夢のような一日

ご縁って不思議です。有難いです。
昨年の3月、マクロビオティック界の大先生お二人の講演会がありました。
私は、その講演会の主催者(Aさん)とは面識がなかったのですが、講演会終了後、図々しくもご挨拶をさせていただきました。
そして、その後の懇親会にも出席させていただきました。
ところが、その後が面白いことに。

そのAさんと2人で一献傾けに行くことになり、話が盛り上がって気がついたら終電に間に合わず・・・。
それからは、座りなおして朝までお話をさせていただきました。
その日は船越康弘さんの講演会が千葉であるため、朝帰りをして着替えて大急ぎで駆け付けたという面白い展開になったのです。
それから1年間、Aさんとはメールやお電話で交流をさせていただき、「今度、埼玉に住んでいる桜沢先生の直弟子さんをご紹介しますよ」と仰っていただいておりました。
それが昨日実現したのです!

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昨日は、あいにく雨の降る寒い朝でしたが、心は期待でポカポカです。
駅まで車で迎えに来てくださった桜沢先生の直弟子さん(Bさん)は、パッと一見してダンディなかた!
実年齢よりずっとお若くて、10歳はお若く見えます!
わざわざ回り道をして、桜が満開の大宮公園や氷川神社を通ってくださいました。
沢山の桜が見事に咲き競っていて、一面が桜・桜・桜なんです!
ただ、ただ、感動しました。

さて、Bさんのお宅に到着しました。
早速書斎に案内されて、色々な本を拝見させていただけることに。
も〜、感激です!
セピア色した本がゴロゴロあって、開くと桜沢先生が飛び出して来そうなほど熱い文章が踊っています。
「あ〜、私が読んだ本の元はここに書いてあったんだなぁ」と思うことしきり。
ところどころにBさんの書き込みや付箋があって、じっくりお勉強をなさっておられたBさんの若かりし日に、想いを馳せました。

次々と登場する本や新聞・資料は、まさに宝珠です。
桜沢如一先生・桜沢リマ先生・久司道夫先生・菊池富美雄先生、大森英桜先生と大森一慧先生の結婚前のお写真等がイキイキと並んでいて、タイムスリップした感じです。
膨大な資料をきちんと整理されていて、とても感動したのですが、極めつきは、原稿用紙500枚にわたる「M I日記」です。

Bさんの1954〜55年までの日記なのですが、M I(日本C I 協会の前身)やマクロビオティックの歴史を知るうえでも、貴重な資料になります。
17歳でマクロビオティックを知ってから、M I入りするまでのBさんの苦労と苦悩を想像すると、今の私達はなんと次元の低いところで右往左往しているのだろうかと猛省します。
この原稿は、Aさんがパソコンに入力して、プリントアウトして、この春に手づくりの本にされました。

「マクロビオティックの源流〜〜代々木西原時代の群像 知らなかった国よ! メゾン・イグノラムス日記」

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お昼には奥様がお作りくださったお料理をいただいたのですが、蓬を摘んで草餅風のお料理にしてくださったり、コトコトと煮込んだスープであったり、心のこもったお料理に感激しました。
はと麦入り玄米ごはんは、とってもふわっと炊きあがっていて、やさしいやさしいお味で、本当に細胞に染み入る感じがしました。
それもそのはず、奥様は桜沢リマ先生からお料理を習われ、ご自宅でお料理教室もされていらっしゃるそうなのです。
納得です。

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昨日はあまりにも充実した一日だったので、とてもこの記事だけでは書き切れません。
この辺で一応区切りをつけますが、大先輩からいただいた素晴らしい「氣」は、今後の私に必ず活かして行きたいと固く決意しました。
それにしても、Bさんのビシッとしていて柔らかい物腰。
体を貫く太い柱。
細身のお体だけれど、とてつもなく大きい精神。

体中でニコニコされる奥様の笑顔。
おやさしいチャーミングな話し方。
50年以上をマクロビオティックと共に生きると、こんなにも素敵なご夫婦になれるのだなぁと、憧れと希望を持ちました。

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私の図々しさから始まったこのご縁。
まずは、快く受け入れてくださって、Bさんに繋げてくださったAさんに心から感謝申し上げます。
そして、マクロビオティックの大先輩として、私のような若輩者にも丁寧に教えてくださるBさんの姿勢や、マクロビオティックに対する熱き想いに触れ、言葉には言い尽くせぬほどの感動をいただきました。
そして、両氏達の活動があってこそ、今のマクロビオティックや日本CI協会があることを思うと、改めてマクロビオティックの真髄を大切にしたいと気持ちが引き締まりました。

