(地鶏と上賀茂トマトのスパゲッティ 万願寺唐辛子載せ 料理:京料理人 中川善博)
先日中川さんに作ってもらったお料理がとても美味しかったので、お写真だけでも(^^)
他のお料理のために用意していた手羽元が残っていたので、それを少し煮込んでからこんなスパゲティを作ってくれました。
煮こむ時に何やら色々入れていましたが、詳しくは分かりません。
これからトマトの美味しくなる季節ですから、こういうお料理はいいですね。
疲れている時にはこういう滋味あるスープが体に染み渡りますよ。
このスープは本当に美味しくて、舐めてしまいたいほどです。
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ところで、10年以上前の私なら、絶対こういうお料理は食べませんでした。
マクロビオティックの陰陽にこだわり、原理主義者と言われるほどでしたから(笑)
でも、なぜ夏野菜があるのか?
どうしてマクロビオティックをしているのに体調不良の人がいるのか?
そんなことを追究しているうちに、やはり陰陽バランスの問題に行き着いたのでした。
朝まで京都上賀茂の畑にあったトマトや万願寺唐辛子。
それに地鶏。
陰陽の組み合わせとしても良いし、小麦粉の毒消しもできています。
小麦粉の毒消し?と思われる方は、次の記事をお読みくださいね。
「日本人(特にアトピーの人)はなぜ小麦粉を多く摂らない方が良いのか?」
ですから、小麦製品の食べ過ぎはいけないのですが、お食事に軽さを求めたい時にはこんなスパゲッテイもいいですね。
マクロ美風 さま
はじめまして、じゅんこと申します。
毎日、むそう塾のホームページを拝見し、マクロビオティックを学ばせていただいています。
講座の写真を見るたびに、通いたい思いを強くしていますが、迷いも同じくらいある状態です。
このブログの写真を見て、質問させていただきたく、コメント欄をお借りしました。
むそうべんとうの投稿では、『~被り』が指摘されることがありますね。
「地鶏と上賀茂トマトのスパゲッティ万願寺唐辛子載せ」の写真を見てトマトの赤とお皿の赤が
被っているように私は感じました。
中川さんのお料理ですから、被りではなく、意図があってそうされていると思います。
お皿の色の陽とパスタの白の陰かな、万願寺唐辛子の緑を引き立てる赤なのかな、ぐらいしか
私には思い浮かびませんでした。
この料理の盛り付けの陰陽のヒントをいただけますか。
講座の内容に触れるのであれば、結構です。
むそう塾生ではないので、コメントするか迷いましたが、この料理の盛り付けの陰陽をどうしても
知りたくてコメントさせていただきます。
よろしくお願いします。
じゅんこさん、初めまして。
コメントをありがとうございます。
これは公開のブログですから、むそう塾生だけのものではありません。
ご遠慮なくどなたでもお気軽にコメントくださることを想定していますが、どうしても授業の関連記事が多くなってしまい、敷居が高いような感じを与えてしまってごめんなさい。
ご質問のお皿のことですが、これは単純にちょうど良い色のお皿がなかったからということです。
拍子抜けのお返事ですみません。
ご指摘のように赤被りではありますが、この日は肌寒い日であったことから、赤のエネルギッシュさがあっても良いかなと思ってこのお皿になりました。
なお、煮こむということも陽性なので、この日のお料理は比較的陽性が多目の仕上がりになっています。
盛り付けの陰陽に関しては長くなりますので、ここでは割愛させていただきます。
マクロ美風さま
ご返信ありがとうございます。
料理や盛り付けの陰陽だけでなく、その日の天気、温度、また食べる人の陰陽も、と大きな視点で、写真では見えない部分を感じる必要があるんですね。
とても大切なことをまた学ばせていただきました。
ありがとうございます。
じゅんこさん、再びのコメントをありがとうございます。
このメニューは、中川さんが私に何を食べたいかを聞いてくださって、私の希望で陽性よりのお料理になりました。
涼しい日なのにお料理の関係で一日中冷房をかけた場所にいたため、温かくて潤いのあるものが食べたかったのでした。
さらに私はそんなにギンギンの陽性ではないので、このくらいの方が陰陽バランスが取れるからです。
>料理や盛り付けの陰陽だけでなく、その日の天気、温度、また食べる人の陰陽も、と大きな視点で、写真では見えない部分を感じる必要があるんですね。
そうです。
ですから、こうして写真だけを記事にするのは少し危険な場合もあります。
でも、今日のメニューに悩んだ時には、ちょっとお助けになるかなと思って時々美味しかったものをアップしています。
どうぞお気軽にまた遊びにいらしてくださいませ。