中川式糠漬けの食べ方と糠床を受け取ったらするべきこと

本日は中川式糠床を宅配希望された方々への発送があります。
<重要>中川式糠床発送日のお知らせ
まさかとは思いますが、念のため書いておきます。

明日(23日)の午前中に届く人がほとんどですから、受け取ったらすぐに透明のシール蓋を外して、底から混ぜてください。
(シール蓋は輸送用なので、その後は使いません。)
軽く混ぜるのではなく激混ぜです。
これは酸素を供給するためです。
激混ぜの定義が分からない人は、Twitterでつぶやいて中川さんに教えてもらってください。
みんなで勉強しましょう。

糠床はたくさんの菌が生きているので、それらの菌をいかに上手に操るかが糠床の生死の分かれ目となります。
すごく大雑把な書き方をすると、生き物である私たち人間がされてイヤなことは、乳酸菌もイヤだということです。
糠床の中では酸素が好きな菌と嫌いな菌、それに酸素がちょっとだけ好きな菌などがせめぎ合っているので、いかに乳酸菌を増やして助けてやれる菌を増殖させるかにかかっています。
まずは糠床の構造を知ること。
そのための解説図をしっかりと頭に叩き込んで日々の管理を細心の注意で行なってください。

少しでも不安なときにはすぐ中川さんにメールを送ること。
刻々と状態は変化して、あっという間に哀れなことになります。
菌の世界というのはそれほど微妙なものなので、子供の熱と同じだと思って急いで対応してください。
iPhoneのショートメッセージでも結構ですから、糠床の状態を言葉に置き換えて伝えてください。
・酸っぱさはどのくらいあるか
・しょっぱさはどうか
・苦味があるか
・水分はどうか
・色はどうか
・変な臭いはしないか
・胡瓜が何時間で漬かるか
・茄子は何時間でどのようになったか(切り口を写真に撮って送る)

上記のうち酸っぱさとしょっぱさは必須です。
塩気が足りないと腐りますから、この2つは絶対キープしてください。
過去にもこのブログには糠漬けに関する記事がたくさんありますが、なかなか味の判断が難しいようなので、今は「じゃい安DIRECT」を注文して味を比べてもらう方法をとっています。
糠床が中川さんから届いても、時々DIRECTを頼んで味を確認して下さい。
この方法によって昨年は多くの人が越冬できました。
やはり食べ物は直伝でないと伝わりませんね。

なお、糠漬けは本家のじゃい安レベルにキープしないと、体への効果が薄れます。
このことは、多くの塾生さんの体調と糠床の状態を何年も見てきて出た結論なので、「糠漬けもどき」を食べるのではなく、ちゃんと本家の味に近づける努力をしてください。
そして、一切れ二切れとすこ~し食べるのではなく、豪快に1本丸かじりするくらいの勢いで召し上がってください。
そのくらい召し上がって眉をひそめるのは、お塩の正しい知識がない人たちです。
実際に食べてみて、体の調子を観察して、糠漬けが体にとってどれほど良いものかを実感してみてください。

上手に漬かったら、こちらの瑠璃茄子投稿に新しいページを追加してください。
皆さんの糠床ライフを応援しています!

 
 

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(瑠璃茄子 塾生作品(No21-2)じゅん子さん

 
 
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