私はこの感動とマクロビオティックの真髄を、次の人達にお伝えして行くことで、大先輩へのご恩返しにさせていただきたいと思います。
こんなにも素晴らしい大先輩にご縁をいただいた私は、本当に幸せ者です。
改めて、マクロビオティックに感謝です。

 
 

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「美風ゼミ@仙台」を終えて

只今、仙台から帰るところです。
郡山を過ぎたあたり。


東京は桜が咲いていましたが、昨日と今日の仙台は、冬のコートがちょうどいい感じでした。
でも、仙台の皆さんは意外と薄着。


さてさて、仙台での2日間は、次から次へとよくお話ししましたね?。
東北6県のうち、福島県のかたがいないだけで、5県から集まって下さいました。
長崎から山形に転勤途中のわこさんもゼミに参加してくださって、感激感激でした!
東北のかた、特に山形にお住まいの方、わこさんをよろしくお願いします。
お店情報など、色々教えてあげてくださいね。
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夜の懇親会には、ご一家で参加して下さった人もいて、嬉しかったです。
ゼミは無理だったけれど、懇親会だけでもと参加して下さったかた、お話し出来て良かったです。
エーッ!なんて内容も含まれていたでしょうが、どうぞ、お試しになって、体で感じてみてくださいね。
それにしても、改めて嬉しかったこと。
それは、お子様とご一緒に参加してくださった皆さんのお子様達が、とっても見事に育っていることでした。
一瞬お子様がいらっしゃることを忘れてしまうほど、静かなお子様達でした。
これは陰性の大人しさではなくて、きちんと愛情を受けて育っているんだなぁと思える大人しさでした。
よく、マクロビオティックで子育てをすると、メチャクチャなわがままを言うことなく、落ち着いていると言いますが、まさにその見本のようなお子様達でした。
やはり、しっかりお米が入っているお子さんは違いますね?。
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懇親会後、喫茶店でも話し込みましたが、うなさんの隠れた才能を知ることが出来て、益々うなさんに惚れちゃいました。
楽しかったですね?。
うなさんのキャラ、大好きです!


喫茶店が閉店してからは、わこうちゃんがご贔屓のお店で、またまたお話三昧。
ホテルにチェックインしたのは、きょうの2時でした(汗)
3時にベッドに入り、10時からminminさんと話し始め、11時半からはランチ会。
当初考えていたホテルのレストランが、ウェディングのため貸し切りだったので、急遽別のホテルのランチバイキングへ。
お食事が終わってから喫茶店に流れて、そこでも一杯お話ししました。
そこでは、摂食障害の苦しみや、育児での悩みなどを話し合いました。
頭では解っていながらも、湧き上がって来る反対の感情、イライラ感、パンに対する執着などなど。
その原因は何なのかを探していた時、ふと私がお聞きした一言に答えがあって、大納得!
凄いな?、やっぱり体は正直!
そして、口にするものはコワイ。
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そんなお話も終えて、仙台を出発したのは17時頃。


2日間、それぞれが抱える悩み事を一緒に考えました。
その結果、スッキリした表情でお帰りになられた方が何人もいらして、良かったな?と思いました。


私は相手のお話をお聞きして、私が思うことをお答えさせていただくだけですが、私の話の中からヒントとキッカケをつかんで、ご自分の力で変化されるかたを拝見すると、とても心強く感じます。
嬉しいですね?、こんな関係が。
仙台で素敵なご縁を頂いた皆様、本当にありがとうございました。
またお目にかかれましたら、とっても嬉しいです。


あ、もうそろそろ大宮です。
仙台は近いですね?。
では、また♪


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究極のグルメとは?

