家事アドバイスをしていて、何組かのご夫婦の例で感じたことがあります。
それはご夫婦が一緒のお部屋で寝たい、もしくは一緒のお布団で寝たい、ということです。
このこと自体は素敵なことですが、赤ちゃんが生まれてからもご主人が奥様と一緒のお部屋に寝るのは、あまりおすすめしません。
それはご主人様の眠りが浅くなるからです。
住環境が許せば、ご主人様は赤ちゃんや奥様と離れて寝た方が疲れがとれます。
他に寝る部屋があるのに、ご主人様が奥様と同じ部屋で寝たいといって、狭いところに親子3人がギュウギュウ寝るのは、睡眠環境として陽性すぎます。
こちらの記事でも書きましたが、眠るときには陰性な環境にしましょう。
ところで、こんなにも一緒に寝たい願望というのは、何かの穴埋めのような気がするのです。
もしかしたら、セックスが遠のいていて、相手がより身近にいることを無意識に求めるのかもしれません。
今の時代はセックスレスのご夫婦も多く、私も随分昔から相談にのってきました。
頭の疲れが多いと、なかなかセックスする気にならないご夫婦が多いようです。
ある程度は個人差がありますが、往々にして性エネルギーが弱い若者が多いですね。
異性間って心がつながっていたら、セックスレスでもいいじゃないかと思う人もいますが、そもそも性の本当の喜びを知っていない、あるいは失敗を恐れているカップルも多いように感じます。
頭が疲れているからこそ、セックスをして体の疲れにチェンジして、質の良い睡眠につなげるとよいのですが、頭が疲れたらそのまま体の疲れにつながってしまう人が多い傾向にありますね。
これはストレスが強い状態を示します。
だからこそ、安心できる人のそばを求めるのでしょう。
まるで子供が母親のそばで安心するかのように。
家事アドバイスをしていると、夫婦別室の方が良い間取りに住んでおられるかたが多くてビックリします。
それぞれのご希望に沿うよう、アドバイスをさせていただきますが、もしかしたら大胆な提案をさせていただくかもしれません。
でも、その根底には、「幸せになっていただくために良かれと思うこと」をお伝えするようにしていますので、このチャンスに便乗してご夫婦の睡眠環境を見直してみるのも良いと思います。
その方がマクロビオティックの陰陽のバランスが取れるようになりますのでね。
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(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 )
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