夫の状態は峠を越えた感じがします

9月1日に夫が退院して以来、未経験の出来事に翻弄される日々が続いていました。
その間に塾生さんからの応援メッセージをいただき、どれほど励まされたことか。
本当に嬉しく、涙したこともありました。
ご心配してくださった皆様に、現状のご報告をしなければと思いつつも、記事にすれば暗くて悪い氣を発しそうだったので、書けずにいました。
と同時に、文字を綴る時間を持てないほど時間に追われてもいました。

1か月に1回40分ほどケアマネさんがいらしてくださるのですが、それでは足りないところがあったので、10月1日に私が中心になって「家族ケアマネ会議」を開きました。
そこで、現状を良い方向に打破するために、家族の精神面と体力を考慮して、「今はこういうことをやろう」と提案し、みんなで頑張ることを約束して京都に戻りました。

そうしたら、京都にいるうちに息子から動画が送られてきて、夫が歩いている姿が確認できました。
正直言って、こんなにも歩けるようになったんだと感動しました。
家から歩いて5分のデパートまで、10分かかって歩いたそうです。
デパート内の喫茶店でお茶を飲んで休憩し、帰宅しようと思ったら疲れて足元がふらついてヨロヨロしていたそうですが、それでも10分歩けたことは凄い進歩です。

 
 

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入浴は今まで浴室に私も一緒に入って見守っていたのですが、7日に帰宅すると、夫が一人で入ってみるので扉の前で見守っていてほしいと言います。
そうでしょうね。お風呂やトイレって一人になりたい場所ですから、当然だと思います。
それで私は脱衣室で椅子に座り、夫が湯船につかるとタイマーをオンにします。
何度か試した結果、夫は湯船に首までつかると7分がちょうどよいことがわかりました。

7月に入院してからかれこれ3か月。夫はシャワーばかりでたまに湯船に入れてもらうだけだったので、私は「家族ケアマネ会議」で一人で湯船につかることを目標に設定しました。
というのも、夫は暑さを感じない体になっていたからです。
何種類もの薬を飲んでいるせいもあるのでしょうが、猛暑の夏でも汗をかかなかったのです。
著しく痩せて筋肉が落ちたせいもあるでしょう。

常々ブログでも記事に書いているように、やはりシャワーより湯船につかる方が健康面ではとても効果があるので、私自身真夏でも湯船につかっています。
本当なら温泉に連れて行って、夫の体を温めてあげたいのですが、仕事の関係でそれもままならず…。

 
 

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ところが、たった2日間で素晴らしいことが起きました!
夫は夜間頻尿のため、一晩に4〜5回トイレに起きていたのですが、湯船につかった夜には1回しか起きませんでした。
それで、「それはお風呂のおかげかもね」ということになり、翌日も同じように7分つかって寝ました。
すると、やはり1回しか起きなかったのです。

まだ2晩だけの結果ですが、入浴が体に悪いわけはないので、これから寒い季節に向かって少しでも暑さを感じる体になってほしいなと思っています。
ちなみに、体温は36.5度あるのですから不思議です。

 
 

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7月に夫が入院して以来、息子はずっと夫にかかりっきりで、京都に来れなくなりました。
9月は夫に次々と困った状態が起きて、その対応に息子は精神的に追い詰められていました。
私への風当たりも強く、相当なストレスを受けていることは理解できたので、私は夫と息子の双方をフォローすることに追われました。
夫も息子も守らなければならず私は責任重大です。

でも、幸いに私の周りには私の状態をよく理解して、適切に救いの手を差し伸べてくれる人たちがいました。
本当にありがたいことです。
塾生さんたちが息子にもメッセージを送ってくれて、一人ぽっちの息子はどれほど励まされたことか。
私からもお礼を申し上げます。

今はこんな感じなので、夫の状態は峠を越えたような感じがします。
しかし、この病気は再発の可能性が高いので、まだまだ油断はできませんが、気持ち的に極度の緊張感からちょっと緩めてもいいかなというところに来ました。
あとは夫の「できることを増やす」ことに尽きます。

昨日は息子と喫茶店に行ったり、家族で中華を食べに行ったり、氣を外に向けてみました。
今日は夫の部屋のお片付けをする予定です。
今まで夫のテリトリーとして手を出していなかったのですが、今の体の動きに合わせた状態にしてあげようと思っています。
お片付けは大好きなので、今日はご機嫌な一日になりそうです(^o^)

また明るいご報告ができるように、これからも頑張ります!

 
 

※ 夫の病気関連記事は、こちらの記事で一覧にしてあります。
カテゴリーもあります。

 
 

(私が注文したセロリー麺 銀座アスター川越丸広店にて)

 
 
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