マクロビオティックを意識してもしなくても、
正しい食べ物は、命のあるものです。
正しいお料理方法は、その命を壊さずに素材の持ち味を最大限に引き出すことです。

これだけで、何を食べたら良いのか答えは出るはず。
世の中、雑音が多すぎます。
頭で食べないで体で食べましょう。

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で、究極のグルメとは?
断食明けの最初の一口です。
細胞の一つ一つにしみわたる食べ物です。

*    *

これが最も体が欲しているもの。
ティースプーン一杯でも宝物のように思えるはず。
涙が出るかも知れません。
きっと感謝の念が湧き出てくるでしょう
この味を知ったら、あなたは精神的にステージアップ間違いなしです。

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感謝の気持ちが起こらない食べ物、食べ方は間違っていると思います。
食材を育んでくれた地球に、
食材を作ってくれたお百姓さんに、
命を引出してくれたお料理人さんに、
食べ物を口にできる健康に、
そして何よりも、その命を提供してくれた生き物に、
あらゆるものに感謝してはじめて、究極のグルメなのです。

食べる喜びというものは、咽元を過ぎれば忘れてしまう刹那的なものではありません。

 


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親子deランチ会

きょうは、嬉しいことがありました。
2月1日に開催した「第1回親子de美風ゼミ@東京」の参加者同士が連絡を取り合って、「親子deランチ会」を開催してくれたのです。
親子でお食事会のご希望は、前から出ていたのですが、私が忙しくてなかなかお応え出来ないでおりました。
そうしましたら、pocoapocoさんが中心になって、とりまとめてくれたのです。
飛び入りでご参加くださったみぃにゃんさんも含めて、大人6名子供5名のちょうどいい人数でした。
東京駅前の「野の葡萄」でお食事をして、その後有楽町駅前の「MUJI」でティータイムでした。
東京は暖かい一日だったので、植え込みのチューリップが甘い香りを放っていて、とても癒されました。
そして、往復の電車内からは、桜の花がとっても綺麗に咲いているのが眺められて、きょうの気持ちと共に、幸せな雰囲気に包まれました?♪
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せっかくマクロビオティックに出会っても、マクロビオティック仲間が周りにいないのが現状です。
日常的にマクロビオティックの話を出来る仲間がほしい!
そんな人達のために用意されたのが「マクロビ井戸端会議」であり、「美風ゼミ」なのです。
過去にもあちこちで「マクロビ井戸端会議」が開催されて、マクロビ仲間の輪が広がりました。
そして今は「美風ゼミ」をきっかけに、新しい輪が広がりつつあります。
「美風ゼミ」の参加者同士で連絡を取り合って、お食事をしたりメールで励まし合ったりしているようです。
「美風ゼミ」も回を重ねる度に、そんな仲間が増えて来て、とっても嬉しく思っています。
なぜなら、マクロビの仲間づくりは、「美風ゼミ」の大事な目的の一つだからです。
今回もその集まりが自主的に準備されて、私にまでご連絡をいただけたことが、とっても嬉しかったです。
余りにも嬉しかったので、急遽私もランチ会に参加して来ました。
子育て中はストレスとの闘いでもあります。
ですから、このようなランチ会のご縁を大切にしながら、上手に息抜きをしましょうね。
きょうご一緒できた皆様、楽しいひと時をありがとうございました。
またお会いしましょうね♪
そうそう、5月の連休中に、「マクロビ井戸端会議@東京」を考えています。
忙しい毎日なので、はてさて、実現に漕ぎ着けられるかどうか?
皆さんはご旅行でしょうかね??


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ハグ

3月4月は何かと集まりの多い月。
先日、ある集まりがあって、しばらくお会いしていなかった人に、20分だけお会いすることが出来ました。
お見送りの際、彼はふわっと私をハグしてくれました。
!!
時間にして2秒くらい。
まるで、柔らかい羽毛でふわっと包むようなハグでした。
不思議な余韻が今も残っていて、ずっとそれが気になっていました。

今、気づきました!
それは、「氣」のハグだったのです!
腕の存在を感じさせない、体温を感じさせない、極めて陰性なハグです。
でも、ずっと心に残るのです。
さすが、スピリチュアルの専門家だな〜と脱帽しました。
やっぱり、私の2人目の師匠です!

その日の私は、朝からずっと予定が入っていて、集まりの会場に駆けつけたのは22時40分でした。
かなり陽性になっている私を見て、師匠はふわっとした陰性をプレゼントしてくださったのでしょう。
本当にありがたいことです。

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ハグって、ギュッと抱きしめられたり、体温を感じることに心地よさを感じると思っていた私は、まだまだ幼稚でした。
当然のことながらハグにも陰陽があることを、すっかり見落としていました。
そもそも、何のためにハグをするのか?
どんな場面のハグであっても、どれも「氣」の交流が背景にあるんですよね。
となると、この空気のような「氣」のハグは、最も本質的なハグなんだなぁと改めて感じました。
このようなハグをして貰えた私は、本当に幸せ者です。
この幸せを、新たな出会いの時にお分けしたいです!

 


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