マクロビオティックの大先輩からお手紙と本をいただいた。
便箋4枚にビッシリと書かれた几帳面な文字が懐かしさを誘う。
私が京都通いを始めてから、猛烈な忙しさのために一度もお会い出来なくなってしまい、誠に申し訳なく思っている。
Facebookに載るお写真でご活躍のほどは伝わってくるのだけど、こうしてお手紙をいただくとやはり嬉しいものだ。
私も久しぶりにペンを取って文字を走らせる。
今はメールのやり取りは膨大な量を日々こなしているが、こうして文字を書く行為はめっきり減ってしまった。
文字は書かなくなると下手になるというけれど本当だ。
思うように筆が動かない。気に入らない文字が並ぶ。
そういえば文字というのは人柄をよく反映する。
私は昔から大きな文字を書く癖があり、スピードがある。
その代わり楷書は少ない。この辺にも陰陽が現れてくるから面白いものだ。
筆圧はほとんどなく、ペンが便箋をスススーッと走る。
だからどんどん書き進む。
ハッと気づくと便箋が何枚にもなってしまう。
これはブログの記事でも同じで、私の想いが手を伝って外に飛び出て行く感じがする。
ペンを持つときも、キーボードを打つときも、勝手に手が動くのだ。
夫はそれを不思議がるけれど。
私のために歌まで詠んでくださった。
ありがたくて、もったいなくて、マクロビオティックへの想いを新たにした。
右の一首は初めて私が大先輩にお目にかかった日に詠んでくださったそうだ。
左の一首は今回詠んでくださったもの。
まさに今の私は火の玉のような想いを抱えながら日々を転げるように生きている。
猛スピードでこなすことばかりが待っている。
そんな中での手紙の時間は、突然目の前に現れたオアシスのようなひとときだった。
尊敬するマクロビオティックの大先輩とこうして文字でつながれる喜びに浸った一日だった。
せっかく書いた手紙なのに、バッグに入れたまま新幹線に乗ってしまった。
明日、むそう塾の前のポストから投函しよう。
(何をしているんだか・・・笑)