有難いと心から思えてこその幸せ

どんなに頑張ってもなかなか思うようにいかない人生の人がいます。
平和だった暮らしが一瞬にして奪われる時もあります。
そんな時には周りの人が羨ましく思えたり、将来に限りない不安を感じて、毎日硬直した精神状態になってしまう人がいます。

でもね、起きてしまったことは過去のことなのです。
過去にとらわれて今が硬直しているのはもったいないですね。
ぜひ視点を変えましょう。
たったそれだけで人生は180度変えることが可能です。

では、どんな視点なのか?
今、生きている幸せ。
今、ご飯が食べられる幸せ。
今、住むところがある幸せ。



こんなふうに考えたら、次々と幸せが生まれて来ます。
最低限、生きているだけでも有難いことなのです。
その上にご飯が食べられたら、最高に幸せなのです。
この二つを忘れたら不満・不安製造機になってしまいます。

先日ご相談された人は、息子や夫が徴兵されて死んでしまうのではないかとか、災害で家族が奪われるのではないかとか、毎日不安でたまらないということでした。
トラウマがあるせいでもあるのですが、だからこそ、不安なことにフォーカスするのではなく、まずは上に挙げた3つだけでもフォーカスして気持ちの転換をはかってほしいです。
それができたら、頭上の重い雲に光が射しこむような気がするはずです。

今まで不調だったことは、その考え方に問題があったわけなので、それを改めれば良い方向に行くと思いませんか?
今まで当たり前と思っていたことが、実はとても有難いことなのだと思えればもう大丈夫なのですが、なかなか人間は強欲なのでその有難いことを忘れてしまうんですよね。
難儀があるからこそ有難いが生まれることを今一度心に留めなければ、生きる原点を間違えてしまいます。

失えば得られるものがあります。
失うことにビクビクしないで、今感謝出来ることを探しましょう。
感謝にフォーカスした思考パターンは幸せを呼び寄せます。

 
 

京都 南禅寺

 
 

(京都 南禅寺にて)

写真は南禅寺を流れる琵琶湖疎水の水です。
水は流れてこそ清くなります。
人の心も同じ。
停滞した心は幸せにつながりません。

 
 
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コメント

  1. おはる より:

    美風さん、こんにちは。
    この記事に、むそう塾に出会った時からずっとの、私そのものの姿だと、コメントさせていただくのも申し訳ない思いです。

    欲張らずに今このひとつひとつを大切にすることが、今までずっとの課題です。
    いざ向き合うと抱え込みすぎてアワアワしたり、諦めて変にダラダラしたり、、ですが、「今まず何をするか?この時間をどう使うか?」と、具体的に意識してます。

    不安については、以前より落ち着いてはきましたが、人生設計は全くもって準備不足です、。

    この記事を、何度も読み返し、流れることと、流れに委ねることを感じていきたいです。

    ありがとうございます。

    • マクロ美風 より:

      おはるちゃん、こんばんは。

      人生って面白いと思いませんか?
      色んな人との出会いって本当に楽しいと思いませんか?
      ありきたりな人生設計をするよりよっぽど楽しいはずです。
      私はね、人生設計って自殺行為に等しいと思っているの。
      ですから、ノビノビと「今」を楽しんでください。
      その上に結果が乗ったのがおはるちゃんの人生です。

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