Aさんが初めて愛クラスに来てくれた時、つわりの真っ最中でいかにも体調が悪そうでした。
自己紹介の時に、「上のお子さん二人の妊娠・出産中にはマクロビオティックを知らなかったけれど、今度はマクロビオティックを実践していたから、どんなに軽くなるだろうかと楽しみにしていたのに・・・」という言葉が出てきました。
そして、流産の危険性もありました。
あ〜、可哀想ですねぇ。
Aさんはとても陰性に偏ったマクロビオティックをされていたので、もしかしたら本当に流産してしまうかもしれないと思い、大急ぎで陽性なお食事に変えるようアドバイスしました。
そしてAさんは、むそう塾から帰って翌日からピタリとつわりがなくなりました。
お味噌汁のお出汁も変えてもらい、せっせと玄米ご飯も食べてくれました。
その後、あの愛クラスでの体調不良は別人かと思わせるほどの変化を見せて、あのハードな桂剥き投稿期間中も毎日投稿して、見事「桂剥き美人」に選ばれて、まな板をゲットされたのでした。
単発講座にも東京から通ってくださって、元気な妊婦さんでホッとしました。
妊娠期間はいつも注意が必要ですが、Aさんは、8月3日に突然妊娠29週で出産されました。
予定日は10月17日だったので、赤ちゃんはまだ1,400gと小さく産まれたため、写真のようにいろいろな装置がついて保育器の中で成長中です。
お母さんのAさんは、8月8日に帰宅されて、翌日から上のお子さんのお弁当を作ったりしています。
これから本来の予定日近くまでは、病院におっぱいをお届けすることになりますが、上のお子さんを育てながらですから大変ですね。
お料理センスの良いAさんは、なかなか素敵なお弁当を作ってお弁当投稿も再開し、100点も取られていますが、ご出産のあとなので、ご自身のお体も労ってあげてほしいです。
くれぐれもご無理をなさいませんように。
これから早く、一家五人で揃って暮らせる日を、私も心待ちにしています。
* * *
Aさん、ご出産お疲れ様でした。
そして、お嬢ちゃんのご誕生、おめでとうございます。
流産せずに、無事に生きて産んであげられて本当に良かったですね。
あなたのメールに書かれていた文章を抜粋させていただいます。
>玄米菜食が絶対と思っていた固定観念を打ち破られたように、
>西洋医学を闇雲に否定してしまっていた頑なさもまた、
>今回の妊娠が崩してくれたように思います。
>上の子たちの時は
>産まれた瞬間から必ず側に置いて
>何が何でも完全母乳で…と
>これまたものすごく頑固だったので、
>子どもとの距離があり色んな方々からの助けを実感しつつの子育てはまた、
>何かの思考に囚われてがんじがらめだった自分を解き放つことになりそうです。
>育児とは、自分が視野を広げ成長させてもらうことなんだなと
>改めて思います。
いつも子供は親に何かを伝えるために産まれて来るのだと思っています。
私はいまでも息子から無言に発信されるものを感じながら、日々をコントロールしながら生きています。
周りに存在する人すべてが、自分にとって意味のある存在なのだと思える時、心は穏やかになれるし、成長できると思っています。
お嬢ちゃんは、その身を以ってご両親に訴えたかったことがあるのかもしれません。
聡明なあなたは、そのことをすでに充分認識されていますが、時々むそう塾と一緒にそのことを想い出して行きましょう。
そうすると、子育てが楽になりますよ。
また京都でお会い出来る日を楽しみにしています。
{お母さんの手のひらに隠れてしまいそうな赤ちゃん)
+ – + – + – + – + – + – +
【ご案内】
・これから開催予定の講座案内 最新版
・中川式糠床受付方法のご連絡(2017年度の場合)
・中川式糠漬け(じゃい安)のご注文案内
・中川式鉄火味噌のご注文方法
【サイト内の記事】
・マクロビオティックの盲点
・塾生のきょうの100点お弁当
・陰陽を感じる日々の暮らし
・中川善博から娘へのお弁当
・中川善博厳選!おすすめ器具と食材
美風さん、ありがとうございます。
色んな思いがあり過ぎて、コメントが遅くなってしまいました。
むそう塾に出会っていなかったら、
悪阻で気持ちが落ち込んでいた時、本当に幸せコースの受講をキャンセルしていたら、
今回のお産はなかったのだと思います。
弱気だった私の背中を押して下さり
まだお会いした事もない頃から色々とサポートして下さったお陰で
早かったけど生きて産まれてきてくれました。
まさに赤ちゃんが身をもって
陰陽を体験させてくれ、
日々新たな気付きを与えてくれています。
でも記事の中の美風さんと息子さんのお話を読んで、
私はこの頃
上の子どもたちが発する無言のメッセージを
日々の余裕のなさからシャットアウトしてしまっていたなと、
ハッとしました。
シャットアウトした方が恐らくお互いに大変なのに…
鈍った感性をまた働かせると
訴えていることや
健気に一生懸命その時を生きているのが見えてきて
冷静に、穏やかになっている自分がいます。
そして私の母は、私が無言に発する何かを恐らく感じ取って、絶妙な距離感でサポートしてくれているのだろうなと思い、涙が出そうになりました。
全てが有難いです。
今の気持ちを意識して思い出しながら
新しい命とともに家族で成長していけたらなとおもいます。
これからもよろしくお願い致します。
ぽんちゃん、こんばんは。
一行一行を頷きながら読ませていただきました。
育児期間中の思いは、一言発するにも、いっぱい考えさせられる場面がありますよね。
それはね、自分自身が生き直しをしているから、含蓄のある言葉を探しているのだと思います。
私自身は世間一般でいう育児期間は終わっていますが、心のつながりとしては、一生育児期間なのだと思っています。
よく「育自」と書いて、自分を育てる期間ととらえる人がいますが、本当にそうだと思います。
私は子供を育てることによって、沢山のことを学びました。
それは独身時代の自分の価値観まで変えてしまうほど凄いものでした。
そして今なお学び続けています。
過去記事でそんなことを書いたものがありますので、リンクしておきますね。
・自分の周りに存在している人たちには役割がある 2015.11.30