変える

【羊羹の想い出】

私は16歳で家を出て自炊生活に入った。
だから、母親がお料理をする姿は、15歳までの記憶しかない。

先日、中川さんが羊羹を切り分ける場面を見ていて、ふと昔の光景を想い出した。
母は羊羹を切り分ける時、予め定規できちっと計っていた。
いつもは計量スプーンとか計量カップを使わない人なので、子供心に不思議に思っていた。

我が家は子どもが4人いたので、羊羹の大きさに差が出るといけないと考えていたふしがある。
子どもというのは、誰しも自分が一番大きいのをほしいと思うから。

 
 

【漬物の想い出】

母は95歳で亡くなったのだけど、その3年前に父が95歳で亡くなるときまで、三食をきちんと作っていた。
さすがに漬物石が重くて、晩年は昔のような漬物の漬け方はできなかったが、自分の体に見合う漬け方を工夫して、漬物を欠かさなかった。

しかし、父が亡くなると、自分のためだけだと三食はいらないといって、食事の回数が減ったらしい。
誰しも食べるのが自分だけだと、作る意欲は失せるものだ。

それでも、亡くなる直前で入院するまで、母の自炊生活は続いた。
なんでもよく作った人だったけど、やはり母の漬物はすごかった。

子どもの頃からそれを手伝わされたので、うろ覚えに記憶がある。
細かい分量は知らないけど、手順は憶えている。

秋になって、大量の大根を干す光景は、近所の人もビックリ!
何しろ1,000本超えなのだ。

なんでそんなに大量の漬物が必要なのか?
それは、近所の男性たちが、父のもとに一升瓶を下げて夜な夜な飲みに来るからだ。
男たちは、母の漬物を「旨い旨い」といって、嬉しそうに食べていた。

 
 

【商家と武家】

母は酒や塩の販売もする大きな商家に生まれた。
その家は大地主でもあったが、農地改革を境に土地は小作人のものになった。
それでも祖父は、13人いる子どもたちに平等に財産を残してくれた。
男の子が11人、女の子が2人。
(3人目〜13人目は後添えさんの子ども。)

母は、実の母を5歳の時に亡くしている。
2番目の弟を産んで、産後の肥立ちが悪く、入院先の病院から帰宅できるというその日に。
それで母は、母方の祖父母(私からは曽祖父母)に尋常高等小学校を卒業するまで育てられた。

曽祖父母は、鹿児島出身で武家教育を母に施した。
だから母は男尊女卑の考え方が強く、私はそれがイヤだった。
私が早く家を出たいと思ったのは、そのせいなのだ。

そんなわけで、母の中には武家の教育と商家の教育の両方が混在している。
そして、私もまた両方の端っこを感じながら生きている。

 
 

【平坦ではないのが人生 あなたの情報は?】

女性としての実務は母から学び、人間としての哲学部分は父から学んだように思う。
そして、夫婦としてのあり方は、父母双方がよいお手本を示してくれた。
途中で戦争を挟んで、不完全燃焼の一生だったと思うが、曽祖父母にしても、祖父母にしても、父母にしても、とんでもなく大きな変化のある人生だった。

まさに天地がひっくり返るほどの激変であるにもかかわらず、全員が95歳超えまで生き抜いた。
それらの体験は、あらゆる面で参考になる。
北海道という地域の面でも、食事という面でも、住まいという面でも、病気という面でも、考え方という面でも。

 
 

今は新型コロナのことで大騒ぎをしているが、テレビのスイッチを切っただけでも、環境は大いに変わる。
野や山や海に出て、人工的な情報に距離をおいてみたら、グンと心が穏やかになることだろう。

ふと思う。
ご先祖さまたちは、いずれも変な情報に毒されていなかったと。

人は、情報過多で死ぬこともある。
あなたの情報はどうだろうか?

 
 


(栗蒸し羊羹 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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初秋の風に吹かれて、京都 岡崎界隈をぶらぶら

きょうは税理士さんに提出する書類を整理して、夕方ポストへ。
私はもともと経理畑出身なのに、税理士さんにお任せするのは気がひけたのですが、仕事が忙しくなるからと、13年前から税理士さんにお願いしています。

最初は平安神宮のところにあるポストに投函するつもりだったのですが、気が変わって別のところで投函することに。
観光客が来ない平安神宮はこんな感じです。

 
 

南側を見ても、歩いている人がいません。

 
 

ストストと歩いて、「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」さんの前にあるポストに投函!┐(´∀`)┌ヤレヤレ
いつものことですが、この書類を投函するとホッとします。

ポストは琵琶湖疏水に面して設置されています。
先日の大雨の影響で、疏水の水はまだ濁っていましたが、そろそろ紅葉が始まっています。
護岸ブロックには水位の跡がくっきり残っていて、あんなに増水していたんだなあと思いました。

 
 

「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」さんは、夕方になるとパンが売り切れてしまうので、どうかな?と思ったのですが覗いてみました。
無事にお目当てのパンを購入できました!

 
 

またトコトコと歩いて、久しぶりに「京都岡崎 蔦屋書店」へ。
やはりここでもお料理本のコーナーが気になる私です💦
おやまあ、本屋さんにお鍋が!

 
 

どうやら、これで白米が炊けるようです。
10分火にかけるだけらしいので、一人暮らしの人にはいいかも?
(試していないので無責任ですがw)
むそう塾生には不要な鍋ですが、一般の人にはよいかもしれません。

 
 

ここでは、他にも本と一緒に関連商品がたくさん置いてありました。
たとえば、京都のお茶屋さん「一保堂」の商品もあります。

 
 

【白露】

きょうから白露。
朝晩はめっきり涼しくなったので、タオルケットから極薄布団に変えました。
季節とともに、少しずつお布団の厚さが増して行きます。

これからは温かいスープのお料理が美味しく感じますね。
とはいえ、日中はまだ日差しが強くて冷たいものも美味しく感じます。

そんなときには梨がオススメ。
梨は繊維質が豊富で、カリウムも多いため、むくみがちな人にはピッタリな果物です。
繊維質は腸内細菌のエサになるので、せっせと摂りましょう。

11月頃まで喉がいがらっぽいなと思ったら、梨を食べてみましょう。
秋は空気が乾燥して、呼吸器が影響を受ける季節です。
そんなときには蓮根や梨で呼吸器を応援しましょう。

 
 

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