こちらの記事にいただいたコメントのお返事が長くなるので記事にします。
<直さんからのコメント>
常々疑問に思っていました。
なぜ、陰性といわれるジャガイモが北海道でよくとられるのか。
この機会に…と改めて考えてみましたが、説得力のある答えが見つかりません。
上記のMoさんの回答だと、寒い地方にはお肉を食べる習慣があるため、一緒に食べて陰陽のバランスを取るため、のようにも見えるのですが。
それは、育つ理由ではないような気がしますし。
育つ過程をもっとよく知れば、理解できるのでしょうか。
寒い時期にとれる陰性の食品なども、その時期にできる意味がありそうですし。
う?ん。
<マクロ美風から>
じゃがいもの歴史を調べると納得できますよ。
もともとじゃがいもはアンデス山脈の高地で栽培されていたという説が有力です。
高地ということは寒さもあるんですね。
ですから、寒い地方でも育つ可能性があるわけです。
そしてじゃがいもは荒れた土地でも育つのです。
とうもろこしも荒れた土地で育ちますが、じゃがいもにはそれ以上の生命力があります。
よく、春先になるとじゃがいもから芽が出てくるでしょ?
暗くて水分のないところでも発芽します。
これがじゃがいもの驚異的な生命力です。
ですから、北海道という寒くてまだ開墾されて間もない土地には、じゃがいもやとうもろこしの栽培が適していたのです。
これらの栽培方法はアメリカから伝導されたものですが、詳しくはネットでも知ることが出来ますので、そちらでお調べくださいね。
私は北海道で農業の経験もあるため、蕎麦やとうもろこしやじゃがいもの出来る土地がどういう状態なのか、体験上知っておりますので間違いないです。
マクロビオティックでは確かにじゃがいもは陰性と位置づけます。
それはじゃがいもに含まれるカリウムが多いためなのですが、カリウムならバナナもとても多いです。
しかし、バナナとじゃがいもは収穫までが大いに違いますね。
マクロビオティックで単に陰性だからダメと言うのではなく、その植物の起源や栽培方法を知ることがとても大事です。
その上で、その物のもつ生命力に着目してください。
じゃがいもには生命力があるからこそ、お米や小麦が収穫出来ない時の代用食になり得るのです。
また、寒い地方では必然的に動物性の食材で体を暖めようとします。
その時にじゃがいもに含まれるカリウムが、動物性に含まれる塩分を体の外に出してくれて、マクロビオティックで言われるところの毒消しをしてくれるわけです。
経験上彼らはじゃがいもを一緒に摂ると体が楽なことを知っていたのでしょう。
さらに、それらの地方では寒い冬には野菜不足になります。
そんな時に加熱しても壊れないじゃがいものビタミンCは貴重な存在だったのです。
それが証拠に長い航海の船乗りたちは、たくさんのじゃがいもを積んで出航します。
船上でビタミンC不足になることを防ぐわけですね。
マクロビオティックにおける食材の陰陽は、形状とナトリウム・カリウムに着目した分類方法なので、絶対に正しいと思わないで、食材の持つ様々な特徴や歴史をしっかりと考えながら、「本当にそうなのか?」ともう一度疑ってみる目も必要です。
そのうえで、ご自分の体調に合った食材を摂取することが大事で、陰陽表の奴隷になって頭でマクロビオティックをしないようにしましょう。
むそう塾ではそこもしっかりお伝えしていますので、幸せコースで一緒に学びましょう。
来年の5月が待ち遠しいですね。